インタビュー

SKE48木﨑ゆりあが語るナゴヤドームへの想い、「3期生で1曲歌いたい!」(前篇)

2013年12月03日 19時30分

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 いつかSKE48単独で立ちたい──。メンバーが叫び続けた約束の場所・ナゴヤドームでのコンサートが2014年2月2日に決定。月刊エンタメ12月号ではチームSの木﨑ゆりあに「ナゴヤドームへの想い」をインタビューした。3期生ならではの熱い想いを、再録の形でお届けする。
 

3期生で1曲歌いたい! 3人でナゴヤドームを語った夜

──まずはナゴヤドームでの単独公演開催を聞いたときの感想からお聞きしたいのですが。

木﨑 まさにナゴヤドームで発表があったんですよね。その日はAKB48さんのドームツアーでナゴヤドームにSKE48も立たせていただいていたんですけど、地元ということもあってか、SKE48コールをしてくださる方も多かったんです。そんなアットホームな雰囲気の中でやらせていただいていたので、歌っているうちに「いつかここでSKE48も単独でやりたいな」っていう気持ちが強くなっていったんです。発表があったときは、本当に嬉しくて、隣にいた須田(亜香里)ちゃんと一緒になって「うわー!」って叫んだのを覚えています。

──1期生、2期生、3期生と期によってナゴヤドームへの想いもまた違うと思います。木﨑さんたち3期生はナゴヤドームに対するこだわりは強いですか?

木﨑 強いですね。3期生は初め研究生として入った期でもあるので、公演に出たいという想いは人一倍強いんです。

──同期の間でナゴヤドームについて話し合うことは?

木﨑 ありますよ。私、相談事を一番するのはゆっこ(木下有希子)と須田ちゃんの2人なんですけど、1カ月ぐらい前にホテルで同室になったことがあって、そのときは3人で遅くまで話し合いました。はじめは夜お風呂に入って、朝ゆっくり話そうっていう予定だったんですけど、話し出したら止まらなくなって、気がつけば深夜3時ぐらいになってました(笑)。結局、顔だけ洗って寝て、翌朝、3人で一緒に大浴場にお風呂入りに行ったんですけど、3人とも大浴場ではなぜか無言でした(笑)。

──前の晩の反動ですね(笑)。部屋ではどんな話をしたんですか?

木﨑 こんなステージにしたいとか、この曲をやりたいっていう話ですね。やりたい曲はいっぱいあったんですけど、やっぱり3期生で1曲できたらいいよねっていう話もしました。

──その3人は組閣でチームがバラバラになりました。それぞれのチームについて話すことは?

木﨑 もちろんありますよ。そのときも話しました。今のチームはこんな感じだよっていう話から、チーム内でのポジション、自分はこうしたいと思っているのに、なかなか上手くいかないっていう悩みまで。これは3人ともそうなんですけど、自分たちが研究生からチームSに昇格していろんなことを経験できたことを誇りに思っているので、それを今のチームにも後輩にも伝えたいという気持ちがあるんです。でも、それがなかなか上手く伝わらなかったりするんです。

──相談できる仲間がいるっていうのはいいですよね。木﨑さんを見ていると、仲間っていうのがひとつのキーワードな気がするんですが、木﨑さんにとって仲間とはどういう存在ですか?

木﨑 これはSKE48に入ってから気づいたんですけど、学校の友達とは全然違うんです。もちろん学校でも親友と呼べる子もいますし、この子とはお互いおばあちゃんになっても友達でいたいという子もいます。でもそれとSKE48の仲間は全然違うんです。

──どう違いますか?

木﨑 う~ん、言葉にするのは難しいですね。やっぱりアイドルをやっていると、楽しいことだけじゃないし、辛いことや嫌なこともありますよね。それを乗り越えてやってこれたのは仲間がいてくれたからなんです。家族ともまた違うんですけど、私にとっては家族も仲間も友達もいないとやっていけないですね。

──その仲間で競い合うこともありますよね?

木﨑 これは最近になってようやくそう思えるようになってきたんですけど、研究生で入ったときは、まず公演に出演したかったので、ひとつの公演の一枠を誰がより上手くできるか、より早く覚えられるかっていう競争だったんです。研究生公演の立ち位置とかも気にしたし、それでメンバー同士上手くいかないこともあったんです。でも、今は競い合ってきた仲間が報われるというか、仕事が入ったり選抜に入ったりすると本当に素直に嬉しいんです。それって競い合って認め合ってきたからこそだと思うんです。

──仲間というのを意識するようになったのはいつ頃からですか?

木﨑 強く意識するようになったのは、卒業メンバーが出るにつれてですね。特に9人が卒業した4月の日本ガイシホールは大きかったですね。元々3期生って同期愛が本当に強かったんです。でもガイシホールで卒業メンバーを送り出した時、いつかはみんな卒業しちゃうから、こうやってSKE48で活動して、同期でいられるのも限られた時間があるんだなって意識するようになって、それからはもっと仲間を大切にしなきゃなって思うようになりました。

約束の地、ナゴヤドーム。プロ野球開催時は38,414人を収容し、同じ名古屋にある日本ガイシホールに比較して3倍超のキャパを誇る

珠理奈さんともみぃちゃんとも違う私だけのセンター論

──今年5月にチームSの「制服の芽」公演では初めてセンターに立ちました。

木﨑 それまで(松井)珠理奈さんやみぃちゃん(桑原みずき※卒業生)が務めるセンターをずっと見ていて、それがどれだけ大切なポジションなのかを知っていたのですごく緊張しました。それこそ吐きそうになるぐらい(笑)。隣には須田ちゃんとゆっこが、(松井)玲奈さんとくーちゃん(矢神久美※卒業生)のポジションで入っていて、「3期3人が一番前で絶対に良かったって言われるような公演にしよう」って頑張ったんですけど、終わってからは泣きながら反省会でしたね(笑)。

──ファンからの評判は良かったんですけどね。

木﨑 やり切ったという感じはもちろんあったんですが、上手くいかないところもたくさんありましたね。

──どこがダメだったんですか?

木﨑 いろいろありますけど、ひとつは周りが見えなくなったことですね。私、それまでのポジションは後ろの方の列だったんです。だから「誰々はこんなに大きく振りをやっているんだ」とか周りを見ながら踊れていたんです。それがセンターに立つと、前に誰もいないからメンバーが見えなくなってしまったんです。でも、例えばみぃちゃんの場合、後ろで踊っているメンバーが振りを間違えたりすると、ちゃんと分かっているんです。それこそ後ろに目があるんじゃないかっていうぐらい。

──スゴいですね。

木﨑 そこがみぃちゃんのスゴいところだっていうのは分かっていたんですけど、簡単には真似できないですよね。

後篇に続く

木﨑ゆりあ(きざき・ゆりあ)…1996年2月11日生まれ。愛知県出身。3期生。チームS所属。ニックネームは「ゆりあ」。
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タグ: SKE48