インタビュー

「サワソニ」主催者SAWAが発見したアイドル現場が盛り上がる理由

2015年02月09日 21時30分

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 エレクトロを基調にしたポップな楽曲、音楽的教養に裏打ちされた華やかなアレンジ、絶対音感に根差したキュートかつコケティッシュな歌声で独自の世界観を構築するシンガーソングライターのSAWA。精力的にライブ活動を行う一方で、小桃音まい、寺嶋由芙、KOTOといったソロから、Espesia、ワンリルキス、シブヤDOMINIONなどのグループまで、幅広いアイドルに楽曲提供を行っている。またミュージシャンならではの視点からセレクトされた、音楽性の高いアイドルが出演することで高い評価を受けるイベント「サワソニ」も主催しており、アイドルファンからの信頼も厚い。

 2015年第一弾となる「サワソニVol.9」が1月16日に原宿ストロボカフェで開催されたが、この日もKOTO、じゅじゅ、おやすみホログラム、ライムベリーと、アイドルの枠に収まりきらない気鋭の4組が集結。それぞれが圧倒的な個性を放ちながら競い合うように熱いステージを繰り広げ、SAWAも晴れ着姿で自らDJとして曲を繋ぎながら全20曲を歌うという離れ業を披露してトリを飾った。

 3月15日に「サワソニVol.10」を開催するSAWA氏に、イベント誕生のエピソードを始め、サワソニの裏側を語ってもらった。

キレッキレのダンスで躍動するKOTOは、SAWAが手掛けた「ギザギザのロンリナイ」を披露。「サワソニVol.9」より

――サワソニを始めたキッカケを教えて頂けますか。

SAWA 第1回が2013年の11月6日なんですけど、その日は私の誕生日であり、会場となった代官山LOOPさんの誕生日でもあるんです。LOOPさんから「何かやろうよ」って声をかけられたのがキッカケで、その頃からアイドルの楽曲を手掛けるようになっていたので、楽曲提供したワンリルキスさん、シブヤDOMINIONさん、Especiaさんを集めて、イベント名は「サワソニでいこう!」と(笑)。

――それまでアイドル現場に行ったことはあったんですか。

SAWA そこまでガチの現場はなかったですね。イベントで一緒になるのもNegiccoさんやEspeciaさんなど、アーティスト寄りのアイドルと一緒になることが多かったんです。だから、ものすごいヲタ芸を観たことはなくて(笑)。サワソニもアイドルとアーティストの間を行く方たちをお招きすることが多いんですけど、そのラインが難しくて。あんまりアイドルアイドルしたブッキングにしてしまうと、完全に客層も分かれてしまうんです。

不穏なムードのシンメトリーダンスで会場をダークに染め上げるじゅじゅ。「サワソニVol.9」より

――キャスティングからブッキングまで全てご自身でやっているんですよね。どのように出演者を決めているんですか。

SAWA 始めた頃はアイドルに詳しくなかったので候補も少なくて、現場で一緒になったとか、知り合いに共演経験があったとか、自分の周りに声をかけていたんです。最近はTwitterでよく目にする名前とか、巷で話題になっている人などを見つけて、動画などを調べます。あとファンの方から「ぜひ○○を呼んでください」って教えていただくこともあります。
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