インタビュー

夏フェス制覇からRINAの卒業発表まで、大阪☆春夏秋冬の2016夏を一気に振り返る!

2016年10月08日 07時00分

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 7月2~3日の『アイドル横丁夏まつり!!』で幕を開けたアイドル業界の夏は、8月5~7日の『TIF2016』、そして9月24~25日の『@JAM×ナタリーEXPO』という三大フェスを無事に完走し、その熱さに終止符を打った。

 そのなかで大阪☆春夏秋冬(略称 しゅかしゅん)は念願の夏フェス制覇を果たすとともに、東販2大ワンマンライブの『BEAT』を開催。8月11日には大阪・なんばHatch、そして8月21日にはZepp Tokyoと東西の大会場を舞台に、彼女たちが持てるものすべてを投入した渾身のライブを展開してみせた。
 

『@JAM×ナタリーEXPO』に初出場を果たした

 そんな充実した夏を過ごした一方で、グループ史上において最大級の衝撃が走ったことも忘れられない。そう、RINA(宮浦里奈)の卒業発表である。かねてよりの夢だった看護士への道に進むことが決まり、10月31日の生誕&卒業ライブを花道に、新たな道へ旅立つことになったのである。

 そういった目まぐるしい夏を駆け抜けてきたしゅかしゅんに、本インタビューではこの夏を総括してもらった。どんな思いでこの3カ月を過ごしてきたのか、ワンマンの手ごたえはどうだったのか、そして里奈の卒業に関して、彼女たち自身の言葉で語ってもらった。
 

10月31日のグループ卒業を発表した里奈(右)

■ワンマンを参考に構成を変えて挑んだ大舞台

――まずは『@JAM×ナタリーEXPO』お疲れ様でした! 初出場の感想を聞かせてください。

杏菜 @JAM EXPOも初出場ですし、幕張メッセに来ること自体が初めてなのですごくワクワクしてました。前の日は興奮して寝られなかったくらいですが、本番ではイメージしていた通りの熱量を出すことができたので良かったです。1日目のキウイステージでもたくさんお客さんが来てくれましたし、なにより舞奈の煽りがよかったんですよ! 
恵園 「手拍子くらいできるでしょう!?」ってね(笑)
舞奈 あの時は、煽り入れたらもっと盛り上がるんちゃうかなって思っていたら、予想通りにみんなノッてくださったんですよ。私たちのステージを観たことがあるお客さんも多くて、『Let you fly』でのコール&レスポンスなんかもわかってくださっているんで、それをさらに超えたパフォーマンスってなんやろって思って。煽りを上手く使って、どれだけみんなを沸かせるかというのが、今回の舞奈にとっての勝負やって思ったんです(笑)
恵園 忙しそうやったもんな。歌って煽って、煽って歌って(笑)
舞奈 ワンマン(BEAT)では、演ろうと思っていた煽りができなかったんですよ。衣装のことやツラ(ステージの端)のことなど、初めてのことが多かったから、それに気を取られて煽りがボンって入らないところもあったんです。その分を最後の夏フェスに入れたろと思ったんです。
杏菜 お客さんも、いつもは「オイオイ」言わへんところでも声を出してくださってました。自分も楽しかったし、お客さんも楽しんでくることがよくわかりましたね。
 

笑顔とともにストロベリーステージの花道へと駆け出してくるしゅかしゅん

――ファンにとっては、しゅかしゅんが初出場ということが意外だったかもしれません。

茉奈 去年のEXPOはめっちゃ出たかったんですけど出れなくて、ほんと悔しかったんですよ。ほかのアイドルさんが「出番終わりました」ってツイートしていたりするのを見ると悔しくて・・・・。でも今年初めて出場できて、一番大きなストロベリーステージにも立たせていただけて、いまは感謝の気持ちでいっぱいです! 来年はもうちょっとお客さんを呼べたらと思います。
恵園 ストロベリーは悔しかったなあ。
舞奈 でもスタッフさんに聞いたら、朝のわりには(10:25スタート)、しゅかしゅん結構入っていたって。

――たしかに初日の同じ時間と比較したら、比べ物にならないくらいお客さんが多かったです。

恵園 そうなんですか!? でも初日にSPYAIRさんと恵比中さんを観てるから、それと比べちゃうとなあ。
由奈 でも私たちが立たせていただいたキウイステージとストロベリーステージは、両方ともネットの生中継が入っていたので、大阪とか地方の方が見てくださっていたんですよ。
茉奈 パパも見てくれてたみたいで、「すごいや~ん」ってLINE来てました!
恵園 「すごいや~ん」って他人事やん!(笑)
茉奈 ママはめっちゃダメ出しLINE送ってくるんですよ(苦笑)
 

ストロベリーステージの巨大スクリーンに『SHINE』で見せる観音様のポーズが花開いた

――そのストロベリーステージはこれまで上がった会場でも最大のサイズだったのでは?

杏菜 もう過去イチです!
茉奈 出ベソの長さがすごかったな。
由奈 出ベソの先にある四角が大きかった!
杏菜 シャトルランより走った気がする。何往復もしたから。
茉奈 出ベソから戻るときって、大型スクリーンに自分たちの背中が映っているのが見えるんですよ。それを見て「なんかダサいな」って思って、腕を上げてみたりしてました(笑)
杏菜 ワンマンライブのときも出ベソを作ったんですけど、今回は花道がすごく長かったので、動き出しをちょっと早くするとか構成も変えたりしたんです。


■ひと夏で1年間ぶんの充実感を感じた3ヵ月

――これで7月のアイドル横丁祭、8月のTIFとワンマンライブのBEAT、そして9月の@JAM EXPOと完走し、しゅかしゅんの夏が終わりました。

舞奈 全アイドルフェスを制覇できました!
恵園 それがメッチャ嬉しい! 去年制覇できひんかったから。
茉奈 めっちゃ嬉しいよな。
由奈 横丁もTIFも今回のEXPOもさ、メインステージ出れたよね(嬉)
瑠奈 全部なぜか午前中やったけど。
里奈 ホンマやなあ。
茉奈 それでもありがたいことです(しみじみ)
 

ストロベリーステージの出ベソを使って360度方向にパフォーマンスを展開

――そんな暑かったこの夏を総括してもらえますか。

恵園 去年よりもイベントの数は多かったんですけど、気持ちの上では余裕のあった夏やったと思います。
杏菜 それわかる~。
恵園 去年はフェスに出演すること自体も初めてやったし、まだ慣れないことが多すぎて、大きなステージを十分に使うことすらできてなかったんです。でも今年はワンマンで出ベソの使い方を勉強したり、多くの人にどれだけ伝えていくかというのを意識してできました。
舞奈 余裕をもってできたよな。
杏菜 去年の夏は一瞬で終わったなって思ってたんですよ。それが今年の夏は、夏だけで1年間分あるくらいの充実感やって、「こんなに充実してていいんかな!?」って思うくらいの3ヵ月やったと思います。いい意味で長かったです。
茉奈 それでいて、一個一個のライブが濃かったというか、3ヵ月前のことでも「あのステージでこんなこと考えた」とか昨日のことのように鮮明に覚えています。
瑠奈 たしかにいろいろ覚えてるわ。その前の『JUMP』(東販単独公演)だって6月だったけど、すごくよく覚えてるし。

――ステージ以外にもネット配信の「しゅかライブ」とか、ツイッターの動画配信にもチャレンジしてました。

茉奈 ワンマンライブの『BEAT』があったので、悩んだ夏でもありました。去年は全然知らないところにガムシャラに飛び込んでいったけど、今年はどうやったらより広まるか、より好きになってもらえるかを考えてたので、それがしゅかライブとかみんなで考えることに繋がったんやと思います。
杏菜 去年の経験があったから、今年はどこをどう工夫しようと考えられたのが良かったと思いますね。
恵園 だから来年はもっと成長できるよな!
舞奈 この夏の目標が「アイドルフェスの制覇」だったので、それが叶えられたということは成長できたのかなって思うんです。
杏菜 みなさんのおかげで前に進めているんです。
 

完成度の高いパフォーマンスを見せつけたワンマンライブ『BEAT』

■あの作品は回収してしまいたい!?

――メンバー個人個人でも成長を感じているのでは。

由奈 それはですね~、たとえば去年の『ハチハチ』のDVDを観ると・・・・。
恵園 正直、観たくないもんな!
由奈 自分たち変わったなあって思います。お客さんとのやり取りとかも今と全然違うんですよ。
恵園 成長しているからこそ、ちょっと前のライブでもあまり観たくないですね。
杏菜 「そこ、どうしたあ!?」ってなるもんな。
茉奈 自分にダメ出し、めっちゃしちゃう(苦笑)
恵園 もうね、『ハチハチ』のDVD、回収したい! 
舞奈 この前の『BEAT』のDVDと交換してもらいたいわ(笑)
恵園 『ハチハチ』にはボカシ入れてほしいわあ。それだけ成長できてるってことだと思いますね。

――そうなると来年はもっと上を目指せそうですね。

恵園 来年はロックフェスにも出たいなあ。
由奈 イナズマ(滋賀県)とかなあ。
舞奈 実は今年もひとつオファーいただけてたんですけど、ワンマンと日程が被っちゃって。
茉奈 ホンマに残念やったなあ!
舞奈 来年にはサマソニ(サマーソニック)出たいです!
瑠奈 あと海外も一回は行きたい!
杏菜 アジア攻めたい!
茉奈 まずは台湾? アイドルさんがけっこう浸透してるから。
舞奈 海外行けるならどこでもええわあ。 

――それに今年はまだ冬にもイベントが残っています。

由奈 来年の夏に向けて、冬もしっかり過ごさないと。
茉奈 現状に気を抜かず。年齢もけっこう上になってきますし、基礎からしっかり固めていきたいですね。
恵園 しっかり地盤固めてね。
茉奈 初心、忘れるべからずです!
 

ソールドアウトには届かなかったものの、BEAT東京公演では大阪公演の熱気を上回る観客を集めた

■広いところで演って初めて分かることも―BEAT

――『BEAT』東京公演(Zepp Tokyo)について教えてください。大阪公演とセットリストはほとんど同じでしたが、みなさんの印象は随分違っていたんじゃないでしょうか。

茉奈 大阪のなんばHatchでも力を出し切ったんですけど、初めての出ベソとか、ワンマンで最大級のステージとかで緊張したところもあって、余裕がない部分もあったんです。終わったときにいろいろ「悔しいな」って思うところもあって、だからZepp Tokyoではそれを超えて、悔いのないパフォーマンスをしたいって思いました。
舞奈 舞奈はZepp Tokyoのほうがハチ切れましたね。お客さんも多かったし、自分の中でこうやりたい、ああやりたいという部分がよりできたかなって思ってます。
由奈 お客さんも多かったし、アイドルさんとか観に来てくださった関係者の方も多くて、刺激になりましたね。両方見てくださった方は、東京のほうが良かったっておっしゃってましたし。
茉奈 広いところで演って初めて分かることもあったんです。大阪公演が終わってから、その反省を生かして東京に向けて練習したところもあって、それは活かせたかなって思います。

――東京公演の自己評価は何点くらいですか?

茉奈 やりきった感はあるんですけど、これからもっとできるようになりたい! っていう感じです。
恵園 両方ともやりきったんですけど、大阪のほうが反省点が多かったので、大阪が70点、東京が83点って感じ?
杏菜 パフォーマンス力とクォリティは満点ではないけど、自分のテンションは100点でした!
由奈 今回は80点くらいやったと思うんですけど、次にワンマンをやったらそれが100点になって、BEATが50点くらいに感じられるようにしていきたいですね。
茉奈 きっと100点だと思えることはないんやと思います。
恵園 100はな、永遠に届かんものや(ドヤ顔)、追いかけるものやから。自分、未完成のままでいたい。
舞奈 じゃあ今回の舞奈が何点か、聞いて?
恵園 何点やの?
舞奈 (ドヤ顔で)120点!
杏菜 めっちゃ超えてるやん!
瑠奈 よくできました~w
 

しゅかしゅんの代名詞と言えば『Let you fly』のハイジャンプ! Zepp Tokyoの天井にブチ当たらんばかりに跳んでみせた。

 次ページのインタビュー後半は、9月20日の大阪・江坂MUSE公演で発表された里奈卒業について、その裏側やメンバーの思いなどを語ってもらった。

里奈卒業については後半をチェック!
 
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