インタビュー

【緊急インタビュー】乃木坂46中田花奈に聞く——アイドルが葛藤を明かす時

2015年09月29日 19時14分

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——それとアンダーライブ全体の話で、3rdでノンストップをやってしまったので10月の4thはどうするんだろうというのがあって。

「毎回毎回最高なライブを作ってきたつもりで、ただ、(堀)未央奈がセンターになったことでいままでになかった色が見えてくるのかなという期待感は強くて、新しいライブが作れたらいいなと思ってます。私自身もアンダーライブで初めてのフロントで、ろってぃ(川村真洋)とシンメということもあってがんばりたいですね。ろってぃのほうが全然ダンスがうまいから恐れ多いけど、私だけが褒められる以上に『ろってぃとかなりんがいいね』と言われるとうれしいんです」

——まずはいまの位置で腐らずにがんばるしかないと。

『もちろん上は目指したいですし、自分が才能を発揮できるような場所をみつけたいと思ってます。みんなが特技を身につけて外に行くなかで置いていかれたくないなって。どうしたらいいですかね? ……と言われても困りますよね(笑)』

——『乃木坂って、どこ?』での自虐ネタはプロデューサーの方が評価してましたよ。『乃木坂工事中』にリニューアルしたことで途切れてしまった感がありますけど。

「自虐で言ってるつもりはなかったんですよ。マイナスなことを言ってるかもしれないけど、そこに嘘はなくて本当のことを言ってるだけなので」

——「『おいでシャンプー』の時が全盛期」とも言ってました。

「私的には一番キラキラしてて、テレビや雑誌にも出る機会が多かったので間違いではないかなって(笑)。応援してくれる方の中には『そういうことを言わないで』と言ってくれるんですけど、ネタで言ってるから安心してほしいんです。お父さんからの『ルックスのビハインドをキャラで取り返そう』というコメントも私は『面白い』と思ったんですけど、なかには『そんなことないよ!』と言ってくださるファンの方もいて。深刻に受け止めずにラフな気持ちで応援してくれるとありがたいですね」

——全国ツアーのVTRでは、「下がっていく姿を見せるアイドルは珍しいと思う」と発した後に「このままで終わりたくない」とも語ってました。中田さんのアイドル像として、葛藤を口にするのはアリですか?

「『そういうことを話すのってアイドルとしてどうなの』という意見もあると思うんです。一緒にAKB48さんを観に行ってた友達に言われたんですよ。『最近はアイドルを追いかけてなかったけど、花奈の話を聞いて全部ネガティブで悲しかった』って(笑)。でも、私個人は悪いことだとは思わないんです。言わない人は言わない人でアリだと思うけど、アイドルの葛藤を知って『この子に何があったのかな』と考えるのも好きなので。

——自分が理想とするアイドル像と現在の自分に距離はありますか?

「別モノだとは思ってます。ブログとか文章は本心なので、そこは作りこめないですから。ただ、歌やダンスといった練習してどうにかなるものは作りこめるので、ステージ上では自分の目指すアイドル像に近づけるようにパフォーマンスしてます」

——ところで、アイドルヲタクとしての活動は続けていくんですよね?

「755で『ヲタ活やめた』と書いたら話題になってしまったんですけど、全国ツアーで忙しかったのと、夏休みをいただいたのにライブに行かなかったというのもあって、いまはやめているというだけで。『乃木中』のヲタ活ロケの時とは違う変装が思いつかないというのもあるので、新しい変装が思いついたら再開すると思います」

——そうなんですね。

「ただ、dropのしずりん(杉野静香)さんが好きだったので、卒業されてしまった後、気持ちが路頭に迷ってるんですよね……」

 


 10月2日、中田のファンにとってうれしい発表があった。13thシングル『今、話したい誰かがいる』(10月28日に発売)で、中田は2つのユニット曲に参加しているのだ(2曲参加は乃木坂メンバーで1人だけ)。中田・北野・寺田・中元・堀のアンダーユニットの『大人への近道』、中田・万理華・井上・優里・桜井・西野・若月の『他の星から』ユニットによる『隙間』だ。2ndシングルの時期を「全盛期」と自嘲している中田だが、そろそろ第2の全盛期が訪れそうな予感?

(聞き手・大貫真之介)

中田花奈

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タグ: 乃木坂46