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UPDATE|2014/03/12

AKB48グループが被災地3ヵ所と各劇場で復興支援特別ライブ

AKB48グループが東日本大震災から3年目となる3月11日、震災復興支援活動「誰かのために」プロジェクトの活動を行なった。各グループの劇場で「東日本大震災復興支援特別公演~誰かのためにプロジェクト2014~」公演を行なったほか、メンバーが被災地3ヵ所を訪問した。

 この日、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48のメンバーが、16名ずつに分かれて岩手、宮城、福島の被災地を訪問。震災が起こった14時46分に、メンバーがそれぞれの場所で黙とうを行なった。次いで17時から、各地でライブを開催した。

 18時からは全国4ヵ所の各劇場で「東日本大震災復興支援特別公演」がスタート。4つの劇場と被災地3ヵ所のライブ会場を生中継でつなぎ、計7ヵ所で同時に震災復興応援ソング『掌が語ること』を披露した。



AKB48劇場で黙とうをささげるメンバーたち (c)AKS

劇場ではメンバーによる募金活動を行なった (c)AKS

【AKB48渡辺麻友 コメント 岩手県宮古市】

 こうして岩手県宮古市のみなさんと再びお会いできたことをすごくうれしく思っています。みなさんと触れ合えて、握手もさせていただけて、たくさん話せて。本当にこうして喜んでもらえることがうれしいです。



宮古市で復興支援特別ライブを行ない、現地のみなさんと記念撮影したメンバーたち (c)AKS

宮古市など各被災地では体育館などの建物でライブを行なった (c)AKS

【AKB48大島優子コメント 宮城県石巻市】

 今日、(宮城県出身の岩田)華怜と被災地に来させていただいて、自分の故郷がなくなってしまうことの恐ろしさを同じAKB48メンバーが体感したんだということ、そして隣で泣いている彼女の姿を見て、その悲しさに胸が痛みました。

でも、こういうライブを通じてみなさんに笑顔と元気をたくさん届けることができて、そしてとにかく楽しんでもらうこと、心を弾ませてときめいてもらえることが、私たちができる一番のことなんだと今日は改めて実感しました。私自身、AKB48を卒業した後も、何らかの形で自分なりに被災地のみなさんを応援する活動を続けていきたいと思っています。

【SKE48松井珠理奈コメント 宮城県石巻市】

 私は震災前に、SKE48のミュージックビデオ撮影で宮城県にお邪魔したことがありました。その後は復興支援活動という形で、私もSKE48のメンバーも参加させていただいています。今日はSKE48劇場でも、この場に来られなかったメンバーが特別公演を行なっています。じつはまだ、被災地訪問に参加できていないSKE48メンバーも多くいますので、その仲間ともぜひ被災地支援活動を行なえればと思います。そして、SKE48の楽曲でもたくさんの方に元気になってもらえたら良いなと思いました。


石巻市のライブ会場でパフォーマンスするメンバーたち (c)AKS

【AKB48横山由依コメント 宮城県石巻市】

 3月11日という日にAKB48の一員としてこうやって福島や宮城、岩手に行かせていただけることに感謝しています。みなさんの笑顔を見ることができて、一緒の時間を共有できて、今過ごしている一瞬を無駄にしてはいけないんだなと強く感じることができました。自分にできることは、一生懸命歌って、踊ってみんながちょっとでも笑顔になってくれることだと思います。これからもこういった活動を続けていきたいです。

【NMB48渡辺美優紀コメント 宮城県石巻市】

 今日、会場でステージから見えたみなさんの笑顔、ハイタッチの時、「娘が笑顔を見せてくれた、ありがとう」と言ってくれたお母さんとの出会いなど、とてもうれしかったです。毎回、本当に心から来て良かったと思うので、これからも私たちにできることを続けていきたいと思います。

【AKB48岩田華怜コメント 宮城県石巻市】 ※宮城県仙台市出身

 もう3年経ったんだなというのを本当に感じました。私は3年前の今日、小学6年生で、まだAKB48の研究生のオーディションを受け、夢を追いかけている最中でした。そんな時に地震があって、すごく不安でしたし悩みましたが、やはりふるさとのために自分に何ができるのかを考えた時にAKB48に入りたいと思い決意をして、それからもう3年が経ちました。

 私も中学を卒業し、4月から高校生なので、もっともっと視野をひろげていろんな方面で活動しながら、でもやはり自分の原点がここ東北であることを忘れずにいたいと思いました。ふるさとの人たちはいつでも温かく迎え入れてくれるので、そういう“ホーム”があるというのが私にとっての支えだなと本当に思います。


石巻市のライブ会場で握手を行なう岩田華怜(左から2人目)。48グループのメンバーで唯一の被災者でもある (c)AKS

【AKB48島崎遥香コメント 福島県南相馬市】

 被災地に来るたびに笑顔があふれているとは思いますが、まだまだ仮設住宅で暮らしている方も多くいらっしゃる現実に接すると、まだ復興していない部分もたくさんあることを感じます。3年という年月が経ち、私の住む関東では記憶として薄れていることも多いですが、まだまだ復興は終わっていないですし、続いているんだという事を改めて実感しました。自分自身、AKB48としてもできることをこれからも続けていこうと思いますし、みなさんにもこの活動を通して3月11日だけではなく、ずっと東北のことを考えていってほしい、心に留めておいてほしいと思いました」。

【NMB48山本彩コメント 福島県南相馬市】

 福島県を訪れたのは今回が初めてでした。緊張しながらステージに立った時にたくさんのみなさんが来てくださっていて、私たち以上に元気を出して迎えてくださったのがスゴく印象的でうれしかったです。

 (津波の被害に遭った山田神社に立ち寄ったことに触れて)
 そこは神社だったとは分からないくらい跡形もない状態でしたが、近くには海が見えました。何が起こったのか、見ていなくても想像できたこと、そしてそこに立ってみて初めて感じる気持ちがありました。今回はメンバーの人数も、歌わせていただいた曲も多く、みなさんと共有する時間が長く、とても楽しかったです。これからもこういう機会を通じてみなさんに元気と笑顔をお届けできればと思います。


南相馬市でのライブの様子 (c)AKS

【HKT48指原莉乃コメント 福島県南相馬市】

 南相馬市には2011年のクリスマスに、支援活動で伺いました。被災地から遠く離れていると、復興が進んでいるんじゃないかと錯覚することがあるんですが、今日の福島県の海沿いの状況を実際に見ると、まだまだ私たちにできることはたくさんあると、改めて思いました。AKB48グループの被災地支援活動を通して、実際に被災地のみなさまのお話を直接うかがうことができるので、この活動は今後もぜひ続けていきたいと思います。  


南相馬市のライブにて現地の方々と握手会で触れ合った (c)AKS

SKE48劇場の外で募金活動を行なうSKE48のメンバーたち (c)AKS

NMB48劇場の外で募金活動を行なうNMB48のメンバーたち (c)AKS

HKT48劇場で募金活動を行なうHKT48のメンバーたち (c)AKS

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