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新説浮上!AKB48『背中言葉』で高橋みなみは卒業しない!? マーティ・フリードマン★鋼鉄推薦盤

2016年02月11日 07時00分

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 さて、前回に引き続き、AKB48の高橋みなみ(以下、たかみな)ちゃんの卒業ソング『背中言葉』をふか~く分析をしていくよ。前回まで語ったとおり、『背中言葉』はシンセサイザーやリズムマシンが登場する前の、1970年代の欧米のポップスのセンスが満載で、巣立つメンバーと残るメンバーの気持ちが現れた歌詞、歌の割り振りもそれに呼応しているという話でした。

AKB48『唇にBe My Baby』

#70_AKB48『背中言葉』


  で、この曲の一番大きなポイントは、たかみなちゃんが多くのパートで1人で歌っていること。特に1コーラス目なんかはサビも含めて彼女の独壇場だからね! その歌を聴いて、改めてAKBのボーカル、コーラス・ワークのキーを握っているのは、たかみなちゃんなんだと確信しましたね。

 この連載の第11回目『AKB48のボーカルがとにかく気持ちいい』(http://www.entamenext.com/news/detail/​id=1067)でも書いたけど、AKBのボーカルワークって、実はたかみなちゃんを中心にして、数名のメンバーの声だけをたくさん多重録音して完成させている印象がある。実際、彼女は番組TV番組『新堂本兄弟』でコーラスを担当していたくらい、歌に対するセンスがあるしね。そうなると、彼女が卒業してしまったら、AKBのキーとなる声が消えてしまうことになる。実際、このページの担当も心配してたし(笑)。

 でもボクは大丈夫だと思うな~。これは、あくまで勝手な予想なんだけど、たかみなちゃんはAKBを卒業した後も、AKBやその他のAKB関連ユニットでこっそりコーラスを担当していそうな気がする。彼女の声って、ロリ声とまではいかないけど、どこか少女を連想させるところがあるじゃん。それがAKBの楽曲の健気さや青春っぽさを増幅させている気がするんだ。こんなに素晴らしい声の持ち主を、そう簡単に手放さないでしょ? 「卒業はしたけど、とりあえずボーカルだけでは参加してみない?」なんてことになるような気がするんだよね、ボク的には。

 もちろん彼女は、裏方のコーラスだけではなく、ソロでも活躍していくと思うよ。今回の『背中言葉』では、AKBではあまり印象の薄かったバラード曲への対応力も見せてくれたわけだしね。たとえばこんなのはどう? たかみなちゃんのソロ1枚目は、邦楽洋楽のバラードカバー集とか。絶対にハマると思うよ。出来ることならボクがプロデュースしたいくらいです!

(構成・文/尾谷幸憲 協力/バラン野島)
 

Marty Friedman
マーティ・フリードマン
ギタリスト、プロデューサー。全米で1000万枚以上のCDを売ったヘヴィメタルバンド「メガデス」に在籍。2004年から日本の音楽シーンでも活躍。ももいろクローバーZ『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』への全面参加。ニューアルバム『インフェルノ』(ユニバーサル)が発売中。

新番組『アイドルお宝くじ』にナレーション出演中
<O.A.情報>
テレビ朝日/毎週金曜日 26:50~
BS朝日/毎週土曜日 26:30~
CSテレ朝チャンネル1/11月7日スタート・毎週金曜日 24:00~

【公式HP】http://www.martyfan.com/
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