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大島優子が卒業公演、「普通の女の子が夢を持ってもいいんですよね」

2014年06月10日 12時30分

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 AKB48の大島優子が6月9日、東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行なった。

 7万人を集めた前日の卒業コンサートから1日。大島は自身の芸能生活の原点である250人収容の劇場で、約8年半にわたるAKB48メンバーとしての最後のステージに立った。

 この日は、かつてのキャプテンの卒業ということで、「大島チームK」のメンバーが集結。ウェイティング公演として上演していた「最終ベルが鳴る」公演を行なった。

大島チームKで「最終ベルが鳴る」公演を行なった。 (c)AKS

 11曲目には大島がソロで『泣きながら微笑んで』を披露。

 アンコールでは公演ラスト曲の『支え』をメンバー全員で歌い上げた。
 

ソロで『泣きながら微笑んで』を披露 (c)AKS

 ダブルアンコール開けには、他のチームや姉妹グループのメンバー、そして卒業した同期の2期生たちも登場。

 自身がセンターを務める27thシングル『ギンガムチェック』や21thシングルの『Everyday、カチューシャ』、自身の卒業ソング『今日までのメロディー』を熱唱。最後は卒業生を含めた全員で『草原の奇跡』を歌った。

 大島と同期(2期生)の宮澤佐江は、「ステキな大島優子という人間に出会えて本当に感謝しています。これからもずっと親友でいてください」とメッセージ。

 同じく梅田彩佳は、「ずっと優子が私の道しるべでした。自分より大変なのにスゴく頑張っている優子を見て、もっと頑張らなきゃいけないって思いました。それは優子が卒業しても変わらずに思うと思います」と熱い言葉。

 大島は宮澤と梅田の言葉に涙を浮かべ、1期生の小嶋陽菜とは最後にキスまで交わされながらもアツイ抱擁を交わした。

数少ない先輩1期生の小嶋陽菜に見送られた (c)AKS

「第6回AKB48選抜総選挙」で初の1位に輝いた渡辺麻友からは、「これからのことは任せてください」と力強いメッセージを受け、優しい笑顔に。そしてHKT48の指原莉乃やSKE48・AKB48の松井珠理奈、AKB48の柏木由紀からの感謝の言葉には固い握手で応えた。

“戦友”であるAKB48グループ総監督の高橋みなみからは、「卒業したら戦友じゃなくて親友になってください」とお願いされるも、「イヤです」と拒否。

 会場を笑い声が包む中、大島は「私はこれからもAKB48を応援し続けるし、外から見たAKB48を支えていくから、親友じゃなくてこのまま“戦友”がいい。だって“戦友”は高橋みなみしかいないから」と説明し、高橋を納得させた。

“戦友”の高橋みなみとは、今後も戦友で居続けたいと語った (c)AKS

 メンバーからのメッセージを受け取った大島は、「私たちAKB48は、このAKB48シアター、ドン・キホーテの8階にあるこの狭い劇場から始まりました。250人いうキャパで、私は1期生ではなく、2期生として活動してきて、この250人のキャパを埋め尽くすこともできませんでした」と、自らの原点を説明。

 続けて、「そして、どんどん、どんどん人が増えていって、みんなが応援してくれるようになって。アキバ系アイドルとして始まった私たちが昨日、味の素スタジアムという7万人の大きな会場を埋め尽くして、それは本当に夢のような出来事です」としみじみと語った。

 そのうえで、「私たちはいまだにここで活動をしているので、昨日7万人の前で歌ったのが、今日は250人の目の前で歌っていて。とても狭く感じるけれど、でもこの狭い空間が、私が、AKB48の大島優子が生まれた原点です。ここで踊れなくなる、ここに通えなくなるということが、一番悲しくて、さみしいです」と心情を吐露。

 さらに、「ここにはスゴい思い出が詰まっていて、みんなの笑顔と、みんなの汗と楽屋の狭さと、楽屋の汚さと、空気の悪さと色々とあるんですけど、でも本当にここから出発できて、良かったなと思います」とし、「小さな夢が大きな夢に変わって、今やその大きな夢を背負って出発しようとしています。200何十人という48グループのメンバーがいて、毎日のように公演を行なっているんですけど、その200何十人の夢が、みんなで寄り添って、一つひとつ頑張って形にしていこうと思ったら、これだけ大きな家族になりました」と訴えた。

AKB48劇場で最後の挨拶をかわす大島優子 (c)AKS

 これまで支えてくれた自身やAKB48グループのファンに改めて感謝すると、「きっと、これからも(午後)7時ぐらいになったら、『公演が始まった』、『みんなが踊っているんだ』と思うとおもいます。でも、ここには来られないんだなって思うと、みんなの残像がきっと頭に浮かんでくると思います」。

「普通の女の子だった私を見つけて、応援してくれて、みなさん本当にありがとうございました。普通の女の子が大きな夢を持ってもいいんですよね? その勇気を与えてくれて、ありがとうございました」と頭を下げた。

 そして、「私の能力は全然まだまだ足りないところがいっぱいありますけども、ここで8年半、培ってきたものを自信に、しっかりと自分の足元を見て歩いていきたいと思います。今日、ここに来れなかった全国でAKB48の応援をしてくださっているファンのみなさん、今後もAKB48を、私、大島優子を、ここから旅立っていった卒業生のことを応援よろしくお願いします。AKB48は私の宝物です。本当にAKB48の大島優子をありがとうございました。そして、今後の大島優子もよろしくお願いします」と呼び掛けた。

 最後は「ファンのみなさんが私にプレゼントしてくれた曲です。これのおかげで羽ばたけました」と、自身が初めて総選挙で1位となりセンターを務めた17thシングル『ヘビーローテーション』を元気いっぱいに歌い上げて最後のステージを後にした。

大島がAKB48のセンターで歌う姿はこれが最後となった (c)AKS

 公演後、大島は劇場外に集まったファンに向けてバルコニーから拡声器で、「明日からはAKB48の大島優子ではなく、大島優子として自分の夢をかなえるために歩いていきたいと思います。今日ここに見送りに来てくださって、ありがとうございました」とあいさつ。

 さらに、「またどこかで、みなさんお会いしましょうね。応援よろしくお願いします。最後にAKB48らしく、優子コールお願いしてもいいですか?」と呼び掛けてコールを受けると、「ありがとー! AKB48の応援もよろしくお願いします」と満面の笑みを浮かべた。

バルコニーからファンに手を振る大島優子 (c)AKS

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タグ: AKB48  大島優子