インタビュー

これが私たちの決意表明で生きざま―大阪☆春夏秋冬の1stアルバムに込められた想いとは

2018年06月11日 16時00分

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 昨年10月にエイベックスから念願のメジャーデビューを果たした6人組ガールズグループの“カタヤブリな浪花のロックンガール”「大阪☆春夏秋冬」(通称:しゅかしゅん)が、6月12日にメジャー1stアルバムの『SSFW』をリリースする。

 結成7年目を迎え、いまや「本格派」や「実力派」との評価も高いしゅかしゅん。夏フェスでは確実にファンを満足させるステージで実績を積み上げてきたが、意外にもフルアルバムをリリースするのはインディーズ時代を含めても今回が初めてだ。

 そんな正真正銘の1stアルバムに収録された11曲は、すべてがエイベックス入り後に作られた曲ばかり。あえて既存曲を入れることなく、ゼロから手作りしたアルバムに込められた想いとはどんなものなのか。このアルバムでどんな「大阪☆春夏秋冬」を見せてくれるのか。アルバム発売を控えた彼女たちから生の声を聞いてきた。
 

大阪☆春夏秋冬

左からYUNA(由奈)、RUNA(瑠奈)、MAINA(舞奈)、EON(恵園)、ANNA(杏菜)、MANA(茉奈)。この和テイスト衣装は着物をベースにメンバー一人一人に合わせて手作りされたものだ。

◆365日、24時間、寄り添えるアルバムです

――今回の1stアルバムはみなさんにとってどんな一枚になりましたか?

MANA このアルバムは今もこれからも「これが私たちです」と言える一枚になっています。11曲すべてに私たちの気持ちや届けたい思いが詰まっていて、私たちが言い続けている「カ・タ・ヤ・ブ・リ」が表現できているんじゃないかなと。名刺代わりのアルバムです。
MAINA これが私たちの決意表明で、生きざま。その生きざまを込めたロックスピリットが刻まれています。
YUNA 商品としてよりも、作品として、自分たちのすべてをここに詰め込めました。
MANA たくさんの候補曲から絞りこんでいくなか、「この曲がいい!」と思える曲はスタッフさんも含めて意見が一致することが多かったです。そして「春夏秋冬を表している曲」「元気だけど切なさもある曲」など、今の私たちに合っている11曲を選び抜きました。365日、24時間、寄り添えるアルバムになっているんです!
YUNA ただ、これからしゅかしゅんを知ってくださる人にとっては昔の曲もアルバムの曲も新鮮なはず。だからライブではすべての曲に同じように力を入れています。

◆よりロックテイストを求めて何度もアレンジ

 本アルバムの収録曲はいずれ劣らぬ出来栄えばかり。その中でもリード曲に位置付けられているのが、元BACK-ONメンバーが手掛けた『世界には僕らだけ』だ。5月11日にはいち早くMVが公開され、同日開催の定期公演ではファンの前で初披露。これが初めてとは思えないほど最初からファンの心をつかんでいた。

――リード曲『世界には僕らだけ』について。

MANA 初めて聴いた時はもう少しポップな曲調でしたが、もっとロックテイストが欲しいとお願いして、何度もアレンジしていただきました。サビに入っているガラスの割れる音はアレンジの途中で一回なくなったんですが、私たちのリクエストで改めて入れてもらうなど、細かいところにもこだわって仕上げました。
ANNA この曲の良さは、アップテンポなのにどこか切なさが見え隠れするところ。二サビの終わりにピアノで切ないメロディが聴こえてきたり、しゃかりきだけじゃないところを感じてほしいです。
EON 振付してくださったavecoo先生は、これまで私たちがあまりやってこなかった、セクシーで女性らしさも感じさせるダンスを考えてくださったので、すごく斬新で新鮮です。
ANNA しゅかしゅんってこれまで、女性らしさが足りないってさんざん言われてきて(苦笑)。それがこの曲では女性らしさを前面に押し出していて、avecoo先生からも「立ち方をもっと女らしくしなさい」って教わりました。
YUNA そのavecoo先生が振付してくださったのも、私たちからお願いしたいってリクエストさせてもらって実現したんです。

――その女らしさといえば、やはりこの衣装ですね。

MAINA キャハ♪ やっぱ女らしいですか?(笑)
RUNA この衣装は全部が繋がっていて、セットになっているので着るのは意外に簡単。帯にもチャックがついていてすぐに取り外しできるんです。
ANNA 今着ているものはスタイリストさんの手作りで、着物の生地をアレンジしたもの。ライブ用の衣装は汗をかいても大丈夫なように浴衣の生地でできています。
EON デザイン面では一人ずつの個性を生かしてもらって、みんなバラバラのように見えて統一感もあるんです。
MANA そして色使いには私たちの大好きなエイベックスカラーが入っています!
RUNA 青色なんです!
EON 爪もエイベックスカラーに変えました!
 

EON(右)の手元にはエイベックスカラーのネイルが光る!

◆この半年間で自分の“芯”が見つかった

 昨年10月に驚きと期待をもって受け止められたエイベックス入り。しゅかしゅんらしいと言われたその組み合わせではメンバーから何度となく「スタッフさんが熱い!」との声が出る一方で、エイベックス側からもしゅかしゅんを全力サポートしたいという気概が伝わってくる。そんなガチンコのぶつかり合いが、結成7年目のグループをより進化させていくようだ。

――エイベックス所属アーティストらしさも身についてきましたが、昨年10月のメジャーデビューから半年、環境はどう変化したでしょうか。

RUNA 反省会がすごく増えましたし、反省するポイントも変わりました。エイベックスのスタッフさんが見ているポイントは私たちとは違う視点ばかり。その反省会を重ねるうちに、大阪☆春夏秋冬と向きあう時間や自分自身と向き合う時間もすごく増えて、今では昨日の自分と今日の自分が違うことを実感しています。
MANA 曲を作る段階から自分たちのアイデアを発信できるようになりました。どの音を減らすのか、付け加えるのか。衣装でも曲に合ったイメージを考えていますし、それを実現してくださる熱いスタッフさんにも恵まれています。
ANNA これまでのライブでは「より多くの人にパワーが届くようにベクトル飛ばします!」って言ってましたが、この曲では何を届けるのか、このセットリストでは何を伝えたいのか、そういった作戦を練れてなかったんです。それがこの半年、定期公演やリリイベを重ねるなかで、一回一回のステージにこれを届けようという明確なものをメンバーで共有できるようになりました。

 メジャーレーベルとの契約で得たものの大きさ。メンバーの言葉からはその実感が伝わってくる。そしてメンバーたち自身のなかにも、これまでの殻を破っていこうという意思が強く感じられるのだ。

YUNA この3月に高校を卒業したことで、しゅかしゅんの活動に自分の時間をすべて注げるようになり、大阪☆春夏秋冬であり続けることの責任感をより強く感じるようになりました。今では新しい道を切り開いていく覚悟ができています。
EON この半年間で、自分がなぜこの活動をしているのかという、自分の奥底にある“芯”が見つかりました。以前は、みんなは何を芯にしてやってるんだろうと。自分だけそれがないのかなって焦ることもありましたが、この半年間でそれが見つかったおかげで、目標に向かって何をせなあかんのかも見えてきました。
MAINA 土の中に埋まっていた私たちをエイベックスさん見つけ出してくださって、この半年間は端っこからちょっとずつ泥を落としていく作業を続けてきたように思います。そのキレイになったところにスポットライトを当てるのがファンの方の声援であり、エイベックスさんのサポート。てっぺんという目標にたどり着けたときには、その輝きが最もキレイになっているんだろうなって思います。そのてっぺんとは・・・・
全員 「世界」です!
EON 「音楽は国境を超える」というのはホンマやというのを去年、上海で感じたので、私たちの音楽で国境を越えて響かせていきたいです(註:2017年7月15日の『@JAM in 上海 2017』にて海外初ステージを踏んだ)。
MANA 世界中に住む人たちの心に私たちの音楽を伝えていきたいですね。
 

1stフルアルバム『SSFW』(CD+Blu-ray)

アートワークにも和のテイストを全開で取り込んだ1stアルバム。上段左からRUNA、MAINA、MANA。下段左からYUNA、ANNA、EON

◆フェスでお見せできるのは私たちのごく一部だけ

 TIF2015で見つかって以来、フェスのステージを確実に熱くしてくれることで評判のしゅかしゅん。昨年には「TIFで最多稼働」と言われるほどの活躍を見せていたが、今年はそこからさらに上を目指すことになる。

――その“世界”に向けて活動する中、近いうちに達成しておきたい目標はなんでしょうか。

MAINA いま渋谷を中心に毎月のように定期公演を続けているので、そのチケットが即完したり、FC先行だけで終わるようになりたいです。
EON ファンの方には対バンライブのステージだけで十分に感じてもらうんじゃなくて、定期公演を観たいと思ってもらえるようになりたい。
ANNA 今年もありがたいことにTIFなどの夏フェスに出演させていただきますが、夏フェスって自分たちの成長を多くの方に見てもらえる場だと思うんです。去年の自分たちからどれくらい成長したのか、ぜひ見比べられてほしいです。
MANA この夏は持ち曲がぐんと増えたこともあって、フェスのステージでお見せできるのは私たちのごく一部だけ。しゅかしゅんのすべてを観たいという方に定期公演やワンマンに来てほしいですね。
YUNA この衣装を着て海外公演に行きたい。アルバムには『PLAYER』など洋楽っぽい曲もあって、和と洋の組み合わせで日本の良さを伝えつつ、「大阪☆春夏秋冬」という名前を世界に広げていきたいです。この和のテイストを世界に届けないともったいない!
MANA 今はいい意味で一つ一つのライブを大事にして、確実に進化させていくことで、1年後にどこまで行けるのやろ?ってワクワクしています。
MAINA 私たちがやるべきことをちゃんとやれば、メンバーのみんなが口にした目標はすべてクリアできるはず。決して別々の目標ではなく、同じ方向にあると思うんです。
MANA そして将来的には「大阪☆春夏秋冬」というひとつのジャンルを築いていければいいなってみんなで話してます。
MAINA 「しゅかしゅん」というジャンルを切り開いていきたい。若い人たちがアイドルになりたい、アーティストになりたいって言うのと同じように、「しゅかしゅんみたいになりたい」って人が出てきてほしいです!
 

1stフルアルバム『SSFW』(CD+DVD)

アイドルやアーティストというジャンルを超越した存在でありたいという気概が、このアートワークに込められているかのようだ。

【大阪☆春夏秋冬 リリース情報】
1stアルバム『SSFW』
2018年6月12日(火)発売
レーベル:avex trax
<形態>
・CDのみ AVC1-93902 3000円(税込)
・CD+DVD AVC1-93900/B 4000円(税込)
・CD+Blu-ray AVC1-93901/B 5000円(税込)

<CD収録内容>
1.SSFW
2.Evolution
3.Travelin'Travelin'
4.世界には僕らだけ
5.シーズンズ
6.ローリングストーン
7.SPARK!
8.See you again
9.手紙
10.ROCK SHOW
11.PLAYER
(全11曲収録) 

<DVD収録内容>
2018.01.13「東京進行大作戦~進撃のしゅかしゅんvol.1~」
@新宿BLAZE
・LIVE VIDEO(①SPARK!/②C'mon!/③Let you fly/④Stay/⑤Travelin' Travelin')
・LIVE密着FILM(メンバーインタビュー&Off Shot Movie)

<Blu-ray収録内容>
・Travelin'Travelin'(MUSIC VIDEO)
・SPARK!(MUSIC VIDEO)
・世界には僕らだけ(MUSIC VIDEO)
・世界には僕らだけ(Off Shot Movie)
・1st FULL ALBUM「SSFW」メンバーインタビュー
 

1stフルアルバム『SSFW』(CDのみ)

こういったアートワークもメジャー級の仕上がりだ。

【LIVE】
東京しゅかしゅん定期公演 其の三『前略あきんど様』
2018年6月16日 (土)14:00開場/14:30開演
【会場】 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(東京)

東京しゅかしゅん定期公演 其の四『しゅかしゅんにほえろ!』
2018年6月16日 (土)18:00開場/18:30開演
【会場】 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(東京)

定期公演 沖縄編「今日だけは沖縄☆春夏秋冬」
2018年6月24日(日)
【会場】桜坂セントラル(沖縄)

大阪☆春夏秋冬×東京女子流ツーマンライブ
2018年7月7日(土)15:30開場/16:00開演
【会場】札幌 cube garden(北海道)

大阪ワンマンライブ
2018年7月14日(土)
【会場】ESAKA MUSE(大阪)

大阪ワンマンライブ
2018年7月15日(日)
【会場】ESAKA MUSE(大阪)

東京定期公演
7月22日(日)
【会場】 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(東京)

東京定期公演
8月19日(日)
【会場】 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(東京)

■大阪☆春夏秋冬 オフィシャルサイト
http://syukasyun.com/

■大阪☆春夏秋冬 オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/manyo-syaonyan/

■大阪☆春夏秋冬 オフィシャルツイッター
@syukasyun

■大阪☆春夏秋冬 モバイルファンクラブ
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