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乃木坂46永島聖羅、なぜ「仏の永さん」の涙は心を揺さぶるのか

2014年12月29日 08時00分

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「超絶かわいい仏の永さん」のコールも定着した永島聖羅。「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」という含みを感じるその笑顔に魅了されるファンは数多い。2014年下半期、アンダーライブを引っ張ってきた彼女は、乃木坂46全体に大きな貢献を果たしてきた。そんな「仏の永さん」のアンダーライブセカンド・シーズンを振り返ってみた。

 


 今年7月29日更新の記事「乃木坂46アンダーライブを支えた永島聖羅は、もう笑顔を忘れない」では、置かれた場所で美しく咲いた永島のことを書かせていただいた。

 しかし、人の心はそんなに強いものではなかった。その5日後にアップされたブログで、永島は10thライブの選抜発表の結果を受け、「私は、乃木坂46に必要なのかな? って最近考えてしまいます。私は最近自分に自信が持てません。考えると怖くなってしまいます」と正直な胸のうちを綴った。

 6~7月におけるアンダーライブでの永島の活躍は誰もが認めるところではあったが、「選抜入り」という形での評価を受けることはなかった。それは、選抜に入った斎藤ちはる以外のアンダーメンバーにも当てはまることだった。あの時間は無駄だったのか……そう考えてしまっても仕方のない状況ではあった。

 永島は葛藤を抱えながらも、10月からはじまるアンダーライブセカンド・シーズンに並々ならぬ決意で臨んだ。その決意とは「前回を超えたものを見せなければいけない」という使命感にも似た想い。永島は動いた。メンバーからの意見を集約して、パフォーマンスしたい曲をスタッフに提出。MCや煽りに関しては、メンバーに「台本を崩して遊びに出ていいから」と話し、2期メンバーによる『ダンケシェーン』には「1期よりもフレッシュなんだからもっと弾けたほうがいい」とアドバイスした。

 与えられたダンスのハードルが高いため、自分自身のパフォーマンス力向上も課題のひとつになっていた。同期でダンスに秀でている川村真洋にわからない部分をひとつひとつ質問した。

 本番がはじまると、当日の映像を家に持ち帰ってすべてのパフォーマンスを確認。メンバーごとに細かい修正点をビッシリ書いて一斉送信した。すべてはアンダーメンバー、いや、乃木坂46のため。

 永島には「アンダーライブでの活躍が選抜入りにつながるんじゃないか」という気持ちはもう消えていた。気づいたら、本当の仏様のように滅私の精神に近づいていた。

 パフォーマンスの完成度を高めていって、そのステージを観たお客さんの評価を積み重ねるだけ。やらなきゃいけないことをやるだけさ。

 取材した際には「芸能界ってそんな甘いモノじゃないし、キレイごとすぎるかもしれないけど」という前置きをしてから、永島は「もう自分だけが選抜に上がりたいとも思わなくなって、アンダーと研究生をもっともっと底上げしたいという気持ちが強くなったんです」と話してくれた。
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タグ: 乃木坂46 

          

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