ライブレポ

5周年へ想いを繋ぐ最高のライブに さくら学院祭2日目夜ライブレポート

2015年11月05日 18時00分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
歌やダンス、そしてたくさんの想いを受け継ぎ、5周年ライブへ


  ここで恒例のサクラデミー女優賞のコーナー。森先生は「悲しいことがありました。昼の部を見た初代生徒会長の武藤彩未が、Twitterで『森先生は冷静さを失っている』とコメントしてた」と笑わせ、武藤に対しては「すまん」と言いたいと続けたが、「だが俺の生き方は変えられない!」と宣言して拍手を浴びた。今回の女優は磯野、黒澤、山出、吉田の4名。テレビ戦士・黒澤の力を借りたというおかしな歌を輪唱しながら入ってきた4人に戸惑う父兄たち。今回のお題は「引っ越ししてしまう先輩のトラックを追いかけながらグッとくる一言」。

  先頭バッターは磯野。「先輩、ウチのものになってくれるべ?」と方言で告白。場内からは可愛い!の声も飛ぶが、森先生は「ほしかったのと違う。生身のやつがほしいんだよ!」とやり直しに(笑)。出来るまで居残りという森先生に磯野は「シンデレラタイム過ぎちゃう」と言うが、森先生は「それはいいです、今日は捕まってもいい」と返して喝采を浴びた。

 次は吉田。「先輩、そよ伝えたいことがあんねん、そよ、先輩がめっちゃ好きやねん!」と大阪弁で告白。場内は大歓声! 悶絶の表情をしている父兄が多数確認できた(笑)。絶賛する森先生に磯野は「先に方言使ったのは私なのに!」と抗議するが、森先生は「これが吉田の素顔だ」と認めない(笑)。

 山出は「先輩、愛子が会いに行くまでずっと忘れないで待っててください。大好きです!」とストレートにキメて森先生もノリノリで大喜びだ。黒澤には「頼むね、本当楽しみにしてるんだから」と期待する森先生。「先輩!ずっと私のこと忘れないでくださいね! 忘れたら許しませんから。次会うときは先輩が一目惚れするような女の子になってますからね!!」と、まるで舞台女優のような通る声で告白。森先生も「仕上がりすげえ!」と大絶賛だ。

  最後にやり直しの磯野。「何で気づかないんだよバカヤロー! 大好きだったぞ!」と今回はストレートに決めて大きな拍手を浴びる。やり直しさせた森先生もこの結果に大喜びだ。拍手投票の結果、磯野が圧勝。ウイニング小芝居では「父兄さん、愛してまーす!」とプロレス的にキメて爆笑と大きな拍手をもらった。森先生は「入口はゲスで酷いけど、最後さわやかに終わってよかった」と締めた。

  今回のサクラデミー女優賞は、12人ともなかなかレベルが高かったが、森先生はストレートな告白が好き、ということもよく表れていた。そして終始取り乱す森先生が印象的だったが、会場にいる父兄みんなが大いに取り乱し、生徒たちの告白を楽しんだということではないだろうか(笑)。

  ライヴ再開は『Pumpkin Parade』から。不気味に可愛く、ゾンビのようにパフォーマンスする生徒たちの姿が楽しい。カボチャ頭になった藤平をかつぎ、ケープをひらひらとさせる生徒たちの一体感も印象的。『Planet Episode 008』は何度観ても楽しい曲。個性豊かな惑星たちの表情が生徒たちの個性に重なって面白い。

 MCでは『Pumpkin Parade』での役割分担に触れ、パンプキンマンが山出→藤平、肩車して主に肩を支えるのが磯野→倉島、肩にパンプキンマンの足を乗せてマントをひらひらさせる役が倉島→大賀、足首を持つ一番楽な役が白井→岡崎に変わったことが説明された。また、過去には堀内まり菜や水野由結が担当した『Planet Episode 008』の木星役が麻生に変わったことも説明されて拍手を呼んだ。複雑なフォーメーションの変更などは興味のある父兄も多いはず。今後も楽しく説明してくれると嬉しい。

 今年の新曲『マセマティカ!』に続いて本編最後は『message』。2010年度、最初のアルバムのタイトルトラック。さくら学院や生徒たちの素晴らしさがじんわりと沁みてくる。生徒たちも父兄も一緒に、この素敵な瞬間を噛みしめるようにフラッグをゆったりと振る。楽しかった学院祭ももうすぐ終わってしまう、一抹の寂しさも味わいながら。

 アンコールではまず購買部の白井と吉田が登場。今回はハロウィン缶バッジを紹介するが、既に売り切れということで客席からは「えーっ!」の声が。『ピース de Check!』では「客席の学院祭Tシャツが嬉しいです!」と白井。曲が終わり、ステージに全員集合。大賀が「森先生が舞台裏で反省してた」と言うと、場内は苦笑い。森先生が身を削って生徒たちの個性を引き出そうとしているのは父兄たちもよくわかっている。磯野の「そんな森先生をこれからもよろしく」に温かい拍手が起きた。

 学院祭の感想、麻生は「サクラデミーで父兄の皆さんをキュンキュンさせたり、この時期にしか出来ない『Pumpkin Parade』を披露できて楽しかった」とニコニコの笑顔。藤平は「父兄さんがいっぱい盛り上げてくれて嬉しかったです」と無邪気な表情で語った。お知らせでは12月5日6日に行われるライヴ「さくら学院 5th Anniversary LIVE ~ for you ~」では、ずっと置き去りにされている「あの問題」を解決して披露するかも? と発表されて会場は大きなどよめきに包まれた。どんな形で披露されるのか楽しみに待ちたい。また同ライヴが全国の映画館で両日ともライブビューイング中継されることが発表され、大きな拍手をもらった。

 「私たちは来月5周年を迎えます。そんな私たちにとって大切な出発の曲」と磯野生徒会長が最後の曲『夢に向かって』をタイトルコール。生徒たちにとっての夢。女優や歌手、モデルになる夢、そしてスーパーレディーになるという夢は、父兄たちにとっても大切な夢である。そんな素敵な夢を共有し応援できることは父兄たちにとってはこの上ない喜びなのだ。だから卒業生たちみんなの動向を気に懸け、活躍に心を躍らせる。12人の在校生の夢も叶うよう見守っていこう、そんな思いで手を振りながらステージを去る12人を見送った。

 早いもので年内のライヴは神奈川芸術劇場での2公演。さくら学院にとってもファンにとっても大きな意味を持つ5周年ライヴを楽しみに待とう。


セットリスト
01 目指せ! スーパーレディー -2015年度-
02 負けるな! 青春ヒザコゾウ
03 ベリシュビッッ
04 ミラクル♪パティフル♪ハンバーガー (クッキング部 ミニパティ)
05 サイエンスガール ▽ サイレンスボーイ (科学部 科学究明機構ロヂカ?:Ver1.2)
06 Pumpkin Parade
07 Planet Episode 008
08 マセマティカ!
09 message
アンコール
10 ピース de Check! (購買部)
11 夢に向かって

さくら学院『さくら学院 2014年度 ~君に届け~』

竹崎清彦 アイドル、ファッション、スポーツ、ゲーム攻略本など幅広く執筆。趣味はライヴ観戦。好きなアーティストを追いかけ世界中どこへでも行きます! 80年代モノに詳しい。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

タグ: さくら学院