歴史をなぞる内容に胸が熱くなる さくら学院5周年ライブ1日目レポート
2015年12月11日 07時00分
さくら学院「5th Anniversary LIVE~for you ~」初日ライヴレポート 2015.DEC.05
12月8日にメジャーデビュー5周年を迎えたさくら学院の記念ライヴ「5th Anniversary LIVE~for you ~」が12月5日・6日に横浜のKAAT 神奈川芸術劇場で行われた。サプライズもあった記念すべきライヴ、まずは初日の模様をお届けする。
港町・横浜。山下公園や中華街、そしてさくら学院にとって思い出の地である赤レンガ倉庫からも近いロケーションにあるKAAT 神奈川芸術劇場。昨年も同時期に4周年ライヴでその舞台を踏んださくら学院が、今年は2デイズ、5周年を祝う場所としてこの地に戻ってきた。
収容人数1200人超の同劇場は、垂直に近い構造で2階・3階席も比較的見やすい。ステージは2階建ての構造。中央の階段を上ると生徒たちが出入りする扉があり、その上にはスクリーンが設けられている。扉の左右には2階部分に上る階段があり、ステージ上手・下手にも直接2階部分に上れる階段がある。立体的な舞台を使って生徒たちはどんなパフォーマンスで魅せてくれるのだろうか?
同じ建物内の大スタジオをはじめ、全国25カ所の映画館でもライブビューイングが行われ、日本中の父兄たちとお祝いすることになった5周年ライヴの初日がいよいよ始まる。
18時7分、場内が暗転し大歓声がこだまする中、スクリーンには2010年度からの思い出深い映像が流され、『チャイム』のイントロが始まる。放課後のお楽しみのようなワクワクする2日間の幕開けだ。冬服の制服に身を包んだ12人の生徒たちが元気に躍動する。どの顔も飛びきりの笑顔。そんな中で曲後半、岡田愛がダンスのフリをミスして、他のメンバーとは違うアクションをしてしまう。「やっちゃった!」という表情を浮かべる岡田。フリの間違いは2度、3度と繰り返されたのが気になってしまう。父兄たちからは「メグちゃん頑張れ」の声も飛ぶ。
曲が終わると、磯野莉音生徒会長が残りのメンバーに「明日の2デイズライブの練習頑張ろうね!」と声をかける。どうやら小芝居が始まるようだ(笑)。山出愛子が岡田に声をかける。「ねえメグ、この後ファーストフード行かない?」。誘いを断り教室に戻る岡田。
場面は変わってファーストフード店内。思い思いに注文する生徒たち。キーンと音が鳴り響き、日髙麻鈴は「今、私はあなたの心に直接話しかけています。オレンジジュース」と、テレパシー注文で笑わせる。
そこへ入ってくる担任の森ハヤシ先生。場内は大きな拍手に包まれる。「森先生、ファーストフードで夜ご飯ですか?」とツッコむ黒澤美澪奈に森先生は「最近妻に虐げられてて……飯もロクに作ってもらえない」とこぼす。「かわいそう!」と嬉しそうな吉田爽葉香に父兄たちは大喜びだ。黒澤はバーのお客風に「店員さん、森先生にこのお店で一番強いお酒を」とキメて笑わせる。そんな森先生に日髙は「It's so funny」と流ちょうな英語で上から目線であざ笑う(笑)。
そんな中、ひとりしょんぼりとしている山出。「最近メグが私を避けてるみたい」と打ち明ける。「そういえば最近ふたりが一緒のところ見たことない」「でもふたりって何だかんだ言って仲良いし……」と噂し合う生徒たち。すると「メグちゃんこんなこと言ってたよ!」と吉田。するとおもむろに舞台上手寄り2階部分に現れた岡田が「そよちゃんって可愛くってお家に持って帰りたい!」と身もだえしながら演技(笑)。そして倉島颯良が「メグはこんなこと言ってました」と言うと、下手2階に突然現れたのは、大賀咲希扮する村上しずくのキャラ(笑)。久しぶりの登場に場内からクスクスと笑いが漏れる中、大賀……いやしずくちゃんは「お久しぶりです! 趣味はレシート集め、特技はだいちゃんと遊ぶこと」と手に持ったぬいぐるみを見つめ、「だいちゃんも自己紹介して? だいちゃんでーす!!」と叫んで爆笑を呼んだ。森先生も、「大賀の飛び道具感がすごい」とあきれ顔だ。
次に登場したのはあの3人。「私たち恐怖のイエーイ軍団、KYG!イエエエエイ!!」と、スピーカーが壊れるんじゃないかという大音量で騒ぐ、岡崎百々子、麻生真彩、藤平華乃の登場だ。もはや芝居のストーリー無視した展開に大混乱の舞台上。岡崎は「私は今、森センに直接話しかけています」とテレパシーネタをぶち込むが、「フツーに言ってるだけじゃん」と森先生にドヤされて帰って行く(笑)。その森先生は妻から電話がかかってきたようで、「最も妻を大切に!」と言い残して帰ってしまう(笑)。
山出は「もういい。メグと私、全然タイプ違うし、ダンスも失敗してばかりだし。このまま仲悪くなったって、いいってこと」と諦めモード。そこに現れた岡田、「やっぱそうだよね」と一言残して走り去ってしまう。追いかけない山出。気まずい空気のままライブ当日に。磯野は山出に「2人にとっても大切な5周年ライヴなんじゃないの? こんな気持ちのままじゃ、もったいないよ」と決め台詞。そこへ現れる岡田。2人を残して去る磯野。岡田は「愛子ごめん! メグ、いつもダンス間違えて愛子のこと困らせて。だからひとりで練習してたの。愛子とふたりで手をつないで踊りたかったから。愛子とは本当のライバルと親友でいたいから! 愛子が大好きだから!」と涙声の迫真の演技だ。まさか小芝居でウルッとさせられるとは思わなかった客席の父兄たち(笑)。『チャイム』での岡田のダンスの間違いは、この芝居のための演技だったのか……いや、『チャイム』から芝居は始まってたのか! と気づかされた。
山出も「もう謝らないで! メグは大切な友だちなのに信じてあげられなかった私の方が悪いから! もう1回親友に戻れるかな?」と負けず劣らずの名演技。「もちろん!」とうなずく岡田に、いつの間にか集まったその他の生徒たちの歓声。手をつないだ2人を前に磯野が「5周年ライヴ始まるよ!」と号令。『FRIENDS』が始まる。友情の演技の後ではいつもよりも感傷的な気持ちになってくる。岡田のダンスも、もちろんミスすることなくキレキレだ(笑)。
次ページは、あの問題は解決したのか!? 久しぶりにあの曲を披露!
12月8日にメジャーデビュー5周年を迎えたさくら学院の記念ライヴ「5th Anniversary LIVE~for you ~」が12月5日・6日に横浜のKAAT 神奈川芸術劇場で行われた。サプライズもあった記念すべきライヴ、まずは初日の模様をお届けする。
港町・横浜。山下公園や中華街、そしてさくら学院にとって思い出の地である赤レンガ倉庫からも近いロケーションにあるKAAT 神奈川芸術劇場。昨年も同時期に4周年ライヴでその舞台を踏んださくら学院が、今年は2デイズ、5周年を祝う場所としてこの地に戻ってきた。
収容人数1200人超の同劇場は、垂直に近い構造で2階・3階席も比較的見やすい。ステージは2階建ての構造。中央の階段を上ると生徒たちが出入りする扉があり、その上にはスクリーンが設けられている。扉の左右には2階部分に上る階段があり、ステージ上手・下手にも直接2階部分に上れる階段がある。立体的な舞台を使って生徒たちはどんなパフォーマンスで魅せてくれるのだろうか?
同じ建物内の大スタジオをはじめ、全国25カ所の映画館でもライブビューイングが行われ、日本中の父兄たちとお祝いすることになった5周年ライヴの初日がいよいよ始まる。
18時7分、場内が暗転し大歓声がこだまする中、スクリーンには2010年度からの思い出深い映像が流され、『チャイム』のイントロが始まる。放課後のお楽しみのようなワクワクする2日間の幕開けだ。冬服の制服に身を包んだ12人の生徒たちが元気に躍動する。どの顔も飛びきりの笑顔。そんな中で曲後半、岡田愛がダンスのフリをミスして、他のメンバーとは違うアクションをしてしまう。「やっちゃった!」という表情を浮かべる岡田。フリの間違いは2度、3度と繰り返されたのが気になってしまう。父兄たちからは「メグちゃん頑張れ」の声も飛ぶ。
曲が終わると、磯野莉音生徒会長が残りのメンバーに「明日の2デイズライブの練習頑張ろうね!」と声をかける。どうやら小芝居が始まるようだ(笑)。山出愛子が岡田に声をかける。「ねえメグ、この後ファーストフード行かない?」。誘いを断り教室に戻る岡田。
場面は変わってファーストフード店内。思い思いに注文する生徒たち。キーンと音が鳴り響き、日髙麻鈴は「今、私はあなたの心に直接話しかけています。オレンジジュース」と、テレパシー注文で笑わせる。
そこへ入ってくる担任の森ハヤシ先生。場内は大きな拍手に包まれる。「森先生、ファーストフードで夜ご飯ですか?」とツッコむ黒澤美澪奈に森先生は「最近妻に虐げられてて……飯もロクに作ってもらえない」とこぼす。「かわいそう!」と嬉しそうな吉田爽葉香に父兄たちは大喜びだ。黒澤はバーのお客風に「店員さん、森先生にこのお店で一番強いお酒を」とキメて笑わせる。そんな森先生に日髙は「It's so funny」と流ちょうな英語で上から目線であざ笑う(笑)。
そんな中、ひとりしょんぼりとしている山出。「最近メグが私を避けてるみたい」と打ち明ける。「そういえば最近ふたりが一緒のところ見たことない」「でもふたりって何だかんだ言って仲良いし……」と噂し合う生徒たち。すると「メグちゃんこんなこと言ってたよ!」と吉田。するとおもむろに舞台上手寄り2階部分に現れた岡田が「そよちゃんって可愛くってお家に持って帰りたい!」と身もだえしながら演技(笑)。そして倉島颯良が「メグはこんなこと言ってました」と言うと、下手2階に突然現れたのは、大賀咲希扮する村上しずくのキャラ(笑)。久しぶりの登場に場内からクスクスと笑いが漏れる中、大賀……いやしずくちゃんは「お久しぶりです! 趣味はレシート集め、特技はだいちゃんと遊ぶこと」と手に持ったぬいぐるみを見つめ、「だいちゃんも自己紹介して? だいちゃんでーす!!」と叫んで爆笑を呼んだ。森先生も、「大賀の飛び道具感がすごい」とあきれ顔だ。
次に登場したのはあの3人。「私たち恐怖のイエーイ軍団、KYG!イエエエエイ!!」と、スピーカーが壊れるんじゃないかという大音量で騒ぐ、岡崎百々子、麻生真彩、藤平華乃の登場だ。もはや芝居のストーリー無視した展開に大混乱の舞台上。岡崎は「私は今、森センに直接話しかけています」とテレパシーネタをぶち込むが、「フツーに言ってるだけじゃん」と森先生にドヤされて帰って行く(笑)。その森先生は妻から電話がかかってきたようで、「最も妻を大切に!」と言い残して帰ってしまう(笑)。
山出は「もういい。メグと私、全然タイプ違うし、ダンスも失敗してばかりだし。このまま仲悪くなったって、いいってこと」と諦めモード。そこに現れた岡田、「やっぱそうだよね」と一言残して走り去ってしまう。追いかけない山出。気まずい空気のままライブ当日に。磯野は山出に「2人にとっても大切な5周年ライヴなんじゃないの? こんな気持ちのままじゃ、もったいないよ」と決め台詞。そこへ現れる岡田。2人を残して去る磯野。岡田は「愛子ごめん! メグ、いつもダンス間違えて愛子のこと困らせて。だからひとりで練習してたの。愛子とふたりで手をつないで踊りたかったから。愛子とは本当のライバルと親友でいたいから! 愛子が大好きだから!」と涙声の迫真の演技だ。まさか小芝居でウルッとさせられるとは思わなかった客席の父兄たち(笑)。『チャイム』での岡田のダンスの間違いは、この芝居のための演技だったのか……いや、『チャイム』から芝居は始まってたのか! と気づかされた。
山出も「もう謝らないで! メグは大切な友だちなのに信じてあげられなかった私の方が悪いから! もう1回親友に戻れるかな?」と負けず劣らずの名演技。「もちろん!」とうなずく岡田に、いつの間にか集まったその他の生徒たちの歓声。手をつないだ2人を前に磯野が「5周年ライヴ始まるよ!」と号令。『FRIENDS』が始まる。友情の演技の後ではいつもよりも感傷的な気持ちになってくる。岡田のダンスも、もちろんミスすることなくキレキレだ(笑)。
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