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UPDATE|2015/04/22

新衣装、初オリジナルソング、そして新メンバー! ハコイリ♡ムスメ第二章スタート

女優志望の女の子7人によって結成され、爽やかなパフォーマンスと芝居を取り入れた公演で人気を集めてきたアイドルグループ・ハコイリ♡ムスメ。昨年夏にデビューし、最初は期間限定のグループだったが、CoCo・ribbon・おニャン子クラブなど80~90年代のアイドルソングのカバーが絵になるピュアな佇まいとその成長がファンを集め、その後も活動継続が決定。これまでAKIBAカルチャーズ劇場で行われるレギュラー公演『ハコイリ♡ムスメ定期便』を中心に活動してきた。

 そんな彼女たちの〝第二章〟がスタート! 4月19日の定期公演「ハコイリ♡ムスメ定期便4月号~4月の片想い~」から衣装は春仕様に、そしてセットリストも一新。さらに8人目の新メンバーがお披露目された。

特技の英語を披露する阿部かれん

しゃがんで小松もかの似顔絵を描く阿部かれん

そして、完成したイラストがコレだ!

 そんな彼女に先輩メンバーが最初に与えた〝儀式〟がニックネームをつけること。その流れで「神岡(実希)も今は『みっきー』とかだけど、最初は『ゴッドヒル』だから!」と黒歴史を暴露したり、「門前(亜里)も『ありりん』とかだけど今はババアでいいよ!」とメンバー同士の余計なディスりあいを発生しつつ、「キャサリン」「イナバウアー」「あべちゃん」などの候補の中から仮決定したのが「はるかす」。大阪出身ということと、苗字から大阪の超高層ビルの名前からのチョイスだ。次回公演までに自己紹介を考えてくることが彼女の宿題となった。

ニックネーム候補がホワイトボードに描かれていった

 またこの日から全員がギンガムチェックの新衣装。セットリストも『いじわるねダーリン』(おニャン子クラブ)、『baby blue』(アイドリング!!!)、『天使のアリバイ』(うしろゆびさされ組)、『SPRING LOVER大作戦』(Qlair)、『いちご水のグラス』(斉藤由貴)に挑戦だ。中にはこれまでにないハモりに挑戦したものや、メンバー自ら振り付けを考えたものもあり、これまでのカバーとも違う新しいステップを踏み出している。

「天使のアリバイ」を披露する我妻桃実(左)と菅沼もにか(右)

Qlairの名曲「SPRING LOVER大作戦」も披露

鉄戸美桜(左)と門前亜里(右)は「いちご水のグラス」を披露

 そしてこの日、ハコイリ♡ムスメにとっての大きな一歩となったのが初のオリジナルソング発表。「ハコイリ♡ムスメの世界感を凝縮」、「歌詞やポーズも注目して見てほしい」と前置きして披露したのが『微笑みと春のワンピース』。これまでのカバー同様、どこか懐かしさを感じさせる曲調に、春のウキウキ感が伝わってくる。歌詞や振り付けに「箱」があったりと初のオリジナル曲にふさわしい新曲だった。

初のオリジナル曲「微笑みと春のワンピース」は実に爽やかな一曲

新メンバーの阿部かれんも元気に歌い上げた

 公演の最後を締めたナンバーは、オーガニック感ある爽やかな曲調とメンバーの仲良さが引き立つ振り付けが愛らしい『なかよし』(上田愛美)。リーダーの小松もかが「はるかすちゃんも初めてのアイドル活動ですごく戸惑ったりもしたけど、8人揃ってみなさまを楽しませたい、私達も一緒に楽しみたいという思いで練習を頑張ってきました。これから8人で活動して今まで以上にいいものをお見せできればなと思っています!」と力強く語り、ハコムス第二章のスタートを宣言した。

ハコムスのグループ感が伝わる「なかよし」でライブは心地よく終幕

 その後で行われた囲み取材で、初舞台を踏んだばかりの阿部は「始まるまで不安でいっぱいだったんですけど、ファンの皆様があたたかくて、ミスしても笑って受け止めてくださって。メンバーも気にかけてくださって。皆さん優しくて……これからは皆さんの優しさに頼る前に自分でどうにかできるようになりたい。次は私が楽しむんではなくて、皆様に楽しんでもらえるように頑張っていきたい」と緊張しながらもしっかりコメント。

 またMCで司会も担当した鉄戸美桜も「はるかすは練習から泣きながらやってたので、無事終えてよかった。はるかすの良いところを引き出したい」と先輩らしい頼もしいひとこと。春から始まるハコイリ♡ムスメ第二章、それぞれの成長と新しい魅力の芽生えに期待です。
 



(text 大坪ケムタ)

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