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UPDATE|2015/08/01

TIF2015開幕! SKE48やでんぱ組など熱気あふれる初日を取って出し!

日本最大級のアイドル夏フェス「TIF2015」が開幕した。8月1日と2日の2日間にわたって東京・お台場で開催される同フェス。例年、好天に恵まれるが、今年もギラギラと照りつける太陽のもと、屋内外の会場でアイドルたちが暑さに負けない熱いステージを繰り広げる。

 TIF2015の幕開けを告げたのは、恒例となった「ラジオ体操」だ。アイドリング!!!の河村唯、朝日奈央、三宅ひとみがMC役を務め、午前9時40分から無料屋外ステージの“SMILE GARDEN&rdquo:にて、全プログラムの最初の催しとして開催。アイドルたちがファンと共に、純粋にラジオ体操を楽しむという、夏フェスならではの企画である。
 

ここぞとばかりに推しジャンで舞い上がるファン

 Zeppダイバーシティを会場とする“HEAT GARAGE&rdquo:でトップバッターを務めたのは、アイドリング!!!の派生ユニット「NEO」だ。10:10という早い時間にも関わらず客席は満員となり、その期待にNEOは全力のパフォーマンスで応えてみせた。

 結成当初の7人から、現在はNEO期生の5人のみと人数は減ったものの、同期ユニットとあって息の合ったパフォーマンスはアイドリング!!!本体とはひと味違うヒート感を味あわせてくれる。お台場をホームとすることもあってTIFのステージに身構えることもなく、朝から観客を見事にヒートアップさせてみせた。
 

私服風の衣装でステージを華やかに飾る「NEO」

Zeppダイバーシティは多くのアイドルにとって夢舞台の一つ。そこにTIFの巨大なバナーが掲げられているとなると尚更だ

 そしてTIFで最大の舞台となる“HOT STAGE&rdquo:は、夏休み期間中に開催されている「お台場夢大陸」のSUMMER GATE スタジアムが、この2日間だけTIF専用のステージとなるもの。そこで先発を務めたのは、いまや海外での活躍も目覚ましい「でんぱ組.inc」だ。

 大スクリーンを備えるHOT STAGEは、ステージパフォーマンスと映像との華麗なシンクロも見どころのでんぱ組にとっては絶好のステージ。疾走感あふれる『Future Diver』や、新体操ばりのリボンダンスが楽しい『でんでんぱっしょん』、そして夏気分満載の『おつかれサマー!』まで、ギラギラ照り付ける太陽に少しも劣らないステージでアイドル界の夢大陸を感じさせてくれた。
 

作りこまれた映像でもファンの目を楽しませてくれる「でんぱ組.inc」

いまや武道館や代々木第一体育館も埋められるでんぱ組、客席には若い女性の姿も目立っていた

 ダイバーシティ東京 プラザ フェスティバル広場に設けられる“FESTIVAL STAGE&rdquo:は、お台場観光に訪れた一般人も数多く通りかかるエリアにあり、成長途中のグループにとっては注目度を上げるための絶好の舞台だ。出演するのはメジャーデビュー前のグループが多く、この日2番目に登場した「転校少女歌劇団」も精一杯のステージングを披露。五人五色のパフォーマンスで道行く人たちの足を止めさせていた。
 

ダイバーシティ東京 プラザの大階段をバックにした“FESTIVAL STAGE”。観客からの眺めも壮観だが、アイドル側からの眺めはさらに壮大なことだろう


次のページでは「SKE48」等のステージを紹介!

 午前中から早くもHEAT GARAGEを入場規制の超満員に膨れ上がらせたのは、これが3年ぶりの出演となる「SKE48」だ。8月末には松井玲奈の卒業が決まっていることもあり、いつもにも増して注目度は高かったと言えるだろう。その1曲目に持ってきたのは、AKB48グループでも最も難易度が高いと言われるダンスが見どころの『Escape』である。

 ステージ中央に置かれたシンセを東李苑が弾きこなし、その前でメンバーたちが群舞と呼ぶにふさわしい熱いダンス。SKE48を見慣れない層にとっては、いい意味で期待を裏切る衝撃的なスタートだったろう。そして『1!2!3!4! ヨロシク!』や『オキドキ』、『パレオはエメラルド』といったシングル曲を畳みかけるように披露。SKEファンはもちろん、初見のファンでも満足感を感じるステージとなった。
 

東李苑が陶酔の表情を見せながらのキーボードプレーを披露。その前で荒々しいダンスが繰り広げられる、まさにカオスな展開だ

自己紹介コーナーでは松井玲奈の順番になると、歓声のレベルが数段アップしていた

 湾岸スタジオ内の無料エリアである“INFO CENTRE&rdquo:では、トークショーを中心としたイベントを楽しめる。お昼時にはWEBデビューによる「アイドル合同就職説明会」を開催。MCを務めたアイドリング!!!の古橋舞悠と関谷真由は、彼女たち自身が2年前のTIFで芸能界デビューを果たしたという、アイドル界就職の先輩だ。

 説明会に出席したのはアイドルカレッジ、DIANNA☆SWEET、PREDIANNA、バクステ外神田一丁目、そして愛乙女☆DOLLという面々。それぞれのオーディション事情などを披露しあい、お互いに刺激になっていたようだ。
 

毎年おなじみのデビューステージ。フレッシュなアイドルのチェックには絶好の場所だ

 湾岸スタジオ内の2大ステージと言えば、“DOLL FACTORY&rdquo:そして“ENJOY STUDIUM&rdquo:。初参戦組からメジャー級までの幅広いラインアップを楽しむことができる、いかにもTIFらしいステージだ。

 DOLL FACTORYに登場したのは、8月末に待望の1st写真集をリリースする「つりビット」。新曲『釣り銭はいらねぇぜ』のPVで披露された煌びやかな金色のステージ衣装をまとい、メンバー5人のうち中学生が4人というフレッシュさを保ちつつ、2年間積み上げてきた経験に裏打ちされた確かなパフォーマンスを披露。満員のファンを魅了してみせた。
 

6月に日比谷野音小音楽堂のライブを成功させ、次世代グループとして注目度が上昇。DOLL FACTORYの場を支配してみせた

 一方のENJOY STUDIUMに登場したのは、関西の森からやってきて3匹のクマこと「あゆみくりかまき」。クマの被り物(本当は皮膚)という見かけとは裏腹に、DJプレーから繰り出される重いビートに乗せて、熱いシャウトとダンスで観客に挑みかかるそのステージは、まさに熊ならではの圧力とメス熊としての可愛らしさにあふれている。
 

観客をあおるビートとトークは一級品。そのヴィジュアルにいい意味で裏切られた観客も多かったのではないだろうか

 しかも今回のステージではTIFらしく、アイドリング!!!から酒井瞳と河村唯という2頭のクマがコラボで乱入。音楽性のまったく異なる両者ながら、すでにアイドル歴7年以上の酒井と河村は、あゆみくりかまきの3頭に引けを取らない攻撃的なステージングを披露。意外性のある組み合わせが、実は絶妙なコラボを生み出していた。
 

2頭の白クマは熱いヘッドバンギングを披露。1曲のみの参加だったが、ステージ後には灰色に燃え尽きていたという

まきと肩を組んでのパフォーマンスを見せる河村唯。デスメタラーの父から受け継いだ血は争えない

 TIFではほかにも、湾岸スタジオ屋上の“SKY STAGE&rdquo:と、フジテレビ本社前の“マイナビステージ&rdquo:にも数多く出演。史上最多となった154組がどんな夢物語を見せてくれるのか。日曜日のステージも見逃せない!

■TIF2015 出演者情報
http://www.idolfes.com/2015/lineup.html

■TIF2015 タイムテーブル
http://www.idolfes.com/2015/timetable.html

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