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BABYMETAL幕張メッセ凱旋公演 世界を駆けた成長の跡と25,000人のシンガロング

2015年06月26日 07時00分

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「BABYMETAL WORLD TOUR 2015 ~巨大天下一メタル武道会~」ライヴレポート@幕張メッセ国際展示場 2015.JUN.21

 BABYMETALの世界での、そして日本での勢いが止まらない。
 


 昨年初のワールドツアーを敢行し、欧米での人気を沸騰させたBABYMETAL。2015年の年明けは、さいたまスーパーアリーナ(以下SSA)で「メタルレジスタンス第三章」をスタートさせ、5月からは「WORLD TOUR 2015」を開始。メキシコ、スイス、イタリア、オーストリアと初上陸の4カ国を含む、8カ国10公演に及ぶワンマンライヴ・フェス出演を成功させた。

 その後イギリスの地に渡った3人は、彼の地の2大ヘヴィメタル雑誌と言える『ケラング』と『メタルハマー』の年間アワードに出席し、見事に賞を受賞。欧米だけでなくここ日本でも大きな話題となった。その間隙を突いてイギリスを代表するメタルフェス「ダウンロードフェスティバル」ではドラゴンフォースのステージにサプライズで飛び入り参加。彼らとともに『ギミチョコ!!』を演じた。

 これらの快挙は、BABYMETALが既に、単なる“可愛らしいお客さん”ではなく、日本を代表するヘヴィメタル・グループとして欧米のメディア、そしてメタルヘッズに正統に受け入れられた証に他ならない。ただのアイドルという扱いでなく、新時代を代表するメタル・アイコンとしての歩みを始めたと言えるのだ。

 日本での勢いも負けてはいない。約5ヶ月ぶりのアリーナクラスの会場でのワンマン凱旋公演。過去最大級・25,000人を収容する国際展示場での公演は、日本全国24カ所の映画館でライヴビューイングも行われることに。事実、グッズを求める物販の列は早朝から長蛇の列を作り、列の長さは過去最長となった。東京地方は梅雨まっただ中であるが、幸い雨も降らず、かといって灼熱の太陽が降り注ぐでもない曇り空。長時間の行列にとっては比較的過ごしやすかったのではないだろうか。

 とはいえ昼頃から湿度は徐々に上昇し、開場時間と前後して雨が降り出した。そのせいもあるのか、会場の中はやや蒸し暑い状態。客入りが終了したら、かなりの熱気になりそうだ。それにしても、幕張メッセ国際展示場はやはり広い。フロア最後方からだと、メンバーは豆粒ほどにしか見えないだろう。とうとうこのレベルの会場まで来たのか、と感慨深い。

 一番前方真ん中に、バンドが演奏するステージ、その左右には巨大なスクリーンが掲げられている。ステージはその前方の三角形の出島につながっており、出島には赤と黒に光る妖しい巨大なピラミッドがそびえ立つ。恐らくここから3人が出てくるのだろう。

 続々と会場入りするファンは、少し前と比べると、随分と若いファンが増えたような気がする。若い女性も少しではあるが増加傾向にあるようだ。オールスタンディングということが影響しているのだろうか。客入れBGMはこの日もメタルナンバー中心。アンスラックス、ドラゴンフォース、オジー・オズボーンなどのメタルナンバーが流れ、その爆音に戸惑うファンもいれば、早くもサークルを作って盛り上がるメタラーもいる。年齢層が変わってもファン層のカオスぶりは相変わらずだ。

BABYMETAL『BABYMETAL』

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