コラム

Berryz工房は日本語教材として最高! マーティ・フリードマン★鋼鉄推薦盤

2014年09月18日 07時00分

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西新宿在住のスーパーギタリスト〝マーティ・フリードマン〟が完全ドルヲタ宣言! 三度のメシよりJ-POPが好きという彼が、お気に入りのアイドルソングを鬼レコメンド!! 来春をもって無期限活動停止を発表したBerryz工房、そのトラックの奥行きに迫ります!

#06_Berryz工房『1億3千万総ダイエット王国』


 Berryz工房は、アジアで人気があるらしいじゃん。アジア最大の音楽フェスティバル『アジアソングフェスティバル』で賞を取ったこともあるし、韓国やタイでライブをやったこともある。『アジアン セレブレイション』『ゴールデン チャイナタウン』なんていう曲もあるしね。

 そんな中、僕が注目したのは『1億3千万総ダイエット王国』という曲。歌詞はまったくアジアには関係ないんだけど(笑)、この曲、よく聞いてみると面白い仕掛けがあるんだ。

 曲自体は80年代のユーロビート調にはじまるんだけど、その後のAメロの旋律がベートーヴェンの『エリーゼのために』にちょっと似てるね。

 そして続くBメロの歌詞がすごく簡単な日本語の繰り返しで出来ているんだ。「恋したい」「どいつもこいつも」「年がら年中」とか。これは日本語を勉強したいと思う外国人にはうってつけだと思う。覚えやすいし、歌いやすい。プロデューサーのつんく♂さんがそこまで意識しているかどうかはわからないけど、これは日本語のいいレクチャーになってるね。クールジャパンが好きな外国人にはオイシイ曲だよ。

 そういえば、Berryz工房の最新シングル『愛はいつも君の中に』も衝撃的だった。この曲、まるで映画『スター・ウォーズ』のダース・ベイダーが出てくるときの曲みたいじゃん(笑)。つんく♂さんみたいに昔からやってる人が、あえてこれをシングルカットしてくるのが挑戦的だよね。聴き手を飽きさせない。すごいことだよ、これは。

 そしてこの曲にも日本語のリフレインがある。「愛はいつも君の中で」っていう一節が何度も何度も繰り返される。この日本語のループは本当にクセになるね~。今度、Berryz工房の曲、カラオケで歌ってみようかな(笑)。



(構成・文/尾谷幸憲)
 

Marty Friedman
マーティ・フリードマン
ギタリスト、プロデューサー。全米で1000万枚以上のCDを売ったヘヴィメタルバンド「メガデス」に在籍。2004年から日本の音楽シーンでも活躍。ももいろクローバーZ『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』への全面参加。ニューアルバム『インフェルノ』(ユニバーサル)が発売中。月刊エンタメにて誌面版「マーティ・フリードマンのヘドバン★鋼鉄推薦盤[メタルレコメンド]を連載中!
◆INFERNO JAPAN LIVE 2014
9月24(水)、25日(木)原宿アストロホールにて
19:00開演
(問)東京音協:03-5774-3030
【公式HP】http://www.martyfan.com/
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