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UPDATE|2013/12/19

カプリコクイーン決定戦の熱いライブを迫力カットでお届け!―アイドリング!!!、アプガ、東京女子流、ドロシー、だいやぁ☆もんど

 12月15日に東京・六本木のニコファーレで開催された『カプリコクイーン決定戦 2013』。アイドリング!!! 13号の長野せりなが見事、2年連続でカプリコクイーンに輝いた。今回の決定戦では複数のアイドルグループが参加し、各グループの代表者を選ぶ予選を経て、今回の決勝戦に至った形だ。

 ニコニコ生放送では数万人の観覧者を集めた同イベント。カプリコクイーンを目指す対決はもちろん、5組のアイドルグループによるライブ対決も見どころのひとつだったことは間違いない。まるで出張版TIFとでも言えそうなラインアップに、ニコファーレを埋め尽くしたファンはもちろん、ニコ生ユーザーもコメントで熱い声援を送っていたぞ。

アイドリング!!!の大川から高橋に、橘から小西に、カプリコ色の花束が贈呈された

素敵な笑顔で喜びのコメントを語る小西(左)と高橋

Dorothy Little Happy (ドロシーリトルハッピー)

 カプリコクイーン決定戦2013は、アイドリング!!!予選に引き続いていよいよ、出演グループによるスペシャルライブが開始。トップバッターは東北を代表するアイドルグループのドロシーリトルハッピーだ。今回は最新衣裳である修道女イメージのフレアワンピを着用。キッと背筋を伸ばして頭を下げる挨拶には、清楚感が満ち溢れていた。

 2011年にavexからメジャーデビューしたドロシーは、同年のTIF2011に出場。5人5様の可愛らしさと統制のとれた熱きダンスパフォーマンスが首都圏のファンの度肝を抜き、「発見された」と一躍話題になったことはよく知られているところである。

 なかでもメジャーデビュー曲で代表曲の『デモサヨナラ』は、サビで繰り返される「好きよ……」という歌詞に「\オレモー!/」と返すコール&レスポンスが超定番。今回もセトリの3曲目で『デモサヨナラ』を披露し、会場のファンはもちろん、ニコ生の画面が「\オレモー!/」の弾幕で埋め尽くされていたぞ。

左から秋元瑠海、高橋麻里、富永美杜、白戸佳奈、早坂香美。普段は高橋がセンターだが、今回は富永がカプリコクイーンへの挑戦者だったので、この並びに

まさに「清楚」という言葉が似合う雰囲気を醸し出していたドロシー

かと思えば激しいフォーメーションダンスを展開。清楚で激しいなんて、なんて素晴らしいんでしょ!

『デモサヨナラ』ではスクリーンに「\オレモー!/」が乱舞。サビのときはまさに一面を埋め尽くしていた。ちなみに歌い出しでの「\オレモー!/」はタブーで、コメントでもきっちり指導が入っていたぞ

セットリスト

■M1 ASIAN STONE
■M2 CLAP! CLAP! CLAP!
■M3 デモサヨナラ

■Dorothy Little Happy OFFICIAL WEBSITE
http://dorothylittlehappy.com/index.html


東京女子流

 2012年12月22日に、史上最年少での日本武道館・単独公演を達成した東京女子流。ファンクやR&:Bの要素をたっぷり取り入れたアッパービートな楽曲を平均年齢15歳(当時)の女子5人が歌い踊るその姿は、新世代のアイドル像を感じさせた。

 この日のライブでも切れ味鋭いダンスを繰り広げ、初見であろうニコ生ユーザーからは驚嘆のコメントが続出。3曲目の『Attack Hyper Beat POP』ではおなじみのサーチライトパフォーマンスを見せ、オリジナリティあふれるステージングで観る者を魅了していた。

 いっぽうでカプリコクイーン決定戦のほうでは、メンバーの中江が可愛らしさ満点の関西弁で、16歳に相応しいキュートさを際立たせていたぞ。このギャップにやられたファンも多かったのではないだろうか。

左から小西彩乃、山邊未夢、新井ひとみ、中江友梨、庄司芽生。こちらは普段通りの並び順だ

切れ味鋭いダンスを披露する東京女子流。ニコ生のコメントでもダンスについて言及する視聴者が多かった

グイーンとエビぞり! こういった変則的なムーブも軽々とこなしながら、アクロバティックではない正統派のダンスが女子流の持ち味

立体的なフォーメーションでピシッと決める。コメントにある「映画」とは、2014年春の公開を予定する初の主演映画『5つ数えれば君の夢』のことだ

セットリスト

■M1 Mine
■M2 LIFE SIZE
■M3 Attack Hyper Beat POP

■東京女子流*(TOKYO GIRLS': STYLE)オフィシャルサイト
http://tokyogirlsstyle.jp/


だいやぁ☆もんど

 今回、全国から参加アイドルを募集した「Bブロック」を見事勝ち上がってきたのは、鳥取を拠点に活動するローカルアイドル『だいやぁ☆もんど』。2012年に結成された3人組のキャッチフレーズは「鳥取から湧き出た天然アイドル」で、ライブハウス「AZTiC 鳥取」で定期公演を行なうなど、地元アイドルとしての地歩を固めている最中だ。

 TIF2013にも出演を果たしている『だいやぁ☆もんど』だが、来場者/ニコ生視聴者の多くにとっては初見であり、アウェイのステージが緊張の場であったことは容易に想像できる。そんな状況のなか、地元・鳥取の名産品ラッキョウ(生産量全国2位!)をアピールする『LUCKY YO!!』などオリジナル曲を力いっぱい披露。その真っ直ぐな姿勢を意気に感じたファンは、次第に声援を大きくしていった。

 そしてリーダーの山下華妃が決定戦の1回戦を突破すると、会場前のロビーでモニターを凝視していた本庄かなこと浦富優莉奈は感情を爆発させてジャンプ&ハグ。ステージ上の山下同様、涙を浮かべていたのだ。彼女たちにとってここニコファーレでの勝利は、高校球児にとっての甲子園1回戦突破のように鮮烈な思い出になったことであろう。ちなみに地元の日本海新聞ではこの模様をYouTubeの動画ニュースで報道。まさに地元の星が一勝を挙げたのである。

左から山下華妃(17)、本庄かなこ(15)、浦富優莉奈(15)。右の2人は現役中学生なのだ

初めてのニコファーレに緊張しつつも、それを感じさせない堂々としたステージングを務めあげた

可愛らしいフォーメーションダンスを披露。ちなみに本庄と浦富の出身地である倉吉市では「打吹公園だんご」という3色団子が名物である

ラストは精一杯の笑顔でハートマークを披露。今回のステージが彼女たちにとって大きな自信になったことは間違いない

セットリスト

■M1 Gori Gori Love
■M2 LUCKY YO!!
■M3 だいやぁ☆もんど

■だいやぁもんど運営事務局
http://www.officewackwack.jp/


アップアップガールズ(仮)

 いまや、タワーレコードのアイドル専門レーベル『T-Palette Records』の屋台骨を支える立場になったアプガ。同日に開催された『T-Palette Records 感謝祭』では見事、大トリを務めあげた。つまり、2本のライブを掛け持ちしたわけであり、その体力たるや、恐るべしである。

 TIF2013では2日目にHOT STAGE(ZEPP Tokyo)を務めるなど、すでにメジャー級の動員力をもつアプガだが、彼女たち自身はまだまだ挑戦者としての立場を忘れていない。事実、ニコ生のコメントでは「初めて観た」という声も少なくなく、それさえもパワーに変えてしまうのが彼女たちのハングリー精神なのだ。

 2曲目には12月25日発売の新曲『虹色モザイク』を披露。「君に 君に!」と連呼しつつファンの目を見て指さすパフォーマンスには、してやられてしまう観客が続出だ。これで初見ファンさえ虜にしたところに、Tパレ移籍後の初シングル『チョッパーチョッパー』を投入。「No Music! No Idol!」のコール&レスポンスが炸裂し、この時ばかりはカプリコ色の会場も、アプガの7色に染め上げられていたようだ。

左から新井愛瞳、森咲樹、佐藤綾乃、仙石みなみ、関根梓、佐保明梨、古川小夏。『SAMURAI GIRLS』の衣裳を着てきたのは、カプリコクイーンに斬りこむという意思の表われか

とにかく跳ねまくる運動量の多いステージがアプガの見どころ。ニコ生コメントにも「ダンス ハンパねえ」といった声があふれていた

最新曲『虹色モザイク』のキラーアクションが、この「君に 君に!」の指さしポーズ。一回ごとにしっかりとファンの目を見つめている様子が伝わってきた

ラストチューンの『チョッパーチョッパー』はオリジナリティあふれるダンスが脳裏に突き刺さる。振付師はあの竹中夏海さんなのだ

セットリスト

■M1 アッパーカット
■M2 虹色モザイク
■M3 チョッパーチョッパー

■アップアップガールズ(仮) | 公式サイト
http://www.upupgirlskakkokari.com/


アイドリング!!!

 大トリを務めたのはもちろん、アイドリング!!!だ。NEO期を含め、全19人がこの日のステージに上がった。1曲目はドライブ感あふれる最新曲の『シャウト!!!』で、いきなり会場のボルテージはレッドゾーンに突入である。

 そして2曲目の『キャラメルラテ飲み行こー!』で、ついにNEO期メンバーが登場。しかも、12月8日の13thライブではメドレーの一環として披露されていたこともあり、フルコーラスでNEO期メンバーが歌うのは、おそらく今回が初めてではないだろうか。

 ホスト的な役割ゆえ、他グループが3曲のところをアイドリング!!!は4曲を披露。もっともリンガーにとっては「よっつくらいじゃ 足りないの」という気分だったであろう。ラストの『「職業:アイドル。」』ではこれまたNEO期メンバーが参加。恒例の決め台詞で外岡が「カプリコクイーンじゃないけど、カプリコ好きだもん」と言うやいなや、他のメンバーは手にしていたカプリコをカプっと頬張る。その姿には萌えずにはいられなかったはずだ。

 なお、尾島や菊地がカプリコを大口開けて食べるシーンは話題になっていたが、ひそかにカプりついていたのはNEO期の佐藤麗奈。なんと予選の最中のステージ上で3個も完食していたのだ。自分のを食べ終えてから、橋本瑠果と古橋舞悠のカプリコをもらい受けていたそうだから、その甘党ぶりは恐るべしである。

人数が多いので欠席メンバーを紹介。3号・遠藤舞、21号・橋本楓、22号・倉田瑠夏、23号・伊藤祐奈、25号・後藤郁、27号・高橋胡桃の計6人

5期生の石田、玉川、清久が参加しての『シャウト!!!』。もちろんサビの「足りないの」はフロントメンバーの玉川が担当だ

リンガーなら当然ご存じのはずだが、この衣裳はカプリコのテレビCMでメンバーが着用しているもの。他のライブでは観ることのできない貴重なシーンなのだ

NEO期から古橋、関谷、橋本瑠、佐藤が参加しての『キャラメルラテ飲みに行こー!』は貴重なフルコーラスで披露

決勝戦でMCを務めた橘と菊地。元々は横山と菊地の予定だったが、横山が予選を勝ち抜いたことにより急きょ、ピンチヒッターで橘がMCに。それでも大過なく務めあげる対応力はさすがバラエティ女王のアイドリング!!!である

セットリスト

■M1 シャウト!!!
■M2 キャラメルラテ飲み行こー!
■M3 Snow celebration
■M4 「職業:アイドル。」

■アイドリング!!! 公式サイト
http://blog.fujitv.co.jp/idoling/

 なおニコファーレのロビーでは、各アイドル直筆の「カプすけの友達」イラストが展示されていた。各メンバーのイラストを一堂に見られる機会はかなり貴重だったと言えよう。



■カプリコチャンネル
http://ch.nicovideo.jp/caplico

■カプリコクイーン決定戦!!!2013|江崎グリコ
http://www.glico.co.jp/caplico/queen2013/

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