コラム

乃木坂46佐々木琴子、自然体の奥にある慈しみ

2015年05月01日 07時00分

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 乃木坂46の佐々木琴子は、その古風な響きの名前の通り、NHKの朝ドラに出演してもおかしくないような正統派美少女でありながら、中身は(敬意をこめて)ぽんこつというキャラクターで、2期生の中でも注目度が高い存在だ。そんな彼女だが、最近ではアンダーライブをはじめとした経験を通して変化し、また、別の面も見せはじめている。
 


 小学生の頃の琴子は、寝ることが好きな少女だった。夢の中では、現実世界で起こりえないようなことだって可能にできる。目が覚めると、夢の最後シーンだけが脳裏に残って「何かすごいことをした」という感覚があった。中学生になると、兄の影響でアニメを観るようになっていく。『銀魂』や『HUNTER×HUNTER』、『マギ』の現実にはありえないストーリーにのめり込んでいった。

 琴子は『マギ』のエンディングを歌う乃木坂46の存在を知って、従来のアイドルらしくないメンバーたちに惹かれていく。友達のお母さんの勧めで、乃木坂オーディションを受けた琴子。オーディションが進むうちに、乃木坂46に入って「生きた証を残したい」という気持ちが出てきたという。胸の内に「このままの生活を送っていたら、私が生きていた証拠がないんじゃないか」と思いがあったのだ。鈴木絢音のかわいさに「私は落ちるな……」とも思ったが、合格の報せを受け、乃木坂46に2期生として加入することになった。

 歌もダンスもやってこなかった琴子は、うまくリズムがとれなくてダンスに苦戦する。「次の振りはなんだっけ」と考えると、手足の力が抜けてしまうのだという。毎日のように涙を流したが、「辞めよう」とは思わなかった。

 昨年6月からアンダーライブがはじまると、2期生のお母さん的存在の伊藤かりんから助言を受けつつ、家に帰れるギリギリの時間まで居残り練習をする日々。琴子は努力だけを続けていた。1期生の実力派である中田花奈や中元日芽香も「琴子はがんばり屋」と陰の努力を認めていた。
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タグ: 乃木坂46 

          

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