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SKE48の研究生公演が11人の少数精鋭で復活! 全曲の写真付き詳報レポ

2014年07月04日 18時00分

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 今年4月19日の「制服の芽」公演が最後となっていたSKE48研究生公演が久々に復活! 「SKE48 アップカミング公演~夏~」と題した新公演が6月29日に開催された。エンタメNEXTの連載「SKE48研究生に48の質問」に登場した研究生18人のうち、5人が昇格し、2人が卒業したことにより、残る11人の研究生たちで新たなセットリストに臨む公演となった。

 チケット代の1700円は、松村香織の総選挙の順位17位にちなんだ設定。松村もMCで「もし1位になったら~?(100円!?)」と語っていただけに、気が早いけれど、来年の夏公演の料金が楽しみになる。

 そんな新公演初日。松村の影アナに続いてovertureが流れると、研究生公演を待ち焦がれていたファンは早くもヒートアップ。そんな中、ステージセンターに、ブリブリのアイドル衣装らしき松村のシルエットが浮かび上がる。流れてきたのは、もちろん『マツムラブ!』のイントロ!
 

『マツムラブ!』 (c)AKS

 10人のバックダンサーを従えた豪華バージョンの『マツムラブ!』に、観客から熱いコール。曲中では、松村のタスキに貼り付けられていた『マツムラブ!』のジャケット写真をメンバーたちが客席に投げ込むというファンサービスも。むき出しになったタスキには「終身名誉研究生」の文字が書かれていて、客席からは笑いが起こった。
 

『マツムラブ!』にて、「終身名誉研究生」と染め抜かれたタスキに貼られた写真を次々に剥がしていく (c)AKS

 曲の終盤でバックダンサー陣は舞台裏に去り、松村のソロに。曲終わりとともに早着替えをした8人が現われ、2曲目に突入。SKE48のカップリング曲の中でも名曲の声高い『少女は真夏に何をする?』で、どのメンバーもキレのあるダンスを披露する。

 続いて、メンバー全員が再びステージに揃って『オキドキ』へ。シングルのオリジナルメンバーである先輩たちに負けじと、フルパフォーマンスを繰り広げる研究生たちが初々しくも頼もしい。
 

『少女は真夏に何をする?』 (c)AKS

 今回の公演では11人という少数精鋭の布陣を生かすべく『少女は真夏に何をする?』のほかにも、8人編成となるセレクション8のナンバーをフィーチャー。『オキドキ』などのシングル曲では、W松井のポジションを野口由芽と竹内彩姫が務めた。16人の通常公演よりも5人少ないだけでステージ上の空間に余裕があり、やや見た目スッキリした感のあるライブが展開していく。

 3曲の後の最初のMCでは息も切れ切れ、トークのテンションも上がりまくりのメンバーも多く、いかにこの公演に賭け、全力投球しているかが伝わった。
 

『オキドキ』 (c)AKS

 続いて、AKB48グループの劇場公演では恒例のユニットコーナーへ。1曲目の『渚のCHERRY』をはじめ、イントロが流れるたびに客席から「おおっ!」と、どよめきが起こる。『渚のCHERRY』でセンターを務めたのは野口。そのキュートな歌いぶりはオリジナルの前田敦子にも決して引けを取らない。サイドの荻野利沙や鎌田菜月、井田玲音名は人数の少ない公演だけに、ユニット曲を2曲担当する活躍だった。
 

『渚のCHERRY』 (c)AKS

 続く『わがままな流れ星』は松村&青木詩織のペア。身長差の少ない二人の並びがナイスバランスだ。『心の端のソファー』は竹内をセンターに、佐々木柚香と井田の3人で軽やかに歌い上げた。

 また、『涙の湘南』のイントロでは、後藤真由子に向けて「あなたのハートにお邪魔しまぁたん! ご・と・う、まゆこ!」のコールが飛ぶ。
 

『わがままな流れ星』 (c)AKS

『心の端のソファー』 (c)AKS

『涙の湘南』 (c)AKS

 ここで2度目のMCに入るかと思いきや、ステージ上のスクリーンに「アップカミングチャレンジ~先輩からの指令をクリアせよ~」と、謎の文字が。すると、内山命とサングラスをかけたゴルゴ大場こと大場美奈が映し出される。アップカミング公演では毎回、正規メンバーからの司令を送るので、研究生たちはそれに応えろというのだ。そして、今回の指令は「全員で腕立て伏せ100回をクリアせよ!」。

 松村は「私を除いた10人で、一人10回ずつ」と言い、メンバーからはブーイングが起こる。「これはチームに入るための体力作り。私はチームに入れないんだから!」と、何とも説得力ある言葉でねじ伏せ、10人の腕立て伏せがスタート。五十音順にトライすることになるが、一人当たりのノルマの10回をクリアできないメンバーがいた場合は後のメンバーにしわ寄せが来るとあって、最後の山田樹奈は必死でハッパを掛ける。

 だが、トップの青木がいきなり7回で脱落。2番手の井田が20回までクリアして持ち直すも、6番手の後藤がまさかの0回! 松村からは「昇格したくないのか!」と叱咤が飛ぶ。その後のメンバーのカバーにより、86回でラストの山田にバトンタッチ。残されたノルマの14回を難なくクリアする勢いだったが、敢えて99回で止めると「1回くらい、香織さんやってください!」と直訴。「そういうの、いらないから!」と言う松村だったが、21回やってのけ、計120回で指令をクリアした。
 

指令「全員で腕立て伏せ100回をクリアせよ!」に挑戦! (c)AKS

 その後『ごめんね、SUMMER』、『花火は終わらない』と続き、本編は終了。アンコールの『寡黙な月』、『パレオはエメラルド』の後、ラストナンバーとして告げられたのは『手をつなぎながら』でも『仲間の歌』でもなく『SKE48』だった。
 

『ごめんね、SUMMER』 (c)AKS

『花火は終わらない』 (c)AKS

『寡黙な月』 (c)AKS

『パレオはエメラルド』 (c)AKS

 SKE48劇場周辺の風景を歌ったこの曲こそ、公演をメインステージとする研究生たちにふさわしい。衣装を脱ぎ捨て、それぞれのネームの入ったTシャツ姿になったメンバーは、そんな研究生魂たっぷりに拳を突き上げて熱唱。ファンもそれに応えて、最後の盛り上がりを見せる。
 

『SKE48』 (c)AKS

 だが、公演はまだ終わらなかった。犬塚あさなから、5月で卒業した空美夕日の卒業セレモニーを行なうことが告げられたのだ。メンバーと同じTシャツ姿で登場した彼女は、ようやくファンの前で直接卒業の挨拶をすることが叶った。

 松村から手紙が読み上げられた後、最後の挨拶を終えると、12人で『桜の花びらたち』を歌い上げる。このセレモニーを開くために研究生公演を復活させたのではないかと思えるほどの温かいラストとなった。
 

卒業セレモニーで挨拶する空美夕日 (c)AKS

『桜の花びらたち』 (c)AKS

「アップカミング公演~夏~」は7月11日(金)と29日(火)の日程が発表済。フォーメーションチェンジはあるのか。秋、冬、春とシーズンごとに新たな公演は開催されるのか。今後に期待しよう。

<セットリスト>
M0 overture(SKE48 ver.)
M1 マツムラブ! 松村香織+全員バックダンサー
M2 少女は真夏に何をする? 野口、竹内、井田、青木、犬塚、後藤、佐々木、鎌田
M3 オキドキ 全員
M4 渚のCHERRY 野口、荻野、鎌田、井田
M5 わがままな流れ星 松村、青木
M6 心の端のソファー 竹内、佐々木、井田
M7 涙の湘南 後藤、山田、犬塚、鎌田、荻野
M8 ごめんね、SUMMER 全員
M9 花火は終わらない 青木、犬塚、荻野、佐々木、竹内彩、野口、松村、山田
EN1 寡黙な月 井田、犬塚、後藤、佐々木、竹内彩、野口、松村、山田
EN2 パレオはエメラルド 全員
EN3 SKE48 全員
EN4 桜の花びらたち 全員+空
 

公演後、空美夕日を加えた12人の研究生たちで記念撮影 (c)AKS


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(取材/文 青木孝司)
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