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HKT48後藤泉、最後まで笑顔の卒業公演「これからもHKT48のこと、応援してくれるかな~?」

2015年11月03日 07時00分

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 福岡ソフトバンクホークスの日本シリーズ制覇で博多の街が大盛りあがりとなった翌日、ヤフオク!ドームにほど近いHKT48劇場には、さらなる熱が充満していた。

 10月1日に「学業に専念したい」と突然の卒業を発表したチームⅣの後藤泉。

 そこからの1カ月間、出来る限り、劇場公演に出演してきた彼女だったが、ついにこの日がラストステージとなった。

 他の姉妹グループと比べて、卒業していくメンバーが極端に少ないHKT48だけに、卒業公演は非常にレアなケース。だからこそ、いつもとは違う熱が劇場内にこもる。いや、劇場の客席だけではない。ロビー観覧にも鈴なりのファンが集まっていた。我々が取材で入るときは、お客さんの邪魔にならないよう、入場が終わり、ロビー周辺が空いてからにするのだが、この日は劇場の入口に到達するまで、人をかき分けていくぐらいの混雑ぶり。もう開演前から空気感はできあがっていた(客席後方ではこの日、出演予定のないメンバーや研究生たちがズラリと並んで観覧していた)。

 影ナレはもちろん後藤泉が担当。諸注意の中に「泣いた方は強制退場となります」という一文が紛れこんでいて、もう半泣き状態になっているファンから「えーっ!」という声があがる。最後まで笑顔で公演を務めたい、という彼女ならではの意思表示。そして、そのルールは観客だけでなくメンバーにも適用されることがのちのち明らかになる。

  いつものように幕を開けた『シアターの女神』公演。全員で歌い、踊る最初のブロックでは、すべての楽曲が客席からの大きな「いーちゃん!」コールで終わる(ちなみに入口で記念Tシャツが配布されたため、ほぼすべての観客がお揃いのTシャツを着ている、という一体感ありまくりの光景が広がっていた)。

見慣れたショッキングピンクも、この日がラストとなる (c)AKS

 MCコーナーのテーマもすべて「後藤泉」で統一される卒業公演ならではの構成となっていたが(体調不良のため、急きょ、休演となってしまった森保まどかからのメッセージも読みあげられた)、それはセットリストにも反映されていた。

 ユニット曲では、まず『キャンディー』でセンターを務めたあと、1曲挟んで、今度はソロ曲の『夜風の仕業』をしっとりと歌いあげる(ちなみにこの曲は、彼女にとって、これが最初で最後の披露となった)。やり残したことがないように、という配慮があちらこちらに感じられた。
 

涙が落ちないようにずっと前を向いていたという (c)AKS

 そして、ここでサプライズ。チームHから坂口理子と駒田京伽が電撃参戦。冨吉明日香を加えた『いもむChu!』で、通常のセットリストにはない『ガラスのI LOVE YOU』を2年ぶりに披露。残念ながらSKE48に移籍してしまった谷真理佳は参加できなかったが「本当は5人で最後に『片想いの卒業式』を歌いたかったけど、真理佳はもうSKE48のメンバーだから、わがままは言えない。ちゃんと話し合った結果、4人で歌わせてもらうことになった」(後藤)。

谷含めてのオリジナルメンバーにはならなかったが、ファンも本人も念願の再演となった (c)AKS

 それでもちゃんと谷からはお手紙が届いており、しっかりとHKT48劇場には『いもむChu!』の“5人”が揃っていたことだけは書き記しておきたい。
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タグ: HKT48