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UPDATE|2014/06/29

テクノポップアイドルの新星、Cupitronがデビューライブで始動!

 3人組テクノポップアイドルの「Cupitron」(キュピトロン)が6月28日、渋谷REXにてデビューライブ「Cupitronお披露目ライブ 」を開催。ファンを前にパフォーマンスを行ない、そのベールを脱いだ。



まずはダンスで魅せたCupitron。テクノポップアイドルながらミニマム系のダンスではなく、若さにまかせてガッツリ踊るのが特徴だ

 続けて、デビュー曲の『サマーカイジュウ』を披露。ストリングス系の厳かな前奏からミドルテンポのエキゾチックなメロディへと展開し、乙女のせつない恋心を中高生らしい可愛らしいダンスで彩った曲である。可愛らしいルックスの3人がサイバーポップな衣装で乙女心を歌うとあって、そのギャップにファンはさっそくやられていたようだ。



乙女の祈りを込めたポージングも織り交ぜる

トリオゆえフォーメーションの軸がわかりやすい。センターはおおむね浜田が務める



全員 カラフルポップ フロム テクノワールド! Cupitronです。よろしくお願いします! 本日は私たちのデビューライブにお越しくださりありがとうございます。

山川二千翔  Cupitron最年長リーダーの(やまかわ)にちかです。高校2年生16歳、趣味はピアノです。

浜田彩加  Cupitronのサブリーダー、はまださいかです。中学3年生の14歳です。趣味は、のんびりすることと、食べることです。

宮川里奈  Cupitron最年少のみやかわりなです。歳は13歳で、趣味は料理をすることです。



最年長の山川は女性らしい表情で魅せる

石川県のロコドル「Jumpin’」でセンターを務めていた浜田。表情の豊かさは流石だ

最年少の宮川は子供らしさのなかに無国籍っぽい表情がエキゾチックな顔をのぞかせる

 このように、自己紹介にもフレッシュ感があふれるCupitron。浜田の説明によると、デビュー曲の『サマーカイジュウ』は、夏の男の子の身勝手な恋を怪獣にたとえ、それに恥ずかしがりつつ一生懸命抵抗する女の子を姿を描いた曲になっているという。

 次に披露したのは、「初めての恋、そして初めてファンと出会った感動をこの瞬間に想いを込めて歌う曲」だという、『First Contact』。90年代を思わせる少しレトロなテクノポップ感を漂わせつつ、二拍子的なタテノリで初恋の焦燥感を味あわせてくれる曲だ。途中、大胆にテンポチェンジする箇所もあり、その緩急で曲全体に表情を付けている。



キネティックな動きで魅せる『First Contact』

こんな可愛らしいフォーメーションも

 この2曲を終えたところで、浜田が「もうそろそろ終わります」と告げると、会場からはガチな「ええーっ!?」の声。そう、Cupitronは歌入りの持ち曲が本当に2曲しかないのである。そこで最後の曲として『サマーカイジュウ』をあらためて披露。ファンも1回聴いてペースをつかんだこともあって、初回よりも手拍子も増えていた。

 これでデビューライブは終了。だが会場はファンがアンコールを求める声に埋め尽くされる。持ち曲がないのを知っているにも関わらず、Cupitronのパフォーマンスをもう一度見たいという、実に温かいアンコールだ。

この声に応えて再びステージに登場したCupitronは、多少の戸惑いを見せつつ、あらためて『First Contact』を披露。自分たちがいまできる精一杯のパフォーマンスで、会場に集まったファンたちを魅了した。



たどたどしくも一所懸命なMCにファンはほっこりした気分になっていたことだろう


<セットリスト>
M1 Overture
M2 サマーカイジュウ
M3 First Contact
M4 サマーカイジュウ
EN First Contact

■Cupitron OFFICIAL WEB SITE
http://cupitron.com/


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