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和メロアイドルの新機軸? 最終未来兵器mofu『会心の一撃』 マーティ・フリードマン★鋼鉄推薦盤

2015年10月15日 07時00分

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 今回紹介するユニットは、前回と同じく歌が妙にうまいアイドルなんだけど、もしかしたらアイドルと呼ぶのは間違っているかもしれない。それが最終未来兵器mofu(モフ)です。

最終未来兵器mofu『会心の一撃-Critical Massive Attack-』

#56_最終未来兵器mofu『会心の一撃-Critical Massive Attack-』

 彼女たちは声優、芸人、ご当地アイドルの3人からなる異色音楽ユニット。地下アイドルとして活動し、今年の5月に全国デビュー。妙にアーティスト性の高いビジュアルイメージ、アイドルというよりもアニソン系っぽいボーカルワークがめちゃ光ってます。

 そして注目すべきは、そのサウンド。メジャーデビューシングル『会心の一撃-Critical Massive Attack-』を聴いてみてよ。ダンスミュージック的な打ち込みサウンドの上に、和風の歌メロ、尺八や琴などの和楽器の音色が満載。しかもそれがまったく古さを感じない&ダサく感じない!

 これはこのコラムの7月28日更新の回『でんぱ組.incに代表される「和メロディ」は世界に誇れる!』(http://www.entamenext.com/news/detail/id=1542)でも書いたとおり、最近のJ-POP界の静かなトレンドになっています。実際、『会心の一撃-Critical Massive Attack-』を聞いていると、“和楽器バンド”を思い出させるところがあるね(“和楽器バンド”は、メンバーに三味線、琴、尺八がいるバンド。デビュー作は10万枚を突破)。

  『会心の一撃-Critical Massive Attack-』の特徴は、それだけではない。実はこの曲、1番と2番のメロディがまったく違うんです。もちろん、覚えやすいようにサビだけは一緒なんだけど、それ以外の部分が全然異なる歌メロを持っているんです。これは、アニメ『進撃の巨人』の主題歌『紅蓮の弓矢』(Revo率いるLinked Horizonの作)でも使われていた手法だね。

 このように最終未来兵器mofu『会心の一撃-Critical Massive Attack-』は最近のトレンドのど真ん中なサウンドを取り入れている。ボクのお気に入りだから、もっとブレイクして欲しいですね~。

(構成・文/尾谷幸憲 協力/バラン野島)

Marty Friedman
マーティ・フリードマン
ギタリスト、プロデューサー。全米で1000万枚以上のCDを売ったヘヴィメタルバンド「メガデス」に在籍。2004年から日本の音楽シーンでも活躍。ももいろクローバーZ『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』への全面参加。ニューアルバム『インフェルノ』(ユニバーサル)が発売中。

新番組『アイドルお宝くじ』にナレーション出演中
<O.A.情報>
テレビ朝日/毎週金曜日 26:50~
BS朝日/毎週土曜日 26:30~
CSテレ朝チャンネル1/11月7日スタート・毎週金曜日 24:00~

【公式HP】http://www.martyfan.com/
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