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UPDATE|2015/08/13

これがTIFで見つかった衝撃だ! 大阪☆春夏秋冬 東京1stワンマン ライブレポ

ステージの前に広がっていたのは、これまで彼女たちが見たことのない光景だった。大きなライブハウスを埋めつくす人、人、人。それまでのワンマンライブでは最大でも170人だったのが、この日の渋谷クラブクアトロには実に、550人のオーディエンスが詰めかけたのである。

 その全員が彼女たちだけを観るためにやってきた。地元で長年、彼女たちに声援を送り続けてきた古参。TIF2015で観た衝撃をあらためて体感しようとする者。そして、「TIFで見つかった」と話題のグループをその目で確かめるために来た初見の客。ファン歴は違えども彼らは、その瞬間に立ち会いたいという強い思いを共有していた。

「今からここで、とてつもないものが観られる」

 そんな異様なほどの期待感が、クラブクアトロのフロアに充満していた。ライブの始まりを告げる、鼓動のようなビート。それに呼応して拳を振り上げ、声を張り上げるオーディエンスたち。そして、真っ赤なライトに照らされたステージに現われた、7人の少女たち。

 まいな、あんな、まな、えおん、りな、ゆうな、るな。

 いままさに、ひとつの奇跡を起こそうとしている彼女たち。アイドル界のキーワード上昇ランキングがあったなら、いまそのトップに来る単語はおそらく彼女たちの名前に違いない。そう、「大阪☆春夏秋冬」である。

真っ赤なライトに照らされながらのオープニング。この日は照明マンのセンスも冴えに冴えていた

 2曲目はオリジナル曲の『カメレオン少女』。TIFでも話題になった異次元のパフォーマンスが展開される。それを“熱いダンス&rdquo:だとか“激しいステージ&rdquo:と表現するのはあまりにも安直だろう。動きもフォーメーションも、これまで観たことのないものばかり。目の当たりにした初見のオーディエンスたちは、若干の当惑を感じつつも、「これが観たかった!」とカラダが自然に反応していたはずだ。

 なかには目の前で起こっている光景が処理しきれず、茫然と立ち尽くす者もいたかもしれない。それほどまでに観る者を圧倒するパフォーマンス。この空気感は、2012年1月にドロシーリトルハッピーがSHIBUYA O-EASTで開催した初ワンマンライブでも充満していた。その後のドロシーの活躍は説明不要だが、ドロシーは当時すでにメジャーデビュー済み。だが大阪☆春夏秋冬は未だ、大阪を拠点とするローカルアイドルに過ぎないのである。
 

『カメレオン少女』で見せる振り付けは、どのアイドルグループにも似ていない、大阪☆春夏秋冬ならではの動きだった

常に腰を落としつつ、下半身も駆使しての表現で魅せる彼女たち。半端なダンス歴では身に付かないレベルの動きだ

 ともあれ、彼女たちのステージに惹きつけられ、前のめりになった客席を、次の曲が明るく沸かせる。誰もが知る曲に独創的な振付を被せてきた『モンキーマジック』である。

 その動きはまさに衝撃。アイドルというよりは、米国のアーティストに近いといったら言い過ぎか。ともかく序盤にみんなが知っているカバー曲を寄せてくることで、場の雰囲気を一気にホーム化するとは、よく練られたセットリストではないだろうか。
 

ミッキー吉野の華麗なキーボードプレーに被せられる、攻撃的なダンス。「モンキーマジック」のPVでもこの特徴的なムーブを目の当たりにすることができる

激しい動きの中に満面の笑顔。このギャップにやられてしまうのは間違いない

■ポップナンバーからハードロックまで自在にこなす器用さ

 もはや温まったどころではない客席を前に、ここで最初のMCタイム。大阪☆春夏秋冬のライブに必要なのはむしろ、クールダウンの時間なのかもしれない。整列したメンバーが順番に自己紹介を行なう。曲中やPVではリードボーカルまいなに目が行きがちだが、7人が並ぶと、それぞれ異なった個性の可愛らしさが際立つ。初見のファンにとっては推しメン候補を探す絶好の場面だ。

 各メンバーがハチハチを開催できたことへの感謝と喜びを口にするなか、早くも感極まって涙を見せるえおん。実は彼女、TIFでは風邪が治りきっておらず、不本意なパフォーマンスに終わったという悔しさを抱えていた。それゆえ快復を果たして万全な状態で臨んだこのステージに懸ける思いは強かったのだろう。
 

実にうれしそうな表情でオーディエンスに語り掛ける。いま彼女たちの目の前には、ひとつの夢が結実した光景が広がっている

 ここからは2曲続けての洋楽カバー曲。『The Lazy Song』でメンバーが作ったアーチをまいなが潜り抜けるシーンは、原曲PVへのオマージュになっており、小粋さを感じさせる。さらには紙飛行機を客席に放り投げるなどファンサービスも忘れない。

 続く『BABY』も含めたこの2曲は小気味のいいポップナンバーで、ダンスにも寸劇要素を取り入れるなど、彼女たちの振り幅の大きさを示す格好のショーケースだ。
 

ブルーノ・マーズのヒット曲『The Lazy Song』は小気味いいポップナンバーだ

ボーカルを囲んでのかごめかごめは、アイドルシーンではよく見るムーブだが、その速さがとんでもない! 遠心力で千切れてしまいそうなほどだ

クラブクアトロのパンフレットを手にしての演出も。このあとで紙飛行機を客席に飛ばしていた

 ここで2回目のMC。あんな、まな、えおんの3人が残り、プロデューサーのSOEZIMAX氏からの手紙(質問)に答えるというコーナーだ。えおんがやたらと鼻血を出すとか、まながポンコツだといった個人ネタが続く。途中では、まいなが新衣装のまま出てきてしまい、観客が一斉に「あーっ!」と叫ぶ場面も。ともかく大阪人ならではの軽妙なトークもあいまって、観る者を飽きさせない。

 しかもこのMCがめちゃくちゃ長い! およそ23分にもおよび、着替えタイムだとしたらシャワーも浴び終えるほどである。だが、不思議と冗長感はなく、むしろ、パフォーマンスは激しいのにトークは女の子っぽくて可愛らしいというポジティブなイメージを演出できていたかもしれない。とにかく今回のライブはやることなすことすべて、彼女たちの魅力を惹き出す方向に働いていたのである。
 

あんな、まな、えおんの3人でMC。SOEZIMAX氏から各メンバーへの質問という形を取り、他のメンバーを呼び込みつつの進行だった

 そして、新衣装となる黒のタンクトップ。そこには「faith」(信念)の文字が大書され、このライブに漕ぎつけるまで彼女たちが胸に抱いていたであろう覚悟を感じさせる。

 ここで披露するのは、ロック好き男子を熱狂させるあのカバー曲。全編ワンカットのPVも衝撃的な『Kill The King』だ。期待通りの激しいヘドバンも繰り出し、再び会場は熱狂の渦に巻き込まれる。
 

まいながオーディエンスを挑発するように歌い上げる『Kill The King』。その姿にはロニー・ジェイムス・ディオを重ね合わせることもできよう。実際、終盤まで衰えを見せない驚異的なノドの強さは、まさにディオ級なのだ

そして激しいヘドバン! 全身を駆使したエネルギッシュなヘドバンに客席も波打って揺れていた

 続いては3rdシングルの『BABY CRAZY』。ホーンセクションを導入し、ファンク調のリズムで歌い上げる曲だ。横並びになって隣のメンバーの肩に手を置き、ステップを踏むダンスがミュージカルのワンシーンのようでカッコいい。

 なんでも振付師が他の曲と違うらしく、そんな変化もひとつのステージで楽しめるというわけである。
 

『BABY CRAZY』の特徴的なラインダンス。ステージのサイズに合わせて動きを大きくしてきたようだった

常に立体的なフォーメーションを意識している大阪☆春夏秋冬。全メンバーが際立つ組み立てとなっている


 次のページでは渾身のバラード、そして感動のMCを紹介!

■バラードで発揮される大阪☆春夏秋冬の真価

 ここでまたもや衣装チェンジ。TIFから登場したという、モータウン調のイラストが入ったTシャツだ。そして、大阪☆春夏秋冬のもうひとつの顔である、バラードの3連発である。

 まずはまいなが一人で『Last Day』を歌い上げ、傘を手にしたメンバーが一人ずつ入ってきて絡むという、まさにミュージカル的な演出で魅せる。
 

衣装チェンジ前にはサインボール投げも。このボールには「I LOVE」と書かれているのが読めた

傘を手にしたメンバーがひとりずつまいなに歩み寄るシーンが印象的な『Last Day』

時にはメンバー同士がアイコンタクトを取る場面も。中盤に入り、気持ちに余裕が出てきたのかもしれない

 次の『ロミオ』では一転して、まいな以外のメンバーがステージに体育座り。そこから歌の意味を振り付けで表現すべく、情念迫る表情でのダンスが繰り広げられる。

 こんな歌とダンスの融合を、これまで観たことがあっただろうか。バラードであってもオーディエンスたちはぐいぐいと、大阪☆春夏秋冬の世界に引きずりこまれていく。
 

座る姿勢を取ることも多いのが彼女たちのダンスの特徴。フォーメーションもクラブクアトロの広いステージに合わせた仕様になっていた

17歳とは思えない、えおんの情念あふれる表情。余談だが高3メンバー5人はいずれも10月以降が誕生日なので、18歳はまだ一人もいない

 そしてもうひとつのバラード曲『もしも逢えたなら』は、ドラマの主題歌であってもおかしくないような、まさにドラマチックな曲調。歌いながらメンバー同士が寄り添い、別れていく動きに、曲名通りの「もしも逢えたなら」というストーリーを感じさせる。

 ここではまいなの主旋律にまなとえおんがハモりを被せ、厚みのある歌唱を披露。一体どれだけの引き出しを備えているのだろうか。
 

まなも重要な歌パートを任されることが多い。それにしても大阪☆春夏秋冬のステージはどこを切り取っても絵になる

まいなとゆうなが感情たっぷりの表情で寄り添う。他のアイドルなら「ヒュー♪」との掛け声も飛びそうなシーンだが、ここではすべてのオーディエンスが彼女たちの動きに見入っていた

 ここでステージは暗転し、気が付くとメンバーは先ほどの「faith」タンクトップ姿、そしてボトムもショートパンツやスキニーパンツなどの動きやすい衣装に身を包み、まさかのダンスタイムが到来だ。

 各自のソロダンス、そして全員での息の合ったコンビネーションと目まぐるしい展開。そのアグレッシブな動きは「私たちダンスも習っているんです」なんて生易しいものではなく、さすがはダンススクールを母体とするグループだと認識を新たにさせられるシーンだった。
 

ホットパンツで決めたまいな。そのスタイルの良さにドキッとした野郎どもも多かったはずだ

観ての通りのガチなダンスである。その華麗なムーブに魅せられるとともに、無尽蔵な体力には驚きを禁じ得ない

 すかさず最初のワンピース衣装に着替えると、今度はスパイスガールズのカバー『Wannabe』だ。元曲は1996年リリースだからメンバーたちにとっては生まれる前の曲だが、そのぶん新鮮さをもって取り組んでいるはず。

 多くのオーディエンスにとっては慣れ親しんだナンバーでもあり、笑顔の多いステージングと相まってハッピータイムを感じることができたようだ。
 

大小それぞれのハートをプレゼント。アイドルグループらしい可愛らしさ全開のシーンに、心がほっこりする

 続く『戸惑い』は『BABY CRAZY』のカップリング曲で、なんとライブでは初披露だという。持ち曲のすべてを投入しないとならない東京初ワンマンとはいえ、メンバーたちにとっては相当なチャレンジだったはず。気のせいか表情にも時折り、戸惑いの色が感じられる。

 だがその程度の違和感しか見せないのは、相当ライブ慣れしている証拠かもしれない。すでに出来上がっている客席は、初披露の粗さなど微塵も感じずに、ただ楽しむことだけに専念していた。
 

まいながいきなりステージの縁に横たわり、虚ろげな表情で歌いだした。これには観るほうも新鮮な“戸惑い”を感じたことだろう

祈りを捧げているかのようなポーズも。振付の面でも常に進化を求めている過程が表われているのかもしれない

 ここで本編最後のMCが入る。セットリストの山を越えた安心感もあってか、ライブが成功したことへの感謝の気持ちを口にするメンバーたちにはもう、涙をガマンする精神力は残っていなかった。いや、そもそもこの場で泣くのをガマンする必要など、どこにもないのである。

 この東京1stワンマン「ハチハチ」が発表されたのは、5月23日のこと。その時点で彼女たちには、クラブクアトロを埋める力はなかった。アーティストとしての実力ではなく、知名度や話題性、世間へのアピールが足りていなかった。しかも地元の大阪はアイドル不毛の地と呼ばれ、名古屋や福岡に比べてアイドル熱が低いと言われる土地柄。そこを地盤とすること自体、彼女たちにはハンデであった。
 

トーク中に感極まるるな。横で余裕を見せるゆうなも、自分の番が来るとやはり大粒の涙を流していた。

 その後、6月20日に大阪・心斎橋で開催されたアイドルフェス「KANSAI IDOL FILE」ではトリを務め、7月5日のアイドル横丁夏祭りにも出演。少しずつ見つかり始めていった彼女たちは、ついに憧れのTIF 2015にまでたどり着いた。だがTIFの時点で売れていたチケットはせいぜい200枚。その事実を知っていたメンバーたちは、大きな不安と焦りを感じていたという。

 だが、奇跡は起こるべくして起こる。初出場のTIFにて、ついに大阪☆春夏秋冬は“見つかった&rdquo:のだ。そうなるとTIFの翌週末という日程は逆に、話題がホットなうちの開催という絶好のタイミングとなる。それでも週の前半にはジワジワと売れていく程度だったが、終盤の数日で驚くようにチケットがさばけていったとか。

 そんなTIFからの1週間で起こった奇跡。だが、大阪☆春夏秋冬のメンバーにとっては、何年も待ち望んだ光景だった。「小3からやってきて、やっとここまで来た」と語ったまいな。2009年には万葉シャオニャンの一員となり、それが現在にまで繋がっていることは、公式ブログのURL(http://ameblo.jp/manyo-syaonyan/)にも表われている。それゆえ、初めて観たという人も多いまいなの涙には、実に9年分の重みがあったのだ。

このときまいなが発した「ひとつだけ言わせて……みんな、大好きだよ!」という言葉は、多くのオーディエンスの心を鷲掴みにした


 次のページでは本編ラストからアンコールまでを詳報!

本編を締めた『Let you fly』から怒号のようなアンコールへ

 そんな感動のMCを締めたのは、えおんの号泣だった。あまりの泣きっぷりに他のメンバーは笑い出していたが、それが転換の役目を果たし、本編残りの2曲へ。

 まずはダンサブルなアッパーチューンの『C’:mon!』。ストレートな縦ノリで、観客も再び前のめりになる。

えおんのあまりの号泣に、それまで泣いていたメンバーたちも思わず苦笑い。きっと彼女は全員分の涙を一人で引き受けてくれたのだろう

さっき泣いた雀がもう笑った? キレのいい表情で『C’mon!』をパフォーマンスするメンバーたち(えおんを除く)

写真ではわかりづらいが、尻もちの体勢から脚力で起き上がっているのだ! 驚くべきフィジカルの持ち主たちなのである

 そして本編ラストを飾るのは、TIFでもアイドルファンに衝撃を与えた『Let you fly』。彼女たちは高く跳び、頭を振り、見る者を挑発する。そして「Let’:s fly」でも「Let me fly」でもなく、「あなたたちを飛ばすよ!」と、オーディエンスの気持ちを空高く舞い上がらせてくれるのだ。

 何かを求めるかのようにオーディエンスたちがメンバーめがけて突き出す拳はまるで、男臭いロックバンドのライブを観ているかのよう。そこにあるのは掛け値なしに、魂と魂のぶつかり合いだ。
 

「Fly!」の掛け声とともに彼女たちは跳ぶ。誰よりも高く、誰よりも美しく

そして今やおなじみになりつつある激しいヘドバン。しかも腰から行く、全身に力を漲らせての渾身のヘドバンなのである

アイドルとの接触に様々な形はあれど、ステージ上の歌姫とフィスト・バンプを交わせる現場はそうそうあるものじゃない

 渾身のパフォーマンスを見せ、ステージを後にした大阪☆春夏秋冬。すぐさまアンコールを求める男たち(と女性たち)の野太い声が、渋谷クラブクアトロのフロアに鳴り響く。熱狂、そして怒号。多くの観客がツイートしていたように、これほどの熱をもった「アンコール!」の叫び声はそうそう聞けるものではない。そしてここで気が付いた。アイドルのライブなのに誰もペンライトを振っていなかったのだ。

 満を持して、黒のTシャツ姿で登場したメンバーたち。その姿は黒鳥のように気高く美しかった。かつては「黒い白鳥などいない」という意味で、英語の“ブラックスワン&rdquo:は無駄な努力を表わす言葉であった。それが黒鳥が発見された現在では一転して、「常識を疑うこと」や「物事を一変させること」という意味へと変容している。それはまさに、この一週間であらゆる状況を一変させた大阪☆春夏秋冬そのものではないだろうか。

 アンコールの1曲目にもってきたのは、この日発売の4thシングル『SHINE』。もちろん本邦初公開だ。もうここまで来たら、「初の東京ワンマンに新曲初披露?」という疑念は陳腐でしかない。すっかり大阪☆春夏秋冬に心酔したオーディエンスたちは、もはやすべてを受け入れる構えである。縦一列に並ぶフォーメーションなど新機軸もいくつか織り込まれた楽曲からは、このアンコールから次の章が始まっていくことを予感させた。
 

全身黒づくめの衣装もまた美しい

縦一列のフォーメーションを展開。ここからの動きもまた縦横無尽だ

 そして最後の最後、すべてのラストに持ってきたのは、ゾンビが登場するMVも衝撃的な『DAWN OF MY LIFETIME』。そう、人生の夜明けである。この日のライブはまさに彼女たちにとって、忘れられない夜明けになったはずだ。

♪壮大な夢のスケールを
♪もっと高くイメージを

 大成功に終わった東京1stワンマン「ハチハチ」は、間違いなく2015年のアイドル界における一大トピックとなったことだろう。だが、ひとつの目標を達成した今、すでにハチハチは通過点となった。彼女たちはどこまで上っていくのか、今後、どんな景色を見せてくれるのか。きっとその壮大な夢は、まだイメージができないほどの高みに達してくれるに違いない。
 

『DAWN OF MY LIFETIME』にて、お互いの眼に燈る焔を確かめ合うかのように見つめ合うえおんとまいな

全17曲を走り抜けてきたのに、一体彼女たちのどこにこれだけのパワーが残っているのか。大阪☆春夏秋冬のライブはまさに、アーティストとオーディエンスの真剣勝負だ

 そして、今からでも遅くはない。このハチハチを観たかったのに来れなかった人たち、気にはしていたけど様子見していた人たち、今日初めて大阪☆春夏秋冬の名前を知った人たちも、これから彼女たちが成長していくストーリーの証人になることができる。いま観るべきグループはどこか。その答えの一つは間違いなく、“しゅかしゅん&rdquo:こと大阪☆春夏秋冬である。

(撮影・文/カゲ)

【東京1stワンマン「ハチハチ」 セットリスト】

M01 We will Rock You (Queen)
M02 カメレオン少女
M03 モンキーマジック (ゴダイゴ)

M04 The Lazy Song (Bruno Mars)
M05 BABY (Justin Bieber)

M06 Kill The King (Rainbow)
M07 BABY CRAZY

M08 Last Day
M09 ロミオ
M10 もしも逢えたなら
M11 ダンスナンバー
M12 Wannabe (Spice Girls)
M13 戸惑い

M14 C’:mon!
M15 Let you fly

<アンコール>
EN1 SHINE (新曲)
EN2 DAWN OF MY LIFETIME

【ライブ予定】
8月14日 フリーライブ(11時より) @代々木公園イベント広場野外ステージ
8月15日 大阪アイドル夏祭り 昼の部 @心斎橋SUNHALL
8月16日 idolwave &: TOKYO IDOL SHOWCASE @Zepp NAGOYA
8月22日 Girl’:s Bomb! ~大阪・夏の陣~ @大阪城野外音楽堂

■大阪☆春夏秋冬 公式サイト
http://syukasyun.com/

■大阪☆春夏秋冬 公式ブログ
http://ameblo.jp/manyo-syaonyan/

■大阪☆春夏秋冬 公式ツイッター
@syukasyun

※一部のキャプションでお名前と曲名の誤りがありました。お詫びして訂正します(8月13日 10:00)。

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