ビーイング魂を継承するアイドルグループLa PomPonが、ZARDによる名曲『運命のルーレット廻して』をカバー!(3月23日リリース)KIRI&RIMAのコンビによるインタビューの後編は、新曲についてマジメに語ってます!
La PomPon(KIRI&RIMA)フリーダムインタビュー前編 RIMA(りま)1999年8月12日生まれ
――2人でマジメな話はすることはあるんですか?
RIMA 意外とするんですよ!
KIRI めっちゃするよね。
RIMA どうしたらLa PomPonの人気がもっと上がるのか、もっとCDを買ってもらえるのか…とか。
KIRI チラシの配り方も(笑)。
RIMA 「あまりチラシを受け取ってもらえないんだよね」って話した時は、KIRIが「胸の前に渡したらいいんだよ」って教えてくれました(笑)。KIRIはアイドルさんに詳しいので、その話もします。
――アイドル鑑賞は趣味でもあるけど、しっかり研究もしてると。
KIRI ライブの映像を観て「こういう盛り上げ方をしてるんだ」と学んで、みんなに報告してるんです。La PomPonらしく吸収していければと思ってます。
RIMA メンバー同士で互いのパフォーマンスの話をすることも多いんです。
KIRI 他のメンバーに指摘してもらうと、自分では気がつけないところもわかるんです。定期公演の映像をDVDでもらって、それぞれが自宅で観て、後日に「ここはもっとこうしたほうがいい」と話し合うこともあります。
――3月23日に発売される『運命のルーレット廻して』の聴きどころ、見どころを教えてください。
KIRI ZARDさんが歌っていた原曲よりも爽やかさを加えたアレンジになっているのが聴きどころだと思ってます。振り付けにも注目してほしいです。いつもはキレを重視してるんですけど、今回は女性らしく体のラインが見えるようなダンスになってて、止めることよりも流れることを意識してるので、そこも見どころだと思います。衣装がスカートなので、ターンする時のヒラッとなるのもかわいいんです。
RIMA そうです!
KIRI アハハハ!
RIMA KIRIが全部言ってくれました(笑)。
――ZARDさんの印象はありますか?
RIMA 最初は『負けないで』しか知らなかったんですけど、カバーを歌わせていただくことになって勉強するうちに、「風のような人だな」と思ったんです。
――名言!
RIMA いつもそばにいてくれそうな声だなって。
KIRI ZARDさんは国民的なアーティストですよね。ベストアルバムを聴いて詞集も読ませていただいたんですけど、素敵な曲ばかりですよね。私たちがカバーして大丈夫なのかなという不安もあったんですけど、イベントなどでたくさん歌わせてもらって、原曲を知らない方たちにもZARDさんの良さが伝わればいいなと思ってます。
――カップリングには『ろっぽんぎ体操 ~愛コトバはジャンパラポン!~』が収録されてます。
RIMA 夏に向けてたくさん披露したいので、ぜひライブにも観に来てほしいです。
KIRI 最初に聴いた時は想像を超えていて、私たちが歌ったらどうなるんだろうと不安もあったけど、今はライブで歌うとファンのみなさんがすごく盛り上がってくれるんです。リリースイベントでは小さいお子さんも踊ってくれるのがすごく楽しくて。
RIMA 神曲といっていいと思います!
――オリコン何位とか、目標はありますか?
RIMA 前回より少しでも上の順位だといいなとは思います。
KIRI 前回よりもリリースイベントで見てくださるお客さんが増えている実感はあるので、より多くの方に私たちの存在を知ってもらえるようにがんばりたいです。今はEXシアター六本木の2階で定期公演をやっているんですけど、できるだけ早くEXシアター六本木のメインステージに立てるようになりたくて。
――将来的に個人でやってみたいことはありますか?
KIRI みんなからは「バラエティに向いてるんじゃない?」と言われるので、そういう番組に出られたらいいなというのがあって。あとは、メインボーカルとしてもっとグループを引っ張ることができるような存在になりたいです。
RIMA 本当に夢なんですけど、弟がまだ小さいので、子供向け番組に出ることができたらいいなって思います。密かに『仮面ライダー』に出たいと思ってるんですよ。
――『仮面ライダー』にはアイドルの方がよく出てますからね。
RIMA 弟が「RIMAに似てる人がいる~」と言うんですけど、全然似てないんですよ(笑)。
――じゃあ、弟さんはLa PomPonが『名探偵コナン』の主題歌を歌ってることを喜んでるでしょうね。
RIMA それが……沖縄は放送が遅れてて、前作の『謎』も流れてないんですよ~。
――なるほど。モデルはどうですか?
RIMA いや~、自分が撮るほうがいいくらいで(笑)。
――ソロで撮られたこともありましたよね?
RIMA あの時はめちゃくちゃ緊張しました。私の前がアイドルネッサンスの百岡古宵さんで、どうしたらいいんだろうって。ジャケット写真でさえ緊張するので、自信がついた時にまた挑戦したいですね。
――KIRIさんは自分に自信はありますか?
KIRI 持とうとはしてるんですけど、変なところで自分を客観視しちゃうんですよ。「これをやってる自分は、まわりから見たら恥ずかしいんじゃないか」とか。買い物に行っても、「この店員さんは自分のことをダサいと思ってるんだろうな」と思うと落ち着かないんです。
RIMA 試着もできないんだよね。
KIRI お仕事だから「似合いますよ」と言ってくれるとは思うけど、本当はそう思ってないんだろうなって(笑)。ジュースを飲んでる時だって、誰かが「この人はこのジュースを飲む資格があるのかな」と思ってる気がするんです。
――そこまで!
KIRI 直したいと思ってます(笑)。
――2人でユニットを組みたいとは思いませんか?
RIMA 実は練習生時代から2人で組むことが多かったんですよ。
KIRI 組んでた! バランスがいいのかな。La PomPonでも2人のユニットをやってみたいです。
RIMA 2人でやるなら元気な曲かな。でも、バラードも意外で面白いかも。
KIRI そうだ。RIMAにラップを入れてもらおう!
(text 大貫真之介)
La PomPon 4th Single『運命のルーレット廻して/サヨナラは始まりの言葉』3月23日発売
初回限定盤(CD+DVD)
名探偵コナン盤(CD)
通常盤A(CD)
通常盤B(CD)