ライブレポ

父兄待望の科学部が新たなメンバーで復活! さくら学院祭2日目昼ライブレポート

2015年11月05日 15時00分

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初めての部活動、初めての学院祭……それぞれの想いを胸に顔笑る生徒たち


 ここからはサクラデミー女優賞のコーナー。MCの森先生は「昨日は取り乱してしまいましたが、今日の昼はそれ以上に取り乱したい!」と宣言して喝采を浴びる。今回の女優は白井、倉島、岡崎、藤平の4人。白井の「ピッピッ!」という合図でカルガモの親子のように入場した4人。ノリノリの後ろ2人と対照的に倉島はひとり暗い表情(笑)。かなり恥ずかしかったようだ。岡崎は「緊張してるけど、メグちゃんに賞を取るにはなりきればいいよと言われたのでなりきります」と宣言。「あいつもうそんな上から目線なんだ。私去年賞取ったって先輩ヅラしてるのね」と森先生。緊張する藤平には白井が「こう見えて意外と小悪魔。おませさんかも」と期待した。今回のお題は「かくれんぼの最中に、一緒に隠れる先輩にグッとくる一言」。小学生の藤平が有利そうなお題だ。相手の先輩のセリフは会場の父兄たちの担当。森先生は「台詞言わない人、照れてる場合じゃないですよ。青春の忘れ物を取りに行くんです!」と煽って拍手を浴びた。

 トップバッターは岡崎。「え、そんなに離れなくても……もうちょっとくっついてほしいな」とやって場内はヒューヒューとはやし立てるが、続くセリフが出てこず「あの…あの…」と詰まって照れたような困ったような表情。これがリアルな告白なら、ここで思わず抱きしめてしまいそうな状況だが、鬼の森先生は非常の「カット!」(笑)。後ほどやり直すことに。続いて藤平は「まだちっちゃいけど、ここに隠れられなくなるくらい大きくなるから待っててね♪」と可愛らしい告白。森先生も「背伸び感がよかった!」と絶賛だ。ここで岡崎のやり直し。先ほどのセリフの後、「ここからまだ見つかりたくないな、だって他にいないんだもん、二人きりになりたい人」と今回は決めてくれた。

 残りはOLvsヤンキー(笑)。藤平に指名された次の女優は倉島。「中2でかくれんぼしないよ」と尻込みする倉島に、「俺は大学生でもやるタイプだ!」と切り返して拍手をもらう森先生。倉島、ジブリ感を取り戻せるか?「今ふたりきりだから言えるけど、ずっと好きでした。かくれんぼ終わったら返事ちょうだい?」と爽やかな決め台詞!森先生は大興奮で「ど真ん中ストレート!偉い!倉島のストレートは速い!」と大絶賛だ。残るは白井。「妄想が凄そうだ」と森先生。藤平に「いけー!!」と送り出された白井の告白は「このまま見つからないといいね。そしたら好きな人と一緒にいられるのに。ね、この後ふたりで抜け出しちゃおうよ!?」。途中までは横を見ながら、最後のキメは相手の目を見て言うという高等テクニック!場内も大拍手だ。かくれんぼというより合コンでの告白のような大人っぽさで、さすがOLキャラとうなってしまう(笑)。「しーちゃん若く見えたよね」と倉島の一言も良かった。

  拍手投票の結果、優勝は圧倒的な差で白井に決定。ご褒美のウイニング小芝居で白井は「ね、目をつぶって?(チュッ♪)みんなには秘密だよ?」、キュートなキス顔で父兄たちを完全ノックアウト、森先生の取り乱しっぷりも最高潮だ(笑)。「俺としていいか?」と我を忘れる森先生に、「先生奥さんいるでしょ?」とツッコむ岡崎。森先生は「そういうんじゃないんだ、純粋なエンターテイメントです!」と突き抜けた表情(笑)。藤平は「もう、お姉ちゃんみたい」と尊敬のまなざしだ。

 大興奮のサクラデミー女優賞が終わりライヴ再開。『Pumpkin Parade』、『Planet Episode 008』と楽しい曲が続く。様々なお楽しみが詰め込まれた学院祭に、とてもマッチする楽曲だ。MCでは盛り上がって大歓声を送る客席に磯野が「プロレス観戦みたい」と笑わせる。話題は科学部に。オーディションでKYGが大暴れした件に触れ、岡田が「KYGの名付け親はメグなんだよ」と拍手をもらった。その岡田は「(科学部でメグの名前を表す)Mg3がカッコ良くてお気に入り」と語り、続けて「メグ、初めて部活に入部しました!これからもっと顔笑ります!」と興奮気味に語る。声は若干上ずり、瞳が潤んでいる。ようやくもらった部活動が心底嬉しいのだろう。場内からは「おめでとう!」の温かい拍手がわき起こった。倉島も「去年シャッフルユニットで科学部をやったけど、正式な部員になれて嬉しい」と喜んだ。身長が高い部員が揃って衣装もアップデートした新生科学部の今後に期待したい。

 続いては新曲の『マセマティカ!』、そして2010年度の曲である『チャイム』。年度が変わっても一貫して学校生活をテーマに友情や夢、挑戦することの大切さや成長していくきらめきを歌ってきたさくら学院。青春時代を通り過ぎてしまった父兄たちにとっても、2度とは戻れないあの頃を鮮やかに思い出させてくれる…それがさくら学院の楽曲でありライヴの魅力なのだ。ラストの曲は『ハートの地球(ほし)』。「どこにいたって、同じ月が浮かぶ」「離れていても同じ夢が浮かぶ」と歌う12人の生徒たち。その想いは客席で応援する父兄たちだって一緒だ。

 アンコール。お馴染みの購買部のチャイム。ICカードホルダーをオススメする白井と吉田。「社員証も入れられます!」との商品説明に苦笑いが起きる。商品説明が終わったところで残りのメンバー10人が登場。前に出てきた山出と岡田が購買部の売り文句である「ぜひチェックしてみてください!」を乗っ取り(笑)。大きな拍手がわき起こる。「購買部の役なんだけど」と不満顔の白井だが、「みんなやってみたいんだよね」と山出。というわけで全員による「チェックしてみてください!」が実現。悪ノリする磯野生徒会長は「12人の購買部が結成されたところで…」と転入生の感想へ。吉田は「メガネが曇っちゃったけど楽しかったです!」と笑わせ、岡崎は「父兄さんとたくさん盛り上がれて、新曲もやれて楽しかったです!」と嬉しそうに語った。

 「卒業生や応援してくれる父兄さんのことを思って歌います」という紹介で始まった次の曲は『マシュマロ色の君と』。この曲を聞くと毎回涙がにじんでしまう友情ソング。くやしさや涙も汗もたくさん詰まったさくら学院での生活で支え合う仲間たちや見守り応援してくれる卒業生や父兄たち。いつまでもずっと、そんな“マシュマロ色の君”でありたいと思う。

 「12人で気持ちを一つにして、いつも応援してくださる父兄さんに感謝の気持ちを伝えたい」と白井が紹介する最後の曲は『君に届け』。この曲もさくら学院での活動、夢に向かって顔笑る姿や支えてくれる人たちへの感謝の思いが込められている。でも、本当に感謝すべきなのは僕たちの方なのだ。いつも笑顔で元気で前向きな彼女たちに会う度たくさんの元気をもらっている。困難なことも多い人生を生きていくための糧になっているファンがたくさんいるのだ。ステージに並び感謝の気持ちを伝える12人の生徒たちに、僕たちも精一杯のありがとうを贈りたい。

 昨日同様、大満足のライヴとなった日曜日の昼公演。嬉しいことに、この日はまだ夜の公演が残っている。彼女たちに感謝の気持ちを伝える場がまだ残っているのだ。


セットリスト
01 目指せ! スーパーレディー -2015年度-
02 Song for smiling
03 Hello! IVY
04 サイエンスガール ▽ サイレンスボーイ (科学部 科学究明機構ロヂカ?:Ver1.2)
05 すいみん不足 (帰宅部 sleepiece)
06 Pumpkin Parade
07 Planet Episode 008
08 マセマティカ!
09 チャイム
10 ハートの地球
<アンコール>
11 マシュマロ色の君と 
12 君に届け

さくら学院『さくら学院 2014年度 ~君に届け~』

竹崎清彦 アイドル、ファッション、スポーツ、ゲーム攻略本など幅広く執筆。趣味はライヴ観戦。好きなアーティストを追いかけ世界中どこへでも行きます! 80年代モノに詳しい。
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タグ: さくら学院