インタビュー

アイドリング!!! 伊藤祐奈「卒業までにみんなとディズニーランドに行きたい!」【ライブドキュメント&インタビュー】

2015年03月08日 06時00分

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4曲連続の最後を飾る『キミといたナツ』の意味


「キミといたナツが今 遠ざかっていく……」。まるでこれから起こる出来事を暗示していたかのような、思い出に後ろ髪を引かれながらも、前に進む決意を歌う旅立ちの曲。メンバーたちも、そして伊藤祐奈も、これまでにない感情を込めてパフォーマンスしているように見えた。「たくさん 思い出くれたよね ずっと忘れない」——。
 
「皆さんに報告があります」と一歩前に出た伊藤祐奈が涙をこらえる。客席から「マジかよ……」と呟く声が聞こえる。
 
「頭が割れるくらい悩んで出した決断です」。何度も溢れる涙に遮られながら、卒業の意志をファンに伝えた伊藤祐奈。言葉に詰まった静寂が起こるたび、多くのファンの鼻をすする音が、言葉にならない声が漏れているのが聞こえてくる。
 
 放心状態の観客たちに、いま何を思うべきかを関谷真由が教えてくれた。「祐奈ちゃんが私たちNEOのことをしっかりまとめてくれて、色んなことを教えてくれたから、ここまでやってこれました。だから、今度はみんなで祐奈ちゃんのことを、精一杯応援したいと思います。残り1ヶ月、祐奈ちゃんと一つひとつの時間を大切にして、思い出を作っていきたいと思います」。

 ライブ最後の曲は『Someday,Somewhere』。NEO楽曲でも異色な、まるで会話のように歌われるバラード。それだけに、メンバーの込み上げる感情よりストレートにぶつかってくる。「いつかまたどこかで」と、別れと同時に再開を約束する歌詞は、ファンの気持ちそのものだろう。
 
「まだ実感がわかないけど、前からずっと決めていたことで、こんなバタバタしている中でタイミングは悪いんですけど、それも伊藤祐奈らしいなと思っていただけたら嬉しいです」。とスピーチして、ステージを降りようとすると、客席からは「ゆうな」コールが自然発生する。感謝と照れが入り交じった伊藤は、ミケーラに「絶対泣かないと思ってたけど、泣いてる?」と水を向けるのが精一杯。するとミケーラがステージ袖のスタッフに何やら言付けを受けてステージに戻る。
 
「さっき、祐奈ちゃん4月3日をもって卒業って言ったけど、4月5日の『アイドリング!!!FES』が最後ですよ!」と訂正する。
 
 他のメンバーたちも「実は気づいてた……」と言うと、会場も暖かい空気で和む。卒業が2日延期した、というお得感と言うべきか。
 
「こういうところを直していきたいですね。洗濯物をたたむ。キャップは締める。ちゃんとした大人になれうるように。それに、これは明るい卒業で、何も問題を起こしてないですからね! これだけは言っておきたいんですけど、何も撮られてません! 明るい一歩を踏みだすのでみなさんよろしくお願いします!」
 
 絶妙なコスりを入れてくるリップサービスは、やはり伊藤祐奈の面目躍如。この日の事を、2014年2月にグループを卒業した事務所の先輩でもある遠藤舞に話していたという伊藤は「今までの卒業生の気持ちが分かった。まいぷるさんと電話して、すごく緊張するから気をつけな、と(笑)。せりにゃんからは、発表の前にニヤニヤするなと言われて」と告白すると、その様子を見守りに来ていた長野せりながサプライズでステージに登場。ミケーラが「卒業の先輩じゃないですか!」と歓迎する。
 
「おめでとう! いまバタバタしてるけど(笑)、(3月28日に卒業するから)最後まで見れなくてゴメンね」と長野が言葉をかける。
 
「ひぃーちゃんにくるみん、らむも来ていて、ほんとにいいグループだなぁって」と言うと、伊藤は思いきり泣いてみせた。忠告通り、ニヤニヤはしていなかったことを確認すると、長野を含めた8人で「NEOでした!」と締めてステージを後にした。


[LIVE PHOTO]

■次ページは「公演直後インタビュー」
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