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中3の4人が大きな夢を語る! さくら学院ライブレポート

2015年03月29日 07時00分

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メンバーも父兄も、寂しさを吹き飛ばすようにライブを楽しむ

 次の曲は『FLY AWAY』。さくら学院のデビューアルバムの冒頭を飾ったノリノリの楽曲。フロアは「ハイ!ハイ!」と手拍子でヒートアップ。そして『I・J・I』、『オトメゴコロ。』と、爽やかな楽曲の多いさくら学院としては異色とも思える「オンナ心」を歌ったナンバーで父兄たちの気持ちを波立たせる。少し大人びた歌詞もダンスも、この時期の中3にはピッタリとくる。成長と時の経過を感じざるを得ない。

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 『オトメゴコロ。』ではアクシデントも。体調が悪くなったのか、磯野がステージを下がってしまう。そのままMCに入り、メンバーたちは「熱気が凄いねえ、暖かいね」と口々にコメント。ステージ上はかなりの暑さと思われる。「莉音大丈夫かな?」のメンバーの声に、菊地が「多分今、(昨年度生徒会長の堀内)まり菜ちゃんが夢の世界に連れてってる」とアドリブを効かせる。するとメンバーたちは「まり菜ちゃん何やってんだよー!」と、口々にブーイング。父兄たちからも笑いが起こり、関係者席のある2階を振り返る。会場のどこかで見ているであろう堀内が、「え?何すか?」とキョドっている光景が目に浮かんだ(笑)。

 磯野不在のまま『マシュマロ色の君と』がスタート。歌い手のいなくなった磯野のパートを懸命に歌う父兄たち。感動的な友情ソングで、図らずも生徒たちだけでなくフロアの父兄たちとの絆が感じられ、ウルッとさせられてしまう。曲最後で磯野がステージに戻り、照れたような笑顔をメンバーたちに向ける。たいした事態ではなさそうで一安心。フロアからは「莉音!」の大歓声。そのまま新曲の『さよなら、涙。』へ。ノートに残された友の気持ちを歌った新しい友情ソング。ノートを開く振りが印象的だ。

 MCでは磯野が「『マシュマロ色の君と』でまり菜ちゃんに連れてかれて…」と言うと、「大丈夫だった?変なことされなかった?」とメンバーたち。磯野は「起きたら『さよなら、涙。』になってた」と笑わせた。「10人じゃないとさくら学院じゃないからね」の言葉に、会場から拍手がわき起こった。

 さて、ライヴは終盤。『アニマリズム』、『Hana*Hana』と動物、花言葉がテーマの楽しい楽曲が続く。比較的アップテンポな曲や歌詞の楽しい曲が多いこの日のライヴ。卒業式はまだこれから。まだまだ泣かないでね、とのメッセージが込められているかのようなセットリストだ。ステージ上もフロアも湿っぽい雰囲気はない。皆この瞬間を目一杯に楽しんでいる。

 そして本編ラストは『message』。1stアルバムの最後を飾る、どこか懐かしいメロディの楽曲。友情や夢、そして成長していく素晴らしさや切なさが詰まっている。フロアはまるで満開の桜のように、ピンクのフラッグが揺れている。いよいよ蕾が開こうとしている中3の菊地、水野、田口、野津の歌声が心に染み渡る。

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タグ: さくら学院 

          

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