月刊エンタメ

嶺脇育夫と南波一海のアイドル三十六房EN! 完全版

2015年07月28日 07時00分

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――そういえば、来月は三十六房が新宿ロフトでイベントをやって、そのまま放送するということですが。

嶺脇 僕等が『Japan Idol File 2』を作って、それをネタにいろいろとやってくださいって言っていたら、ロフトさんがコンピに参加しているアイドルを呼んでイベントを開くと、そこに僕等が乗っかるということですね(笑)。

――嶺脇さんと南波さんの握手&チェキ会もロフトさんが企画して。

嶺脇 それはね、こちらからの提案(笑)。

――では、整理しておくと、そのイベントでCDを買うと嶺脇さんと南波さんと3ショットチェキを撮れると。もうすでに買っている人は、CDを持ってくるとサインと握手ができる、ということですよね?

嶺脇 そうだけど……買う人いるのかな(笑)。

南波 絶対いないですよ。

嶺脇 4000円くらいするからね。

南波 アイドルのインストアイベントとかを見てると、CD買ってる人ってそんなにたくさんいない。アイドルですらいないのに、僕等とチェキを撮るために買うわけがない(笑)。

――イベントも楽しみですね。月野あかりさんも出るという。

嶺脇 初ライブで……ラストライブ(笑)。あの歌声が聞けるんですよ。もうプレミアム感が半端じゃないよね!

南波 持ち歌も1曲だしね。でもちゃんとした衣装もある。

――それで、そのイベント後に三十六房もやると。ただ、イベントは有料なのに、三十六房は入場フリーっていう(笑)。

嶺脇 よくロフトさんもOKしてくれたよね(笑)。来た方はグイグイ飲んでもらいたいね。

アイドル・コンピレーション・アルバム 『JAPAN IDOL FILE 2』

――次回の放送が楽しみですね! ということで、今回は前回の当連載で話題に上がった「段原瑠々」さんについて、意見があるということで、ライターの小野田さんと編集部の島村に来てもらいましたので、ぜひ4人で話し合ってください(笑)。

島村 だって、あの研修生発表会の最大のテーマは「段原瑠々の二連覇」だったわけじゃないですか。

小野田 言いたいことはたくさんあるんですけど、かいつまんで言うと「じゃあ、実力公開査定テスト、一体なにをテーマで見てたの?」ってことですよ!

嶺脇&南波 (爆笑)

小野田 どんな試合でも興行でも自分なりのテーマを持って見るじゃないですか。今回で言うと、昨年の段原さんの活躍を見ていたら、このテーマ以外ないでしょと。それ以外だったらマニアックすぎるでしょ。普通はその角度でみるでしょ、あの発表会は。だからお二人がなにを言ってるのかがわからない!

島村 あの発表会は「段原さんが連覇するのか、遮られるのか」っていう見方で行ってましたから、我々は。だから「二連覇ならず」っていう結論になったと。その衝撃がなかったですか?

嶺脇 全然なかった(笑)。そもそもね、僕は去年、武藤彩未さんのトークイベントで……。

小野田 えっ!

嶺脇 いや、出演者の方よ! 仕事よ、仕事! でもね、あとから段原さんが獲ったって聞いて衝撃だったのよ。だって、ほとんど見てない子が獲ったから「どんな子なんだろう」っていうのは思いましたね、去年。今年は新しい子が入ってくるって言うのは分かってたから、そっち見てましたね。浜ちゃんいないし。

小野田 社長的には、浜ちゃんなき今、どういうテーマで見てたんですか?

嶺脇 テーマか……(笑)。浜ちゃんいないから、確かに注目する人はいないんですよ。だから、新たな注目を探すっていうテーマかな。

――南波さんはいかがでしょうか?

南波 う~ん……そういう見方してなかったからなぁ。でも、「生タマゴshow!」はずっと見てきたから、そこではっきりと、船木結ちゃんがヤバイっていうのはわかってたから。

小野田 センスの塊ですよね!

島村 南波さん! いい見方してますね(笑)!

南波 逆に、その時点で段原さん中心の物語を作るっていうのは難しくないですか?

小野田 いやいや、段原さん去年が圧勝だったじゃないですか。その段原の牙城を崩すのは誰かっていうときに、こぶしとかつばきとかにガーッと入ったと、そうなるとますます段原圧勝度が高くなったと。

南波 そこは難しいところだとは思うんですけど、そもそも評価軸としてスキルが全てじゃないと思うんです。加賀さんは、去年、最初に歌って、歌メンとされていながらも緊張で実力を出し切れなかった。さらに、在籍期間も一番長い人ですよ。だけどモーニング娘。とか、ほかの新しいグループのメンバーにまだ選ばれていない。その物語をファンは見てたんですよ。だから、純粋に実力主義で見てるかって言ったら、それはまた別の話で。そこも加味されてると思う。

嶺脇 1回目のたなぴょんに近いかなって思ったね。僕はあれは明らかにそういう物語への票が入ってるなって思ったし。

小野田 確かに判官贔屓てきなのはあったかもしれない。

嶺脇 知り合いのヲタの子と話してて、誰と悩んでるのって聞いたら、加賀ちゃんに入れるか、高瀬さんに入れるかって悩んでて、最終的には「頑張ってきたし」っていうことで、うん。断トツで高瀬さんが良かったって言ってたのに。だから、そういう物語の強さっていうのはあるかもね。

小野田 お二人が言うように、スタッフは置いておいて、観客はガチガチの実力主義でヘタしたら、高瀬さんが圧勝すると思ったんですよ。スキルだけね。ところが、ウェットな感情が入って……。

南波 それもあるかもしれませんが、結局アイドルは「それ込み」だと思うんですよ。

嶺脇 アイドルだからね、スキルだけじゃない。僕なんかはそっちを見ちゃうから。できない子ほど大好きだから。できないことが肯定されるのが、唯一アイドルだから。それもある種のスキルだからね。無意識のスキル。だから、それはそこを選ぶのもね。その人の価値観のスキルで選んだってことだからね。

小野田 そもそもね、アイドルに票を入れるっていうこと自体がね……定義が難しいし、残酷だしさ……。
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