HKT48が9月21日、石川県金沢市・本多の森ホールで全国ツアー「HKT48全国ツアー~全国統一終っとらんけん~」の初日公演を行なった。
今年1月よりスタートした九州7県ツアー、および東名阪福でのアリーナツアーを7月に終えたHKT48。いよいよグループ初の全国ツアーが幕を開けた。
ライブの幕開けとなった童謡『線路は続くよ、どこまでも』 (c)AKS
HKT48の公演では定番となったトロッコも登場 (c)AKS
ライブ冒頭のMCでは、11月26日に発売されるAKB48の38thシングルで渡辺麻友とWセンターを務める宮脇咲良が、「私、すごくテンション上がっているんです。北陸に初上陸しました!!」と興奮気味にあいさつ。
木本花音は、気合が入り過ぎたのか、冒頭でさっそく靴が脱げてしまうハプニングも。また植木南央は、1曲目の『線路は続くよ、どこまでも』について、「みなさんの心に各駅停車したいと思います」と観客に語り掛けるも、指原に「私だったら特急で通りすぎる」とツッコまれ、会場の笑いを誘った。
ライブではさまざまユニット曲やAKB48グループメドレーを披露。さらに、HKT48では初となるダンスパフォーマンスタイムなど目新しい演出も催され、客席のボルテージもヒートアップだ。
グループ初のダンスパフォーマンスタイムでファンを熱狂させた (c)AKS
終盤には9月24日に発売されるHKT48の4thシングル『控えめI love you!』を公演としては初パフォーマンス。
兒玉遥がセンターを務める同曲では、2期生の神志那結衣、研究生で3期生の栗原紗英、SKE48と兼任中の木本花音、そしてドラフト生の山本茉央が初選抜入りを果たしている。
兒玉がセンターを務める『控えめI love you!』を初パフォーマンス (c)AKS
また、HKT48で初めてとなるグループ内ユニット「ブルーベリーパイ」も初お披露目。メンバーは荒巻美咲、駒田京伽、坂口理子、栗原紗英、神志那結衣の5人で、キュートなパティシエ風の衣装でのパフォーマンスに歓声が挙がった。
そして、アンコールでは全員でセカンドシングル『メロンジュース』を熱唱。大盛り上がりの中で全国ツアーの初日を終えた。
グループ内ユニット「ブルーベリーパイ」が初お披露目 (c)AKS
公演後、指原は「石川県からツアー初日をスタートでき、初めての北陸での公演はとっても不安でしたが、みなさんの元気に後押しされてすごく良い公演、良い思い出になりました。ありがとうございました」と感謝。
兒玉遥は、「今回もHKT48は新しいことに挑戦しています。ぜひたくさんの方に見ていただいて、HKT48の良さをもっと幅広く知っていただけるような全国ツアーにしていきたいです」とコメント。
続けて、「新曲『控えめI love you!』でHKT48を知る方も多いと思うので、気になった方はぜひツアーでお邪魔するお近くの会場まで足を運んでいただけたらうれしいです」と呼び掛けた。
宮脇は、「初めて訪れる石川県の方に、今日はたくさんお越しいただいて、すごくうれしかったです。まだHKT48の公演をご覧になったことがない方にも、今回の全国ツアーで会いに行けると思うとすごく楽しみです」と期待感を口にした。
さらに、「これから、このツアーを通してもっともっとHKT48を知っていただき、『HKT48のコンサートは楽しい!』と思っていただけるように、これから頑張っていきたいと思います」とさらなる飛躍を誓った。
終盤で披露した『恋のお縄』 (c)AKS
なお会場のロビーでは、これまでのライブで使われた衣装やライブ写真が展示されたほか、全メンバーの等身大の「のぼり」もお目見え。さらに映像の上映やスタッフによる館内ラジオが放送されるなど、開演前からさまざまな催しが行なわれる、全国ツアーに掛ける並々ならぬ意気込みを感じさせた。
ロビーにはこれまで使われた衣装などが展示された (c)AKS