ライブレポ

「ベリーズ行くべ!」Berryz工房が盟友たちと作り上げた武道館

2014年09月13日 08時00分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 9月10、11日に東京・日本武道館にてスペシャルコンサート「Thank you ベリキュー!in 日本武道館」が2日間に渡って開催された。

 “℃-uteの日”である10日は℃-uteが、11日はBerryz工房が主役をつとめた。来春の無期限活動休止が発表されてから約1カ月が経ち、ファンも彼女たちの勇姿を見届けようと早い時間から武道館に駆けつけた。平日にも関わらずメンバーカラーのTシャツを着用したファンで満員。ファミリー席は女性客でいっぱい。ももち結びの若い女性も目についた。

 この日は『愛はいつも君の中に』でスタート。ニーハイブーツにミニスカートで登場。なんと夏焼雅はツインテールで降臨という大盤振る舞い。会場のファンも振りコピ派が多いのだが、この楽曲ではサイリウムを振るタイミングがバラバラで会場が揃わない。以前観たときはわからなかったが、しばらくしてファンがそれぞれ推しメンのダンスパートを完全にコピーしているからだとわかり、和んだ。Berryz工房のステージがこんなに楽しいのはファンの精鋭っぷりも要素の一つ。(客席にだって10年選手がゴロゴロいるのだ!)

『ゴールデンチャイナタウン』では夏焼・菅谷を両サイドに従えてセンターに君臨する熊井友理奈が神々しく、その後は『超HAPPY SONG』を℃-ute共に熱唱。合同コンサートをやっていた時代を思い出させ、胸が熱くなる。

 この日のハイライトはBuono!が『ロックの神様』を歌ったこと。数あるシングル楽曲ではなくこの曲を選んだのも、歌詞に「小さなステージでも あたしたちにはブドーカン」というフレーズがあるのだが、それを武道館で聴けたというのはファンとしても込み上げるものがあった。Berryz工房の活動休止後、Buono!も同時に休止になってしまうのか心配ではあるが、そんな悲壮感は一気に吹き飛ばして会場を盛り上げた。

 その後、ゲストで駆けつけたモーニング娘。'14が『Password is 0』『MADAYADE』を披露すると、道重からは「ももちは疲れてる時、完全に40代」とのコメントが入り、会場は爆笑。バラエティで叩き上げられた道重からの、ももちへのキラーパスであり、エールだ。この日のライブを観て、つんく♂もtwitter上にて“嗣永も「えー!」っていう声が客席から上手に出るようにナビ出来てるのがいいね。さすがです。”とコメントを残している。

『スッペシャル ジェネレ~ション』で会場が震えるくらいの大歓声が上がると、そこから立て続けにアッパーチューンを連打。定番曲『一丁目ロック!』は℃-uteのスペシャルコラボバージョンで、会場のファンの大コーラスを発生させながら歌いきった。

 本編終了後、客席からはいつも通り「ベリーズ行くべ!」コールが止まない。来春のツアーによってはこれが最後の武道館になるかもしれないので、ファンも全力で声を一つに彼女達を求めた。ステージに照明がつくと『Be 元気<成せば成るっ!>』でアンコールがスタート。

 曲明けのMCでは熊井が前回の武道館の時に興奮のあまり階段から落ちて怪我をしてしまったことを告白。その後いい話にまとめる大事な部分で噛んでしまい結果的に“くまくまトーク”になってしまったり。夏焼がステージのど真ん中で“みやびーむ”を披露したり……武道館という特別なステージではあるもののいつも通り、マイペースっぷりを炸裂させた。須藤は「(前回の単独公演の際に、武道館に立つのは)最初で最後なんだろうな、とどこかで思ってしまった自分がいた」と当時の心境を振り返りながら、2回目の武道館を噛み締めた。

 MCの後のラストナンバーは『友情 純情 oh 青春』。彼女達らしくカラッとにぎやかに駆け抜けていった。来春までに、もう一度武道館で彼女達の笑顔が観られることを願うばかりだ。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

タグ: Berryz工房