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UPDATE|2014/02/03

アップアップガールズ(仮)の中野サンプラザ単独公演が決定! 「つんく♂さんを呼んで私たち7人を見てほしい」

 アップアップガールズ(仮)がついに、念願の地に凱旋! 6月1日に中野サンプラザでの単独公演「アップアップガールズ(仮)1st全国ツアー アプガ第二章(仮) 進軍~中野サンプラザ 超決戦~」を行なうことが決定した。これは2月2日に秋葉原のAKIBAカルチャーズ劇場にて行なわれたトークイベントにて、タワーレコードの嶺脇育夫社長の口からサプライズ発表されたもの。

 中野サンプラザ公演に先立ち、3月21日から全14都市で行なわれる全国ツアーが「アップアップガールズ(仮)1st全国ツアー アプガ第二章(仮) 進軍~中野に向かって~」と銘打たれており、単独公演の名称はこのツアータイトルを受けたもの。1stツアーの総決算という位置づけとなる。

1人目の導き者として登場した、作編曲家のmichitomo氏。『アップアップタイフーン』など10曲以上のアプガ楽曲を手掛けるほか、吉川友やPASSPO☆、ももクロらにも曲を提供している

音楽ライターの土屋恵介氏は、初めて取材したアイドルがメロン記念日というベテラン。アジカンのデビューから10年の歴史になぞらえ、グループの成長について解説した。

 そして3人目にはタワーレコードのアプガ担当者が出演するはずが、なんと嶺脇社長がサプライズで登場。これには満員の観客も「社長!」コールで大歓迎だ。

 ここで嶺脇社長は「これを見てください」と語り、映像がスタート。同映像にて「6月1日 中野サンプラザ 超決戦 決定!!」の文字が映し出されると、大スクリーンを見ていたアプガのメンバーは一斉に号泣。客席からは大歓声に続いて万歳三唱が沸き起こった。

突然の発表に戸惑いと驚き、そしてあふれ出る嬉しさを隠しきれないメンバーたち

心の整理がつかないまま、メンバー同士で手をつなぎ、観客とともに万歳三唱を行なった

 ただし、単なる祝福では終わらない。同映像では、「キャパ 2,222人 埋めれんのか?」と挑発的な文字が躍る。これまでアプガが単独で埋めた最大の会場は赤坂BLITZで、そのキャパは1,300人弱。中野サンプラザはその2倍近い、まさにビッグな会場だ。

嶺脇社長 やるのはできるんですよ、でも埋めるのは違う。カウントダウン始まってますので、あと120日、そのあいだにどこまでいけるのか。いっぱい悔し涙を流してきたんだから、笑顔で涙流したいでしょう? それに向けて、今日はいろんな方に来ていただいて、それを噛みしめながら、考えながら、ぜひ中野サンプラザに笑顔でいきたいよね。この人(観客)たちの嬉し涙見たいでしょう? 絶対泣くから(観客笑) たぶんオレも泣いてるかもしれない(観客拍手)

中野サンプラザ公演決定の喜びもつかの間、今度は責任の重大さがメンバーにのしかかってくる

 単独公演の決定を受け、ミニライブ前のMCでは仙石みなみが「全員がポカーン状態で、夢のなかみたい」と現在の心境を吐露。そのトーク中に突如、古川小夏がフロアに倒れ、「めっちゃ嬉しい。うああ、いま実感した―!」と叫びだすなど、気持ちがまだ混乱していることをまざまざと見せつけた。

 そのなかで最年少の新井愛瞳が冷静に、「夏前までに立ちたいって言ってたことが叶ってさ、叶ったはいいけど、そこからじゃん」 と自分たちの足元を再確認。さらに佐藤綾乃が、「埋めるのも大切だけど、その先があるわけで、埋まったら埋まったで、いいパフォーマンスができなきゃ意味ないじゃん」と、あくまで先を見据えたうえでの課題を提示だ。

 それを受けて関根梓が、「さっきmichitmoさんが言ってくれてたように、自分たちの魂と戦って、もっと袋を破って……、壁を破っていかなきゃならないんじゃないかな」と、中野超決戦に向けての心構えを口にする。そこに佐保明梨が「正直、むっちゃ怖い。(中野の)発表が来てほしいという願いもあったけど、実際(に発表が)来たら"怖いな"という気持ちが大きい」と本心を明かす。そのうえで「これから120日、魂で生きていきたいと思います」と、自分たちに言い聞かすように言葉を振り絞っていた。

 ここからは4曲のミニライブ。まずは中野サンプラザにたどり着くまでの長い道程を感じさせる『あの坂の上まで』、続いては支えてくれたファンへの感謝を届ける『虹色モザイク』を披露。そしてファンと一体になってのコール&レスポンスが弾ける『チョッパー☆チョッパー』と続き、最後はまだまだ戦い続けていくという決意を込めての『アッパーカット!』で、きっちりと締めてくれた。

【中野サンプラザに向けてのコメント】

古川 10年前にハロプロの研修生になって、一番最初に立ったステージが中野サンプラザだった。その原点に私たち7人だけで立てて、私たちだけを見に来て下さったお客さんたちと、ひとつになりたい。見に来て下さったみなさんに損はさせない公演にしたい。

古川小夏

佐保 中野サンプラザはアプガ史上最大の会場で、その大きさに恥ずかしくないようにパフォーマンスとかを成長しないとならない。単独ライブでは破壊王として瓦を割ったりと会場に合わせてレベルアップしてきたので、中野サンプラザでは何を壊そうか、訓練していきたい。

佐保明梨

関根 アプガとして中野に立てる機会を持てたからには、これまでは"ハロプロの聖地"中野サンプラザに立ちたいと言ってきたが、これからは"アプガの聖地"だと言えるようになりたい。ハロプロエッグとして一緒にやって来た仲間たちがモーニング娘。'14として何回も立っているし、武道館にも行っている。私たちは負けちゃいけないということで走ってきたし、いまはハッキリ言うと負けているので、その尻尾を掴めるように頑張っていきたい。

関根梓

仙石 私たちはハロプロエッグを辞めさせられて、そこから雑草魂で先輩たちを抜かそうと立ち上がってきて、まずは横浜BLITZという目標は達成できた。次はハローの聖地である中野サンプラザを埋めないと、見返してやるというところに立てない。そこに7人で立って、その時にはつんく♂さんを呼んで(観客から オーッ! の声)、中野に立っている私たち7人を見ていただきたい。

仙石みなみ

佐藤 アプガが結成した当時、一緒のステージに立っていたBiSなどのアイドルが武道館に立ったり、先を越されて悔しいなと思っていた。こうやって中野サンプラザに立てることが決まり、少しずつその人たちに近づけるんじゃないかなと思う。動員数も大事だが、ライブハウスでも大きな会場でも私たちの熱さを伝えていかなきゃいけないので、中野サンプラザもその先もどんどん登っていきたい。

佐藤綾乃

ほかのアイドルさんが武道館で、私たちアプガが中野サンプラザというのは、正直悔しい。でもアプガはアプガのペースで、もっと上に上り詰めていきたい。私の2014年の目標は"報恩謝徳"。ここまで10年間芸能活動を続けてこれたのは応援してくれるファンの方々、スタッフさん、メンバーのお蔭。すべての方に感謝をして、120日、無駄のないように生きていきたい。

森咲樹

新井 中野サンプラザはホールだが、私たちがやっているのはコンサートではなくてライブ。ファンの皆さんと一体になって盛り上がるもの。先輩のハロプロさんは見てて「すごいな、応援したい」って思うけど、私たちは一緒にガツガツ盛り上がって汗かいて、もう死にそうになって「この人たちと魂ぶつけられてすごい楽しい」って言ってもらえるようになりたい。2階席のお客さんにも私たちの勢いを伝えたい。

新井愛瞳

 このように中野超決戦に向けての期待と不安を様々な言葉で表わしてくれたアプガのメンバーたち。6月1日に向けての120日間のカウントダウンでは、全国14都市でのツアーを通してさらなる成長とラストスパートを見せてくれるに違いない。その暁には、中野サンプラザという甘い甘い特大パフェを7人でペロリと平らげてほしいものである。

ラストは恒例のファイティングポーズで締めてくれたアプガ。この闘争心で中野サンプラザも勝ち抜いていってほしい

◇アップアップガールズ(仮)1st全国ツアー アプガ第二章(仮) 進軍~中野サンプラザ 超決戦~◇

日時: 2014年6月1日(日)開場17時 / 開演18時
会場: 中野サンプラザ (東京都中野区中野4−1−1)
チケット: 3月29日(土)発売 前売り:¥4,500(税込)
e+最速先行受付 2月2日(日)21:00~17日(月)23:59 http://eplus.jp/uug-blog0601/
Hello! Projectオフィシャル、M-line club 先行受付 2月3日(月)18:00~17日(月)23:00
問い合わせ先: オデッセー TEL: 03-5444-6966

■アップアップガールズ(仮)オフィシャルサイト
http://upupgirlskakkokari.com/

■アップアップガールズ(仮)  オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/upfront-girls/

■T-Palette Records
http://tower.jp/label/t-paletterecords

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