インタビュー

新曲『パラダイム』は無個性な若者への怒りのアンチテーゼ、ひめキュンフルーツ缶が熱く語った!

2014年08月19日 10時00分

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■ひめキュンの個性は5人組になってから極まった

――前作の『ハルカナタ』がわりとポップな曲調だったので、今回の『パラダイム』でいつもの激しいひめキュンに戻ってきた感じがします。

岡本 『ハルカナタ』はカップリング曲も落ち着いた感じだったので、久しぶりにガツンときた! っていう感じです。

――いっぽうでカップリング曲の『サマーストーリー』は、曲調的に『ハルカナタ』寄りの路線です。

河野 『サマーストーリー』に関しては、今回初めて「UNLIMITS」の清水さんに作っていただいた曲なんですが、仮歌をもらった時点でものすごく出来上がっていて、これでもう販売できるくらい完成形だったから、私たちが歌っちゃっていいのかなって(笑)。

――ひめキュンのライブは、曲調や激しさだけでは留まらない独特な雰囲気を感じさせます。そんなひめキュンらしさに関してどれくらいオリジナリティーを意識しているんでしょうか。

河野 オリジナリティーを意識してっていうか、気づいたらこうなっていた(笑)。

岡本 ほかのアイドルをあまり知らないっていうか、アイドルは好きだったりするんですけど、社長とかスタッフがふだんバンドに携わってる人たちなので、アイドルを手がけるのが初めてで、バンド仕様で教えられたんだと思います。

谷尾 ライブがすごく多いんですよ、土日は絶対ライブあるし、土日以外もライブがあったりするし、夏休み春休み冬休みも毎日ライブがあって、とにかくライブ漬けというか。それを重ねているうちにライブ感というか、自分たちのライブの作り方がだんだん生まれてきて、今の形になったのかなって思います。
 

河野穂乃花(こうの ほのか)、1995年2月3日生まれ

――ライブの本数だと他のアイドルも多いところは多いですよね。

河野 ワンマンが他のアイドルより多いと思います。自分たちの専用劇場(松山キティホール)がありますし、定期ライブも東京、名古屋、大阪でやっています。フェスとかの対バンでロックバンドさんと一緒にやることも多いので、そういう影響もあると思います。

岡本 全国ツアーがアイドルの中では多いと思うんです、それも全部クルマ移動で、社長が「ツアーはクルマじゃないと意味がない」って(笑)。

――対バンやフェスへの出演が多いと、他のアイドルの現場を観る機会も多くなりますが、何かしらの影響や発見はありますか。

奥村 影響っていうか、純粋に楽しんでます。ライブを観るのが結構好きで、自分たちの出番が終わったら舞台袖や関係者席からずっと観てたりするんですよ。そのときは、こういうやり方もあるんだなっていう見方ですね。

菊原 昔は影響を受けたり、あんなことをしてみたいなと思うこともあったんですが、今はひめキュンはちょっと違うから、同じことをしてもダメだってことがわかってきたりして、純粋に可愛い! って思って観ています。

岡本真依(おかもと まい)、1997年6月11日生まれ

――ひめキュンは愛媛日産の店舗でのミニライブなど、地元でライブをやる機会も多いですが、愛媛の人はアイドルだと思ってひめキュンを観に行ったらめちゃくちゃロックなのでびっくりしたりしないんですか?
 
奥村 ショッピングモールでライブをしたら、耳をふさいでいる人もいたりしました(笑)。
 
河野 初期のころはイベントやお祭りとかいっぱい出てて、そのころは衣装も制服で可愛い曲を歌っていたころなので、いま観たら衣装が全然違っていてびっくりするかもしれないですね。
 
――初期の話が出ましたが、デビュー(2010年)したころにはロック的要素が少なかったですよね。そこから音楽性が変化していったのはなぜでしょうか。
 
奥村 最初のころと変わっていったのは多分、メンバーが減ったことが大きいのかなって。8人のときはフロントのまいまい(岡本真依)と後ろのメンバーという感じだったんですが、メンバーが減ったことで一人一人がもっと頑張らないといけないと思うようになりましたね。たとえばステージを大きく使おうみたいな。だからあんなに激しくなったのかもしれないです。
 
河野 最初に1人辞めたときには「7人で頑張ろうね」という感じだったんですけど、また2人辞めるってなったときは「え、なんで!?」って感じになって、辞めたことを後悔するくらい、残ったみんなでいいものを作ろうっていう強い思いがそろったんです。ひとつの目標に向かって頑張れるようになりました。
 
岡本 3人が辞めた時期が危機っていうか、社長も「もう解散するか?」っていう感じでした。その時のヤバいっていう気持ちや、ここで辞めたくないっていう気持ちとかが一気に爆発して、グイーンって変わったのたかなって思います。
 
谷尾 最初のころはただ漠然とやっていた気がします。楽しいし、将来有名になりたいっていう気持ちもあったけど、ライブはこう頑張ろうとか、そういう目標を立てたりもしていなくて、甘かったと思うんです。それが5人になったら、一人一人がどう思っとるかをちゃんとミーティングするようになったし、一つの目標にちゃんと向かえていることが一番大きいと思います。ひとりでも違うことを言っていたら前に進まないと思うし、ライブもいいとは思ってもらえないと思うし、気持ちがひとつになったから、そこから変わっていけたんじゃないかなって思います。
 
菊原 その頃からどんどん愛媛県外に行き出したんです。アイドルフェスにもたくさん出させてもらって、自分たちと違うグループがこんなにたくさんいるんだって刺激にもなったし、自分たちを見つめ直す機会にもなりました。それでミーティングとかライブ映像を見ながらの反省会が増えたし、目標を持つというのもナチュラルに変わっていったと思います。
 
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