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5代目生徒会長 磯野莉音が語るさくら学院2015 完全版

2015年07月30日 07時00分

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磯野莉音
いその・りのん
2000.11.16生まれ(中等部)
神奈川県出身

——レゲエのフェスが多い夏だと、TIFや様々なフェスの出演がありますもんね~。そういえば、以前に夏フェスシーズンが終わった頃から“各年度の色”が見えてくると、前生徒会長の菊地さんも話していました。そこで、磯野さんが見てきた“各年度の色”というか、印象を教えてもらえますか? まずは2011年度の初代から。

磯野 正式に転入生として受け入れるのは、莉音と華が初めてだったのもあってか、先輩たちにとっても初めてのコトだらけだったし、その頃は、メンバーそれぞれが自分を磨くコトに一生懸命な感じで。だからこそ、その姿を見て「私たち後輩も先輩に追いつけるように成長しよう!」って、みんな頑張れたんだと思います。

——それがゆえに、時には衝突するコトもあったりして?

磯野 中3メンバーは自分らにとって最後の年だったから、『オトメゴコロ。』のタイトルを自分らで決める際にも「。は絶対つけたい!」とか、曲やダンスの振り1つ1つにも想いを込めていた分、さくら学院に対する想いが強すぎて衝突するコトは、結構あったりして。でも、その先輩たちの想いに気付いたコトで、「自分も、このままでいいのかな?」と考えるようになりました。

——先輩たちのさくら学院への想いの強さに触れて、磯野さん自身も変わり始めたんですね。

磯野 その頃、1回だけ学院祭で、みんなが出来ているコトを自分だけが出来ないのが悔しくて、泣いちゃったコトがあるんですよ。当時、それを見た先輩たちも「転入生が頑張っているんだから、自分たちも頑張らなきゃ!」って思ったそうで、その話しを最近聞いて、改めて互いの存在が高めあっていたんだなぁと感じました。

——そんな初代の先輩たちですが、個別の印象は?

磯野 (松井)愛莉ちゃんは、(三吉)彩花ちゃんと(武藤)彩未ちゃんの間にいるイメージ。正直、彩花ちゃんと彩未ちゃんは雲の上の人というか、気軽には話しかけづらい感じだったんですが、愛莉ちゃんは不思議と話しやすくて。さくら学院の相談事も愛莉ちゃんにすると、それを他の2人に伝えてくれたり、本当に“間”を取り持っていてくれる存在でしたね。

——かなり頼れる先輩だったんですね。

磯野 彩花ちゃんに関しては、クールなイメージしかなくて……小等部の私たちからしたら、話しかけてイイのかさえ分からない位。別に怖かったワケじゃないんですが、「お喋りしているヒマがあるなら、練習しなさい!」みたいな雰囲気を出してましたね。それに彩花ちゃん自身も女優業もやっていてレッスンに参加できるコトも少なかったのに、自分に与えられた課題は、ちゃんとクリアしてきていたのでスゴイなぁって思ってました。

——後輩には厳しく接しつつも、尊敬できる先輩かぁ~男前ですね!

磯野 彩未ちゃんは小さい頃から、色んなお仕事も経験していたし、可憐Girl'sとしても活動していたから、歌うコトとか踊るコトに対しても、すごい真剣でストイック。常に他のメンバー以上に練習していた姿が印象的でしたね。2011年度卒業の先輩たちが“清楚なさくら学院”のイメージを作ってくれなかったら、今のさくら学院はなかったと思うし、初代生徒会長は本当にさくら学院にとって、一番大事な存在だったんだと思います!

——続いては2012年度です。

磯野 すーさん(中元すず香)とまりり(杉本愛莉鈴)が、スゴイ歌を楽しんでいる感じがしたし、礼儀に関しては「お辞儀に気持ちが込もっていない!」って、怒られたり……。

——へ~、それは誰から?

磯野 すーさんからです! 2012年度は父兄さんへの感謝の気持ちを教えられた年でしたね。

——その頃の磯野さんって、まだ小等部ですよね? 今とは違いましたか?

磯野 去年ぐらいから、スゴイ色んな言葉も覚えて……改めてさくら学院の歌詞を読んだら、ホントいい歌詞だなって思ったり。小等部の頃に歌っていた時とは違う感情が芽生えてきて、「自分が今ステージに立てているのは、卒業生がいたお陰なんだな」って思うようになってから、感謝する気持ちも強くなりました。

——成長とともにリスペクトの気持ちが強くなってきたんですね。中元さんがそういうタイプの先輩だったとは意外!

磯野 2011年度までは、全然言わなかったんですけど、生徒会長になってからは、さくら学院への想いが強いからだと思うんですが、たくさん怒られました。

——しかも、中3が自分だけの中で生徒会長になって、なんか言わなきゃみたいな思いがあったんですかね?

磯野 すーさんの時も「心配!」って父兄さんたちから言われていたから、すーさん自身が、「ちゃんと出来るかな?」って心配だった部分もあったのかも。

——本年度もそうですが、下級生との年齢差が大きいと“自分が引っ張らなきゃ!”みたいな気持ちは強くなるかもですね。

磯野 莉音の場合は、小5からさくら学院に転入してきたから、年下の子たちの気持ちも分かるけど、すーさんって最初から中1なんで、小5の気持ちはあんまり分からなかったと思うし、だからこそどうするべきか? って、すーさん自身もスゴイ悩んでいたんだと、自分が同じ生徒会長になった今なら、分かりますね。

——最上級生として、先輩たちの気持ちも分かるようになったんですね(感動)。2013年度はいかがでしたか?

磯野 (堀内)まり菜ちゃんは、昔から“絆”って言葉を口にしていたし、まり菜ちゃんが生徒会長になって、改めて「さくら学院って絆が強いグループだな」って思うようになりました。本当にあの4人からは、色んなコトを教わりました。

——それぞれから、何を教わりましたか?

磯野 ねねドン(杉﨑寧々)は、初のトーク委員長として、自分たちらしく自然体で、なおかつ年下の子もちゃんと喋れるようにするにはどうすればいいんだろう? って、かなり考えてましたね。個性が引き出されるタイミングって、トークが多いじゃないですか? あの頃、ねねドンが頑張って下級生の個性を引き出してくれたから、今のウチらがあると思うし、莉音の個性も、ねねドンが一番引き出してくれたんだと思います♪

——先輩が背中を押してくれるって重要ですよね。では、飯田さんからは?

磯野 らうちゃん(飯田來麗)は、パフォーマンスに対する姿勢。自分は嫌われてもいいからって、メンバーにいっぱい注意してくれたり……。幼稚園の頃から仲が良かったらうちゃんが、さくら学院のために顔笑ってる姿を、ずっとカッコイイなって思って見ていました。

——佐藤さんからは何を教わりました?

磯野 日向ちゃんはムード委員長だから、ライブ前にレッスンが続いて、みんなが疲れてきた時に、日向ちゃんが一声掛けるダケでみんなやる気になったり、明るくなったりするから、スゴイ大事な役目だと感じました。

——今年のムードメーカーは?

磯野 多分、(山出)愛子だと思います。あと意外と(倉島)颯良ちゃんも! 楽屋では結構うるさいんですよ。だからLoGiRLでは、そういう一面をもっと出して欲しい! ホントに全然違いますよ、まだ殻を破ってない! 颯良ちゃんなんかもう、最近は在校生メンバーの中で、一番うるさいんです(笑)。人見知りだから、知らない人がいると静かになっちゃうんですけど。それと、愛子はスタッフさんの前では結構、猫を被ってます(笑)。

——あれで猫を被った状態ですか? むしろライオンって感じですが(笑)。とはいえ、知らない人がいる現場って結構あると思いますし、大丈夫ですか?

磯野 そんなワケで、ライブでも初めてのスタッフさんがいると、結構静かになっちゃいます(苦笑)。

——アハハ、それは大変。と若干、脱線してしまいましたが、最後に3代目生徒会長・堀内さんの印象を!

磯野 まり菜ちゃんは「いつ自分のコトをやってるんだろう?」って不思議に思う位に、いつもさくら学院のことばっかり考えてて。それに、まり菜ちゃんも自分の弱さを見せなかった人だし、実はさくら学院の中で一番真面目だったんじゃないかって思います。

——実は、かなり真面目な先輩だったんですね! 堀内さんといえば、妖精ネタやアニヲタ、「◯○ッス!」という語尾もあったりして、かなり濃いキャラのイメージがあります。

磯野 確かに、ああいうキャラは今までも、まり菜ちゃん以外にいないですね(苦笑)。でも、アレって普段からそうなんですよ。

——普段から? 家でも?

磯野 そう。あと、まり菜ちゃんがお母さんと電話しているのを横で聞いていると、“お母くん”って呼んでいます! で、またそのお母さんも天然なんで、電車の発車ベルを聞いて「アラ、みんな同じ携帯の着信音だわ!?」って言ってたりして(笑)。

——アハハ(爆笑)。

磯野 だから、まり菜ちゃんのキャラは遺伝子レベルなんだと思います!

——やっぱり2013年度もしっかり個性的でしたね。では、2014年度は?

磯野 去年は由結と最愛がベビメタの活動で、華と友那乃がHGSの活動があって、中3がいない時間が多かったんですけど、だからこそ下級生みんなが、それぞれ“さくら学院を自分が引っ張っていかなきゃ!”っていう気持ちをもって、成長出来たんだと思います。TIFの時も、由結と最愛が、海外から「今レッスンどう?」とか心配して、メールをしてくれたり、悩みを相談した時に勇気づけてくれたりして、“離れていても心は一つ”っていうコトを教えてもらいました。

——まさに『ハートの地球』ですね。以前、2人にインタビューした際にも、「下級生の精神的ケアが、TIF前の時期には大切!」って話していました。

磯野 去年は、みんな悩みがあると、遠くにいる最愛と由結にも相談してましたからね。

——やはりTIF前の時期って悩みがあったり、メンバー間で衝突するコトが多いんですね。具体的に言える範囲で、例えばどういうコトが?

磯野 転入生も馴染んでくるし、レッスンなんかで毎日のように一緒にいるので、メンバー各々のイイ部分も悪い部分も見えてきちゃうんですよ。それで、最愛と由結が間に入って話し合いをしたりもあったし、課外活動で大変だったと思うんですけど、ホントに助かりました!
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タグ: さくら学院