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つりビット、初ワンマンライブで山下達郎カバーの新曲を披露

2014年06月15日 07時30分

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「いつか世界を釣り上げます!」をキャッチフレーズに、釣りをテーマにしたアイドルとして活動する「つりビット」が6月14日、東京・表参道GROUNDにて初のワンマンライブを昼夜2部で開催。同ライブで4thシングルの発売と、2ndワンマンライブの開催を発表した。

 2013年4月に結成、同年5月24日にデビューライブを開催したつりビットが、1年間の活動を経てたどり着いた初ワンマンライブ「つりの恩返しvol.1~まずは表参道を釣り上げます♪~」。今回のライブではチケットが数日で売り切れ、急きょ夜の部を追加するなど、注目度上昇中の勢いを感じさせた。

 夜の部は、1stシングル『真夏の天体観測』からスタート。ファンのあいだで最も人気のある曲とあって、序盤からライブは一気に盛り上がる。昼の部で会場の雰囲気に慣れたのか、メンバーも初っ端からエンジン全開のパフォーマンスだ。

表参道GROUNDで初ワンマンライブを開催したつりビット

 そして2曲目には、7月30日発売の4thシングル『踊ろよ、フィッシュ』をさっそく披露だ。タイトルからもおわかりの通り、同曲は山下達郎が1987年にリリースした同名曲のカバー。夏の沖縄キャンペーンソングとして30代半ば以降の世代であれば知らない人はいないヒット曲である。

 とは言え、つりビットは最年長の長谷川でさえ1998年生まれの若いグループ。自分たちの親世代のヒット曲にはむしろ、新鮮さすら感じているかもしれない。しかも、魚と戯れるというシチュエーションは、釣りがテーマのつりビットにはピッタリのチューンであり、若さあふれる歌声で夏の海のきらめきを醸し出していた。
 

『踊ろよ、フィッシュ』をフレッシュさいっぱいに歌い上げ、梅雨の東京を夏色に染め上げた

 ここで自己紹介代わりのMC。つりビットは各メンバーが「釣りたい魚」を持っているが、今回はその理由が明かされたぞ。

小西杏優(アユ) やはり名前がアユだから。

長谷川瑞(マダイ) 以前は、自分が食べたいという理由でワカサギだったが、お刺身が苦手なので、自分で釣れば食べられるかもと思ってマダイにした。

聞間彩(マグロ) テレビでマグロ釣りの番組を観て、それが格好良かったから。

安藤咲桜(カジキマグロ) テレビで見たカジキ釣りが釣り人が骨折するような大変なもので迫力を感じたから。私は心で釣りたい。

竹内夏紀(カツオ) ポン酢が大好きで、ポン酢で食べると美味しいから。
 

小西杏優(グリーン) 2001年4月30日生まれ

長谷川瑞(水色) 1998年2月13日生まれ ※リーダー

聞間彩(赤) 2000年11月19日生まれ

安藤咲桜(ピンク) 2001年3月23日生まれ

竹内夏紀(イエロー) 2000年8月25日生まれ ※サブリーダー

 そんな理由にファンが納得の声を挙げると、ここからは一気に3曲を披露。まずは『FISH ISLAND』、そして『寿司パラダイス』と魚づくしの曲で攻め、さらに平均年齢13.6歳らしい可愛らしさ満開の『恋のマジカルスイーツ』で変化を付けるという小憎い演出だ。

 そして今度はお楽しみコーナーに突入。最近のライブではおなじみの、2人と3人に分かれてそれぞれ演し物を行なうコーナー(お着替えタイム)である。

 まずは安藤咲桜と竹内夏紀の"あんどーなつ"が登場。つりビットの小生意気コンビは、ファンからの質問に答える「あんどーなつのQ&A」で会場を沸かせた。

Q お互いにどうしても言いたいことや謝りたいことはありますか?

竹内夏紀 (安藤は)お腹空いていないっていうのにオモチとか食べるんですよ。ワラビもちとか。

安藤咲桜 さっきもみたらし団子食べた(ニッコリ)

竹内 お腹空いたならおにぎりとか食べればいいじゃん!

安藤 (まったく聞かずに)あ、ある! うるさいところ。

竹内 違えーよ!

 こんな感じで軽快に進むトークに会場は大爆笑。物真似では竹内が「カラス」、安藤が「芦田愛菜さんの物真似をする、やしろ優さん」を、なかなかのクオリティで披露だ。また、キャッチフレーズの「いつか世界を釣り上げます!」が速すぎて、おじさんファンには振りコピできないという悩みには、ひとつずつの動きをゆっくり再現するという優しさも見せた。

 ここで攻守交代し、今度は聞間彩、長谷川瑞、小西杏優の3人が登場。こちらはバラエティ番組でもおなじみの「箱の中身はなんだろな?」に挑戦である。

 スタッフが、前面が透明になった箱をステージに持ち込むと、客席からは「うわーっ!」の悲鳴。中に入っているのはヌルヌルでプルプルのアレ……コンニャクである。危険な物が入っているはずもないのだが、マジビビリで手が入れられない聞間の様子に、会場はやんやの声援だ。

 続いての長谷川には「よく動くアレ」が登場。見てみると、たしかに釣りの世界ではおなじみの、よく動くアレである。ここで長谷川は最年長の高2らしく落ち着いた様子で、見事に「リール」と一発で正解を当ててみせた。

 ラストは最年少で中1の小西。ハシが転んでもおかしい世代の小西に与えられた課題は「ゴム製のカエル」。正体がわかっていればなんてことはないが、箱の中身となれば、いかにも生き物っぽいその感触は恐怖だったに違いない。このようにメンバー全員が若さあふれるフレッシュなリアクションで、観客を楽しませてくれた。
 

「箱の中身はなんだろな?」に挑戦する長谷川。リールというのがいかにもつりビットらしい

 ここからは後半戦。まずは『真夏の天体観測』のカップリング曲『サバイバルドリーム』でアイドル界を切り拓いていく覚悟を示し、3rdシングル『旅立ちキラリ。』、そして2ndシングル『バニラな空』と、自分たちのレパートリーを惜しみなく披露。ここで本編は終了だが、まだまだ釣られ足りない客席からはアンコールの大合唱だ。

 そして迎えたアンコール。メンバーが着てきた衣装は、初期に着用していたホワイトを基調とした統一デザインの一着。初ワンマンライブを機に原点に戻る姿勢を示したのだろうか。それゆえ披露するのは、この日2回目の『真夏の天体観測』である。
 

アンコールでは初期の衣装に着替えてきたメンバーたち。成長著しい年頃ゆえ、なかなか入らないメンバーもいたとか

 さらに『はじめのキモチ』と『スタートダッシュ!』をメドレーで披露し、持ち曲はほとんど使い果たした彼女たち。ここで、全11曲を駆け抜けてきたつりビットから、9月15日に2ndワンマンライブを開催することがアナウンスされ、会場は大歓声に包まれる。

 本来ならここでステージは終了の予定。だが興奮冷めやらない客席、そしてなによりエネルギーがまだ残っているつりビットは、初ライブをまだ満喫しきれていない。そこで急きょ、この日3回目となる『真夏の天体観測』をダブルアンコール代わりに熱唱だ。始めと終わりを同じ曲で締め、つりビットの長い夜はようやく竿納めを迎えた。

 つりビットのメンバーはライブ後に、「今日の釣果は大漁です!」と大満足の笑顔を見せてくれた。この夏は「アイドル横丁夏まつり!!~2014~」や「TIF2014」、「@JAM EXPO」と大型アイドルフェスに立て続けに出演。この日、表参道を釣り上げた彼女たちは、さらに大きな獲物を狙っていきそうだ。

<夜の部 セットリスト>
M01 真夏の天体観測
M02 踊ろよ、フィッシュ
M03 FISH ISLAND
M04 寿司パラダイス
M05 恋のマジカルスイーツ
M06 サバイバルドリーム
M07 旅立ちキラリ。
M08 バニラな空
EN1 真夏の天体観測 ~リプライズ~
EN2 はじめのキモチ
EN3 スタートダッシュ!
EN4 真夏の天体観測
 

7月30日発売の4thシングル『踊ろよ、フィッシュ』
初回生産限定盤[CD+DVD] 1,481円(税別)、通常盤A [CD ONLY] 926円(税別)、通常盤B [CD ONLY] 926円(税別)


■つりビットOfficial Website
http://www.tsuribit.com/
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