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AKB48『背中言葉』で改めてわかった高橋みなみの偉大さマーティ・フリードマン★鋼鉄推薦盤

2016年02月08日 07時00分

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 もう一ヶ月以上も前の話だけど、『第66回NHK紅白歌合戦』は本当に感動したね~。何が感動したって、AKB48の10周年記念メドレーに、卒業生の前田敦子ちゃんと大島優子ちゃんがサプライズ出演したことですよ! あのときのたかみな(高橋みなみ)の涙には外国人のボクでさえもらい泣き。思わずTwitterに書き込んじゃったくらいだからね。

AKB48『唇にBe My Baby』

#69_AKB48『唇にBe My Baby』


  しかもよく考えてみてよ。前田敦子ちゃんと大島優子ちゃんが登場するということは、メンバー全員の踊りの立ち位置、フォーメーションが崩れてもおかしくはない。なのに、それを生放送中に臨機応変にやってしまったメンバーたちも、本当にプロフェッショナルだな、と改めて思いました!

 さて、前フリが長くなりましたが、今回はそのAKB48から卒業する高橋みなみちゃんの卒業ソング『背中言葉』を紹介します。この曲はシングル『唇にBe My Baby』のカップリング曲としてリリースされたもので、YouTubeなどの動画サイトではPVもしっかり公開されている楽曲。で、これが聴けば聴くほどスルメな曲なんですよ。

 曲全体のノリは、1970年代の欧米のメロディアスなバラードって感じで、カーペンターズやオリビア・ニュートン=ジョン、リンダ・ロンシュタットが歌っていそうな印象。あと70年代ポップスの名盤コンピレーションに入っていてもおかしくないような感覚だね。音楽に詳しい人ならわかると思うけど、1980年代以降、世界中の音楽はシンセサイザーやドラム・マシンの機械的なノリやリズムが多くなって、多くの楽曲がリズム中心に作られるようになったじゃん?(ヒップホップやEDMなんかはその典型だよね)。『背中言葉』は、そのリズム革命以前の古き好きポップスの世界が息づいている。イントロのピアノの音が聞こえてきた瞬間にゾクッとしたくらいだもの。

 そして楽曲の構成は、AKBから巣立っていくたかみなちゃんが1コーラス目を歌い、2コーラス目からは残ったメンバー&たかみなちゃんが歌い継いでいくというスタイル。歌詞の内容も、それにしっかり呼応している。これは本当によく出来てるね~。

 そしてこの曲を聴いて改めて思ったのは、たかみなちゃんの声のこと。やっぱり彼女の声はAKBにはなくてはならないものだったんだな、って。その詳細は次回お届けします!

(構成・文/尾谷幸憲 協力/バラン野島)
 

Marty Friedman
マーティ・フリードマン
ギタリスト、プロデューサー。全米で1000万枚以上のCDを売ったヘヴィメタルバンド「メガデス」に在籍。2004年から日本の音楽シーンでも活躍。ももいろクローバーZ『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』への全面参加。ニューアルバム『インフェルノ』(ユニバーサル)が発売中。

新番組『アイドルお宝くじ』にナレーション出演中
<O.A.情報>
テレビ朝日/毎週金曜日 26:50~
BS朝日/毎週土曜日 26:30~
CSテレ朝チャンネル1/11月7日スタート・毎週金曜日 24:00~

【公式HP】http://www.martyfan.com/
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