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UPDATE|2015/03/08

武藤彩未が高校卒業、制服のまま「もうひとつの卒業式」

2015年3月7日、東京・豊島公会堂にて『武藤彩未 もうひとつの卒業式』が開催された。

さくら学院での恩師・森先生との掛け合いも懐かしい

 その後、今までお世話になった方々からの祝電が続々と読み上げられる。母校・さくら学院の現役メンバーからのメッセージには武藤も感動して泣きそうになってしまう。学業との両立のため、楽屋でもひたすら勉強をしていたという武藤。さくら学院の後輩もその姿を見習い、空き時間には自ら勉強するようになったという。武藤イズムは、いまも継承されているのだ。
 
「みなさん、歌ってもいいですか?」と、さくら学院卒業式以来3年振りに『旅立ちの日に』を披露。今でもこの曲を聴くと当時を思い出して涙してしまうとこぼしていたが、堂々と1人で歌い切った。

最初で最後 リアル制服でのパフォーマンス

 会場が感動に包まれていると、ステージに音楽プロデューサー本間昭光がサプライズで登場。大きな花束を武藤に手渡すと、『未来へのSign』を二人でコラボレーション。イントロが鳴りだすと、「卒業、おめでとう!」と客席から一斉にピンクのサイリウムが光りだす。普段はステージ演出の都合上、ペンライトなど光物の利用は禁止されているが、この日は桜色のサイリウムが光る。武藤の門出を祝うファンからのサプライズだ。
 
 イベント終盤には実の母親からの手紙が読み上げられた。「生まれてきてくれてありがとう」という母からのメッセージに武藤は「今日は泣かないつもりだったんですよ。順調に来ていたのに……。私を産んでくれてありがとう」と泣き笑い。

ファンからのサプライズ、桜色のサイリウムが光る

 アンコールでは「今日は高校生最後の1日なので、わがまま言ってもいいですか? 本間さん、まだいますかー?」とステージに本間を呼び出し、最後に『彩りの夏』をセッション。元気よく、高校生活の幕を閉じた。
 
 その後の記者会見ではイベントを振り返り、「私は幸せ者です。みなさんに頂いた幸せを、きちんと返していきたい。(ファンからのサプライズであるサイリウム演出に関して)涙も出てくるし、本当に嬉しい。最高の瞬間でした!」とAYMfamilyに感謝のコメントを述べた。卒業後は進学せず、歌一本でソロアイドル界の頂点を目指す彼女。「今まで学校にかけていた時間もダンスや歌につぎこみたい。今までを100%だとしたら、150%で!」と興奮気味に決意を話してくれた。プライベートでは「自炊を頑張りたい」と女の子の一面を見せた。

卒業証書を抱きかかえ、ファンに報告



 
achico 寝ても覚めてもアイドルポップ!なOL / フリーライター。東京生まれH!P POP育ち。日々、アイドルに踊らされています。

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