AKB48の総合プロデューサーの秋元康氏が公開トークライブアプリの「755」で、ファンからの質問に応じる形で、来春にも北海道・札幌を拠点とする姉妹グループ「SPR48」を始動することを明らかにした。
AKB48グループにとって「SPR48」の発足は一つの夢でもある。
昨夏にAKB48グループ初の札幌ドーム公演が開催される前には、「なぜ? AKB48は札幌で、コンサートを行なうのか?」、「なぜなら、SPR48(札幌48)を作りたいから」というメッセージが流れるCMが道内限定で放送。
当時、AKB48グループ総支配人を務めていた戸賀崎智信氏も、当時一部スポーツ紙が報じた「SPR48」発足のニュースを「具体的な計画はありません」と否定する一方で、「今は、北海道に一人でも多くのAKB48グループのファンが増えるように努力して、いつか、札幌に専用劇場とSPR48を作りたいと思います」と、将来的な発足については含みを持たせた。
さらに、AKB48グループ総監督の高橋みなみも、卒業生の前田敦子が登場したことでも話題になった札幌ドーム公演に出演した際に、「始動したいという夢があるのは事実。だから、『SPR48』、待っていてくれますか?」と観客に訴えた。
そうした中、ついに来春にもベールを脱ぐ「SPR48」だが、関係者に取材したところ、「現在、劇場予定地を探している状況で、早ければ、年内にも1期生のオーディションを開催することになるだろう」とのこと。
来春の始動に向けて水面下で動いているのは間違いないようだ。
福岡・博多を拠点とするHKT48が、オーディション開催から劇場公演のスタートまでに約半年間の準備期間を要したことを考えると、10月か11月には1期生のオーディションを行なう可能性が高いと見ている。